15日の安倍総理記者会見。「イラク戦争に参加するようなことはしない」というが、『集団安全保障』ではやらないだけで、米国が攻撃されれば『集団的自衛権』としてできる。官僚のレトリックでまた国民を騙すのか。“汚染水コントロール”発言に並ぶ世紀の「大嘘」会見?
個別事例の議論で騙されてはいけない。自国が攻撃されていないのに米国に頼まれれば海外に出かけ、日本を敵視していない国と戦う。民間人も殺すことになり日本人も死ぬ。そんなことは認めないというのがこれまでの憲法解釈。これと正反対に「安倍さんが認める」という。安倍さんは憲法の上に立つ?
「それにしても、集団的自衛権とはミスリーディングな名称である。要は、自衛権というより他国防衛権つまり『他衛権』がその本質であって、自国が攻撃されていないのに戦闘を始めうるというこの権利は、本来、実に恐ろしい代物のはずである」南野森さん,九州大准教授(憲法学)
集団的自衛権行使が可能になれば「日本は、世界中で非常に積極的な役割を果たすと思う」と米国ジョン・マケイン上院議員。そして米国は防衛予算を削減することが出来る。積極的な役割とは米国の同盟軍として自衛隊が世界中で武力行使に参加すること。 pic.twitter.com/9JIeHcIJls
安倍首相の問題なのは法律を守らないこと。NHKのことにしても、いつも裏口入学みたいなことばかりやっている。正々堂々とやったら通らないことを裏からやるような人物が首相でいいのか!⇒「安倍首相の政治手法は非常識」日本ペンクラブ声明 t.asahi.com/eqhk
「あなた(米国)のためなら人殺しでもやらせるわ。その代わり、わたしたち日本の1%の利権を守って」。これが集団的自衛権である。しかし米国には日本を守る気などなく、もう10年以上も前から、米国は日本から奪えるだけ奪って捨てる気だ、と指摘されてきた。TPP参加はそれが現実化したものだ。
ベトナム戦争は米軍がトンキン湾で米駆逐艦が北ベトナム軍から魚雷攻撃を受けたと言う理由から開始された。もし同じ様な状況が発生したら日本は米軍を武力支援することになる。しかし後程トンキン湾事件は米軍の自作自演だったことが明らかになつた。こんな国を支援すれば日本は世界中から恨まれる。