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不妊手術の重要性

2008-11-12 00:15:37 | Weblog
不妊手術・避妊手術をしていなかったため、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍で来院する犬や猫が後を絶ちません…。初回発情前に早期不妊手術を行っておけば、相当に高い確率で回避できるのです。しかし現実には、正しい知識を持たない・持てなかった飼い主さんの犬猫はその代償を支払うことになってしまいます。また感覚の古い・あるいはサイエンスを無視した獣医師がいるせいか、不妊手術を受けに動物病院に行ったらしなくてよいと言われた…、そんな話も聞くことがあります。様々な価値観があることは認めますが、勘や感覚で医療をしたり受けたりしてはいけないと私は考えます。動物たちは自分の意見が言えないので、ご家族の方々は真剣に不妊手術に関して考えていただきたい、と思います。