水曜日に後肢が急に麻痺してしまい病院にいらしたダックスフントがいました。CT撮影をしたりして椎間板ヘルニアを確認してその日のうちに手術を行いました。しかし脊髄の変色が認められ、脊髄軟化症というまずい状況が疑われました。あらかじめそういうことも稀にありますよ、と飼い主さんにはお話してはありました。しかしそれは命に関わる事態を示していました。今回手を尽くしたのですが、助けてあげることができませんでした。病態が重いのであって誰も悪くないのですが、手を尽くしても救えない命があるのも現実です。飼い主さんも獣医師サイドもつらい経験をしてしまいました。合掌