まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

第10回 尾道灯りまつり

2014-01-22 00:19:12 | 日本の祭り・イベント


1169年に開港した尾道は、穏やかな港とともに発展し、
東西に延びる尾道三山には、
その発展により財をなした豪商により、
最盛期には81もの寺が造営されたのです。





海岸沿いには常夜灯(燈明)があり、
その燈明はそれぞれの寺へと続き、風の影響を受ける
帆船(北前船)は、尾道三山の灯りを
目指して入港してきました。





「尾道灯りまつり」は、その尾道の繁栄の礎を
現代に再現、ほのかに灯るぼんぼりを通して
尾道のぬくもりを体感しようとするものだそうです。





「尾道灯りまつり」の日は、千光寺山ロープウェイも
特別に午後9時45分まで運行しました。
(通常は午後5時15分)





それにしても尾道水道の夕景の素晴らしさ、
数々の映画やドラマのロケ地となるのは頷けます。





2010年の朝ドラ「てっぱん」毎日楽しみにしていました。
主人公の名前はあかり、
尾道のこの灯りからきた名前でしたね。





瀬戸内しまなみ海道の新尾道大橋と尾道大橋です。





月の明かりも綺麗でした。





千光寺公園の展望台から見ると
まるで船からの眺望のような錯覚を覚えます。





こちらが展望台です。





ほのかな灯りが美しさを際立たせます。





尾道3万個の灯りに誘われるように歩きます。





美しい山々に囲まれて、良い運気に囲まれた土地
「龍の国」として、癒しを与える町として
信奉を集めている尾道。





かつての先人達が山頂から見たであろう
「常夜灯」の灯りを「ぼんぼり」で再現するとともに、
連なる灯りの風景を幸運の印である龍に見立て、
「龍の国・尾道」がこのまつりのテーマになっています。





アーケード街の一角にもぼんぼり。





市民の皆さんの想いが詰まった「尾道灯りまつり」
1年に1日限りのこのまつりを見ることができ、
本当に素晴らしい夜を過ごすことができたのです。

広島県尾道市

2013.10.12
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