前回までのあらすじ
日本からドーハまで10時間、ドーハ空港で乗り換え待ち5時間半、ドーハからモロッコまで8時間。ほぼ丸一日費やしてアフリカ・モロッコにたどり着いた我々。身体がバッキバキで降り立つ我々を待っていたのは…
9月17日 現地時間16:00 カサブランカ空港
カサブランカは晴れ。
なんか久しぶりに青空を見ました(出発日、日本では台風だったので何日ぶりかの青空)。
カサブランカの空港は空港としてはまぁ小さいですね。鹿児島空港レベルです(何。
入国審査も爽やかに済まし、薄暗い空港通路を抜け、両替もし、トイレもいき、バゲッジを受け取る。トイレは意外にも洋式でした。僕はアジア式のものを予想していたんですが、洋式トイレで紙もしっかり備わってました。
んで、なぜか最後に再度X線検査で荷物を通し、自動ドアを抜ける。ガイドのハサン(敬称略)を探す。
お、いた!
明らかに観光客へのサービス衣装じゃないか、と思う衣装で登場。登場というか出口の少し奥の方の柱に寄りかかって待ってましたが…。
さてそこからハサンの車(旅行中の移動手段)に乗り込み、一路マラケシュに向かいます。250km弱あります…3時間くらいはかかります…。身体がバッキバキのなか3時間もお互いに距離感をつかめないままガイドとドライブ。まさに未知との遭遇(笑。
空港を出て間もなくハサンが「ガソリンスタンドによるぞ!」といってガソリンスタンドへ寄りました。なんでも「モロッコにもガソリンスタンドがたくさんあるけどシェル石油が一番いいんだ!他のは水を混ぜてやがる!」と言ってました…水。
たしかに、僕は車を持っていないから気にしたことありませんが、アメリカで車に給油した時一緒にいた友人(バイク乗り)が「アメリカのガソリンの純度が終わってる…」と言っていたのを思い出しました。事実それなんだと思うんですが、どこの街行ってもシェル石油のガソリンスタンドだけが激混み。たまに田舎のところ行くと「売り切れ」とかいう状況にはびっくりしました。ガソリンスタンドが売り切れ…すげぇぞ、モロッコ!
それと僕は今でも忘れないです。
ここで寄ったシェル石油がマラケシュ方面(右側走行)になくて、反対車線側にしかなかったのでそっち側にまわってガソリン入れたんですね。そしたらハサンが「よ~し、このまま空港にいくか!」って冗談を言ったんですが、同乗しているMさんがここでいつも通り話を聞かずに「イエス」とかいうから冗談が成立しなかったという…思い出は永遠に消えません。ある意味これでつかみはオッケーだったMさん。怪我の功名。
現地時間19:30 マラケシュ
すっかりお疲れモードな我々ではあったものの、いつになればマラケシュに着くのかと思ってたら案外早くマラケシュに着いたわけです…実際予定通りですが。
とりあえず飯にするかと言われたのだけども「ホテルにいくべし」と伝えて、とりあえずホテルへ向かうことに。
宿泊先は「Riad Bahia Salam」。
リアドっていう宿泊施設というか業態のホテルなんですけど、ほとんどが個人経営のホテルで、簡単に言えば古民家利用した宿なんですね。モロッコ旅行の醍醐味はひとつこのリアドに泊まることにあるそうです。もともとが邸宅として使われていたものを再利用しているので内装は豪華です。タイルのモザイク細工とかたしかにすごいですよ。ただホテル的なサービスはピンキリかと思われます。
さて、我々が宿泊したリアド。なかなか快適でありました。あとで紹介しますが、観光名所の近くで立地を考えても便利です。
ただまぁ毎度毎度、海外旅行ではおなじみのツインで予約してダブルになるという仕打ちをくらうわけですけど(ダブルはセパレートもできないものでした)。スイスでも一発くらったし、インドでも一発くらったし、トルコでもくらった過去があります(アメリカの場合はよく確認せず予約したので1発にカウントできるかは謎)。
そしてウェルカムドリンクとして提供されたモロッコティー。ミント茶です。
僕、ミントが好きではない(家に雑草として生えてるので敵視しているだけ)のでダメかなぁと思ったんですが、これがいけます。モロッコ人は砂糖をガンガン入れますが、砂糖なしでも僕はいいと思うんですけど…まぁ砂糖が入れるのが普通らしいです。
そして夜ご飯を食べに出かけます。
リアドから歩いて5分。いまだに店名もわからない場末のレストラン。
ここで僕はクスクスを注文します。これがクスクス。
おいしそうでしょ?きっとおいしいからモロッコ伝統料理なんだと思うんですけど、僕はお見舞いされました(何。
野菜の下に小麦粉を細かく丸めたものがあるんですけど、これがまたオカラを山盛りにされたみたいに襲ってくるんです…『こ、これはあかん』と必死になって食べてみたんですが半分でやられました。ギブアップ。
飯を食べていると、半端じゃない雨が降ってきました。
「モロッコはこんなに雨が降るのか?」と訊いたら「季節の変わり目はこんぐらい毎年降るんだよね」とのこと。
尋常じゃないくらいふってました。僕のクスクスがグシュグシュになるくらい降ってました(何。
デザートのメロンをぱくっと食べて夜ご飯は終了。向こうの夏のデザートはメロンらしいです。
それからモロッコの飲み物事情を言っておくと、正直選択肢ないです。
モロッコティーかコーラ、スプライト、ファンタ、オレンジ―ナ、水くらいしかないです、レストランは。コーヒーもないですね、街中のレストランだと。炭酸苦手な人はきっとずっと水を飲み続けるのではないかと思います…。
そんでリアドまで雨に降られながらかえって1日目は終了するのでした。
<モロッコ旅行はHikali Safariで>
日本からドーハまで10時間、ドーハ空港で乗り換え待ち5時間半、ドーハからモロッコまで8時間。ほぼ丸一日費やしてアフリカ・モロッコにたどり着いた我々。身体がバッキバキで降り立つ我々を待っていたのは…
9月17日 現地時間16:00 カサブランカ空港
カサブランカは晴れ。
なんか久しぶりに青空を見ました(出発日、日本では台風だったので何日ぶりかの青空)。
カサブランカの空港は空港としてはまぁ小さいですね。鹿児島空港レベルです(何。
入国審査も爽やかに済まし、薄暗い空港通路を抜け、両替もし、トイレもいき、バゲッジを受け取る。トイレは意外にも洋式でした。僕はアジア式のものを予想していたんですが、洋式トイレで紙もしっかり備わってました。
んで、なぜか最後に再度X線検査で荷物を通し、自動ドアを抜ける。ガイドのハサン(敬称略)を探す。
お、いた!
明らかに観光客へのサービス衣装じゃないか、と思う衣装で登場。登場というか出口の少し奥の方の柱に寄りかかって待ってましたが…。
さてそこからハサンの車(旅行中の移動手段)に乗り込み、一路マラケシュに向かいます。250km弱あります…3時間くらいはかかります…。身体がバッキバキのなか3時間もお互いに距離感をつかめないままガイドとドライブ。まさに未知との遭遇(笑。
空港を出て間もなくハサンが「ガソリンスタンドによるぞ!」といってガソリンスタンドへ寄りました。なんでも「モロッコにもガソリンスタンドがたくさんあるけどシェル石油が一番いいんだ!他のは水を混ぜてやがる!」と言ってました…水。
たしかに、僕は車を持っていないから気にしたことありませんが、アメリカで車に給油した時一緒にいた友人(バイク乗り)が「アメリカのガソリンの純度が終わってる…」と言っていたのを思い出しました。事実それなんだと思うんですが、どこの街行ってもシェル石油のガソリンスタンドだけが激混み。たまに田舎のところ行くと「売り切れ」とかいう状況にはびっくりしました。ガソリンスタンドが売り切れ…すげぇぞ、モロッコ!
それと僕は今でも忘れないです。
ここで寄ったシェル石油がマラケシュ方面(右側走行)になくて、反対車線側にしかなかったのでそっち側にまわってガソリン入れたんですね。そしたらハサンが「よ~し、このまま空港にいくか!」って冗談を言ったんですが、同乗しているMさんがここでいつも通り話を聞かずに「イエス」とかいうから冗談が成立しなかったという…思い出は永遠に消えません。ある意味これでつかみはオッケーだったMさん。怪我の功名。
現地時間19:30 マラケシュ
すっかりお疲れモードな我々ではあったものの、いつになればマラケシュに着くのかと思ってたら案外早くマラケシュに着いたわけです…実際予定通りですが。
とりあえず飯にするかと言われたのだけども「ホテルにいくべし」と伝えて、とりあえずホテルへ向かうことに。
宿泊先は「Riad Bahia Salam」。
リアドっていう宿泊施設というか業態のホテルなんですけど、ほとんどが個人経営のホテルで、簡単に言えば古民家利用した宿なんですね。モロッコ旅行の醍醐味はひとつこのリアドに泊まることにあるそうです。もともとが邸宅として使われていたものを再利用しているので内装は豪華です。タイルのモザイク細工とかたしかにすごいですよ。ただホテル的なサービスはピンキリかと思われます。
さて、我々が宿泊したリアド。なかなか快適でありました。あとで紹介しますが、観光名所の近くで立地を考えても便利です。
ただまぁ毎度毎度、海外旅行ではおなじみのツインで予約してダブルになるという仕打ちをくらうわけですけど(ダブルはセパレートもできないものでした)。スイスでも一発くらったし、インドでも一発くらったし、トルコでもくらった過去があります(アメリカの場合はよく確認せず予約したので1発にカウントできるかは謎)。
そしてウェルカムドリンクとして提供されたモロッコティー。ミント茶です。
僕、ミントが好きではない(家に雑草として生えてるので敵視しているだけ)のでダメかなぁと思ったんですが、これがいけます。モロッコ人は砂糖をガンガン入れますが、砂糖なしでも僕はいいと思うんですけど…まぁ砂糖が入れるのが普通らしいです。
そして夜ご飯を食べに出かけます。
リアドから歩いて5分。いまだに店名もわからない場末のレストラン。
ここで僕はクスクスを注文します。これがクスクス。
おいしそうでしょ?きっとおいしいからモロッコ伝統料理なんだと思うんですけど、僕はお見舞いされました(何。
野菜の下に小麦粉を細かく丸めたものがあるんですけど、これがまたオカラを山盛りにされたみたいに襲ってくるんです…『こ、これはあかん』と必死になって食べてみたんですが半分でやられました。ギブアップ。
飯を食べていると、半端じゃない雨が降ってきました。
「モロッコはこんなに雨が降るのか?」と訊いたら「季節の変わり目はこんぐらい毎年降るんだよね」とのこと。
尋常じゃないくらいふってました。僕のクスクスがグシュグシュになるくらい降ってました(何。
デザートのメロンをぱくっと食べて夜ご飯は終了。向こうの夏のデザートはメロンらしいです。
それからモロッコの飲み物事情を言っておくと、正直選択肢ないです。
モロッコティーかコーラ、スプライト、ファンタ、オレンジ―ナ、水くらいしかないです、レストランは。コーヒーもないですね、街中のレストランだと。炭酸苦手な人はきっとずっと水を飲み続けるのではないかと思います…。
そんでリアドまで雨に降られながらかえって1日目は終了するのでした。
<モロッコ旅行はHikali Safariで>