「ロミオとジュリエット」の現代版をミュージカルでと
構想のもと8年半かけて作られた不朽の名作の
「ウエスト・サイド・ストーリー」を
回転する劇場専用に制作された世界初演。
1950年代のニューヨーク、世界中から多くの移民が
夢と富を求めて集まってきた時代が舞台。
人種問題や移民問題などが絡み、
現代でもどこかで起きそうな若者たちの対立。
ダンスパーティーでヨーロッパ系移民のトニーと、
プエルトリコ移民のマリアは、激しい恋に落ち・・・。
回転する劇場の円の中心に程近い席でしたが、
死角があって見えないところがあり残念。
同じ思いをする人が多いのかカラダを傾ける人も。
ブロードウェイミュージカルなので英語、
スペイン語もチラホラ、字幕は右、左、時に上。
客席が回転もするので、気分が悪くなる人が出るのも納得。
名作と言われるミュージカルですが、
映画も舞台も初めての鑑賞が、回転する劇場。
この劇場を上手く使った演出であると思いますが、
比較ができないのが残念なところです。
歌い出すタイミングの絶妙さや歌詞も、
物語そのものを引き立て、心に残る音楽であることが
今でも愛されるミュージカルなのだと感心しました。
トゥナーイ トゥナーイ
マリア役の女優さんがイメージにピッタリで
【原案】ジェローム・ロビンス
【脚本】アーサー・ローレンツ
【音楽】レナード・バーンスタイン
【作詞】スティーブン・ソンドハイム
【初演時演出&振付】ジェローム・ロビンス
【演出】デイヴィッド・セイント
IHIステージアラウンド東京
2019.8.29
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