まるみのあっちこっち巡り

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四ツ谷駅付近の小さな美術館、博物館を訪ねて②新宿区立新宿歴史博物館

2018-10-18 00:28:11 | ミュージアム


旧石器時代から現代まで、新宿の風土に根ざした人々の
暮らしを模型などを用いてわかりやすく展示している博物館。
企画展をしていた時に伺ったことがありますが、
この日は常設展のみでした。

マップの提示で観覧料が半額の150円です。







「江戸の暮らしと新宿」のコーナーでは、
宿場町・内藤新宿・江戸市中の武家屋敷や町家、
近郊農村と様々な特徴を持つ新宿の各地域の
歴史や生活文化が紹介されています。

写真は内藤新宿の模型です。







新宿に店蔵なんて今では考えられませんね。







一番興味深かったのは、昭和初期、
急速に発展した新宿駅周辺の風俗や娯楽と
そこに集まる人々の日常生活を
時代背景も含め展示されています。

山の手のインテリ層を対象に
目覚ましい発展ぶりを見せていた新宿に旗揚げした
パリと劇場名は同じの「ムーラン・ルージュ」は、
一日三回、芝居とレビューを上演し、大人気だったとか。

昭和初期のうまいもの食べある記、
「高野果実店」「中村屋」「船橋屋」など
今なお新宿で営業しているお店があり、
改めて食事に行きたくなりました。

写真は、東京市電5000形です。







戦中から戦後・平成 新宿のうつりかわり
太平洋戦争下、空襲によってガレキと化した新宿が、
戦後の復興を経て、新都心になるまでに発展した変遷を
地図や写真で知ることができました。

写真は、文化住宅です。
住宅本体は和風住宅ですが、玄関脇に
洋風デザインの応接間が造られています。







武蔵野の一原野から今日の新しい都心へ、
新宿にもその風土に根ざした
人間の営みが刻み込まれているのです。
縄文時代の人骨が発見されたビデオが流れていました。







サンクスガーデンには、コヒガンザクラや
カエデなど色々な植物が楽しめます。
春にも来てみたくなりました。







10月20日からは「特別展 新宿御苑 皇室庭園の時代」
「ぎょえん」の知られざる数々の歴史を紹介されるそうです。
これは再訪決定です

東京都新宿区四谷三栄町12-16

2018.9.24

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