長い事、残工事の始末がついていなかった。いわゆるダメ工事というもの。
今週は、仕事の一段落もあり、ようやく重い腰をあげることにしたわけ・・
既にサイディングは発注してあったので、昨日はこれの塗装。
2008年に張った板も、5年経つとかなり風化してきている。
所詮、木製の板だから風化は当たり前で、これを防ぐには防腐、および対候性の高い塗料で塗装するのが望ましい。
そこで選んだのが、自然塗料とうたわれている
プラネットカラーなんだが・・5年経過してみると、果たしてどうだろう?・・という疑問も少し起きる。
あぁ、誤解されては困るのだが、メーカーをバッシングするつもりはないので、間違えないよう願いたい。
この塗料は、顔料(岩石の粉)を塗布して、紫外線などを遮り、木材の老化を防ぐ・・趣旨のもの。
ところが、不透明絵具のような使い方より、透明水彩絵の具、つまり木目を表すように塗るのが良いと、暗黙に提示しているし、日本の営業マンも、そう言っていた。
私も、木目を生かすのが、木製サイディングの醍醐味と思って、そのように塗布(というより拭き取り)したのだが、結果としてこれは良くない。
やはり塗料は塗膜の厚みで、下地を保護する役目を担うべきではなかったろうか。
とまあ、理屈ぽい話になったが、5年間風雨にさらされた板は
このように、浮造(うづくり)のようになって、外壁近くに植えた草花の葉っぱが風に揺れるだけで、塗料が剥げ落ちる結果となってしまった。
サイディングの残りを工事するために、事前に板の塗装を済ませ、残りの塗料で、狭い面積部分を再塗装してみたのが、これ
杉板の白身は、かなり劣化が激しく、塗料をかなり吸いきってしまう感じの処もある。
遠目に見ても、劣化した板は、灰褐色の風だが、再塗装面は、しっかりライトグレーになっている。
この再塗装が、あと何年持つかは分からないが、欧米のお家は、家人がしっかり塗装しながら保守管理している。
私も、そのスタイルで暮らすことになると思うが、それはそれで、楽しい・・・事と思う事にする。
さて、どれだけ残工事があったかと言うと、
軒裏付近が未済工事だった。(材料が無かっただけなんだが)
これを、今日一日で
そこそこクリアー!
ただし、角部のカバー板が未済。
(それにしても、破風板のカビがすごいね。この部分の塗料も調達済み)
明日からは、また寒くなると言うから、足らずの材料が整えば、また再開しようと思う。
雨とか、風とか、仕事が忙しいとか。。なかなか思うようにはできないが、何とか、今年のうちに、外壁全面再塗装を済ませたい。
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