ベイエリア独身日本式サラリーマン生活

駐在で米国ベイエリアへやってきた独身日本式サラリーマンによる独身日本式サラリーマンのための日々の記録

神戸屋 KOBEYA

2016-12-04 10:20:12 | 食事
 神戸屋は、サンマテオ市にある日本料理レストランだ。あの25番ストリートにある。当ブログの情報を鵜呑みにし、25番ストリートに毎週のように出かけている日本式独身サラリーマン諸氏は、もうこのお店の存在に気が付いていることだろう。また、筆者の飽くなき探求心に感化され、既にこの店の門を叩いた者もいるかもしれない。でももしかしたら、「あれ、パン屋さんかな?」と思わせるそのネーミングから、素通りしてしまっているかも知れない。よって、ここで一応紹介しておこう。


このお店の特長は以下のとおりだ。参考にしてもらいたい。


①外観
神戸屋は、25番通りのほぼ真ん中の鶯色の建物に入っており、その建物には神戸屋の他にも美容院や小さな本屋が入っている。オレンジ色の看板に白抜きで“KOBEYA”と書かれているので、すぐに気が付くし、ガラス張りになっているため店内を外からよく見ることができる。


②内部の雰囲気、メニュー
食堂というよりは“軽食屋”という雰囲気が強く、内装もファーストフード店のような簡素なつくりになっている。ホールのテーブルは5、6脚程度でこぢんまりしているが、天井が高く、開放的な雰囲気がある。BENTO BOX的な鮭や鯖の塩焼き定食関係、カレー類、ロール系の刺身不使用のお寿司類が中心のメニューで、みそ汁が先行してサービスされる、いわゆるアメリカ系ジャパニーズ軽食屋だ。客層も日系の人をあまり見かけない。

③カレー
このお店はカレーが特に人気なようだ。ほとんどの客がカレーを食べている。何でも“10種類以上の野菜や果物をベースにした特別なルー”を使用しているそうで、こだわりを感じさせる。確かに他所で食べる”安心のカレー”の味とは大きく異なっていた。諸氏にも味わってみてもらいたい。きちんと福神漬けも添えられているので心配は要らない。残念ながら、辛さの調整はできないようだ。


④餃子カレー
カレーには、唐揚げやトンカツといった各種トッピングを乗せて楽しむことができるが、ここでは“餃子カレー”も楽しめる。以前、レッドウッド・シティの“ヒグマ”というお店でも、“餃子カレー”を見つけて驚いたことがあったのだが、カリフォルニア州ではもう既に一般的なカレーなのかも知れない。日本では浸透していない道産子たちのソウル・フードである餃子カレーが、ここでこのように愛されていることを札幌市民は知っているのだろうか。


 早いもので2016年も残すところ1か月となった。筆者は、今年起きた1万立米以上の地面が陥没して死傷者が一人もいなかった事故と、ビル建築現場からたった1本の足場のパイプが落っこちて老父の身体を貫通した死亡事故を頭の中で想像して混乱した。
今日も25番通りへ行こう、そして生きている奇跡を感じよう。

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