まるみのあっちこっち巡り

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4つのフェリーでつなぐ旅 太宰府天満宮

2024-01-30 18:45:26 | お出かけ 九州・沖縄



太宰府天満宮は、学問の神様である菅原道真公を
祀る天神信仰の聖地、天満宮の総本宮です。

9世紀、道真公は学者・政治家として
活躍されるも策略により
太宰府に左遷され生涯を閉じています。

その後無実が証明され、神様の御位が贈られ、
文道・至誠の神として信仰が広がりました。







みやげもの屋などが軒を連ねる
門前通りを抜けると境内に。
心字池にかかる朱塗りの太鼓橋の正面に
回廊を構えた重厚な御本殿があります。







風鈴が下げられていますが、
そよ風さえも吹いていませんでした。







手水舎側にあるブロンズ製の麒麟像と鷽像は、
1852年に、博多の商人たちによって制作、
奉納されたもので県の文化財に指定されています。
天神さまとご縁ある動物像なのだとか。







御本殿前の豪華な門の楼門は、
大正時代に再建されたものですが、
御本殿側の屋根は1層、
太鼓橋側は2層になった珍しい形状です。







大小100本あまりの荘厳な樟によって、
天神の杜が形づくられています。
なかでも大樟は樹齢1,500年を越え、
国指定天然記念物に指定されています。







勇壮な五間社流造りの御本殿は、
16世紀末に再建された豪奢な桃山建築。
道真公の御墓所の上に建っています。







心字池のお清めの橋となる太鼓橋。
心字池には太鼓橋・平橋・太鼓橋という
3つの橋が連なって架かっています。

過去・現在・未来という仏教思想に基づく
三世一念を表しています。







境内には道真公が愛した梅の木が植えられ、
約6000本の梅の木があり、2月~3月は
境内が梅の香りに包まれるのです。







翌日は七夕でしたが、参道を七夕飾りが彩ります。
学問や日本の文化芸術の発展と、
お願いごとやご縁が結ばれることを
祈願するおまつりを行っているそうです。







夏に訪れたのは初めてですが、
門前通りを歩くのは暑く、
冷房の効いたバスに早く戻りたくなります。

この日の気温35度、梅雨明けせず、
まだ暑さになれないカラダにはキツイ!







西鉄大宰府駅が見えてきました。
構内に観光案内所があるようです。
九州国立博物館も近くにあり、
併せて訪問すると良いでしょう。

福岡県太宰府市宰府4-7-1

2023.7.6


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