まるみのあっちこっち巡り

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創業500年 四万たむらの雛人形展示と湯めぐりへ

2020-08-05 12:09:19 | お出かけ 関東



500年の伝統に磨かれた入母屋造りの玄関は、
「四万たむら」の象徴となっています。
ここから湯めぐりの始まりとなり、
1階ロビーで「湯めぐりパスポート」に押印。







「四万たむら」に宿泊した時もこちらでチェックイン。
歴史を感じる玄関ですが、中は近代的です。

湯治場としての四万温泉の歴史も古く、
室町時代末期にはすでに湯治場が存在し、
江戸時代に入ると湯治客が多く集まるようになり、
江戸からの来遊も多かった旨が古文書に記されているとか。







創業500年の「四万たむら」では、代々伝わる雛人形・雛細工を
2月上旬から4月上旬の間に展示しています。
年代・大きさなどは様々ですが、江戸時代の享保雛など
非常に貴重な人形が並ぶので必見です。

能面を被った高砂人形、胸がはだけた山姥と金太郎親子の
人形など珍しいものもあり、老舗の風格を感じられる展示です。







入母屋の玄関を入った先のロビーがこちらです。
ここから3つに分かれた建物に客室があり、
木涌館、金涌館のエレベーターを利用して浴場へ行きます。







露天風呂「森のこだま」がまるみのお気に入りです。
森の中につくられた露天風呂で、川のせせらぎの音など
自然の奏でるハーモニーにリラックス。

昔の風情そのままに再現した檜風呂の「御夢想の湯」も
幻想的な感じさえして「四万たむら」に
戻ってきたと思える湯なのです。







雪もちらついた四万の温泉街を歩き、宿に戻りました。

群馬県吾妻郡中之条町大字四万

2020.2.9

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