じゃ、僕の話をします。

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「とり久」

2013-06-29 | 居酒屋・和食
新札幌のガード下にある、焼き鳥メインの居酒屋。

久しぶりに来ました。半年ぶりくらいでしょうか。

とあるススキノの居酒屋に通いすぎてた感はありますが(笑)、実際、このお店にふらりと立ち寄ろうとしても満席で入れないことがほとんど。

今回も開店と同時に入りましたが、予約以外の席はあっという間に埋まりました。さすがの人気。

一枚目の写真はお通し。とうもろこしの冷たい茶碗蒸しです。濃厚な甘さと風味。何とも涼しげで、こんな手の込んだお通しが出るとそれだけで嬉しいですね。

このお店には通常の焼き鳥などのメニューの他に、日替わりのメニューがあって、まずはそこから選びました。

本マグロの刺身。

たまらず日本酒を注文してしまいました。焼き鳥メインながら、旬の刺身も素敵なお店なのです。

枝豆も枝つきで出てきます。

絶妙な茹で加減で、シャキッとした歯応え。

紫アスパラの炭焼き。

焼く前は見事な紫色だったんですが、焼き上がると濃い緑色に。丸ごと炭火焼きにするから、美味しさが凝縮されてる感じです。

蟹とレタスのサラダ。

たっぷりの蟹の身は、盛り付ける直前に丁寧に殻から外されたもの。ジュワッと蟹の旨味が溢れます。

黒豆チーズ。

ご主人手作りの逸品。溶かしたチーズに、炊いた黒豆を混ぜて冷やし固めたものです。

ちなみにおせちの黒豆とは違って、甘く炊いたものではありません。黒豆の素朴な味わいがチーズに合います。お酒のすすむ、嬉しい一皿。

そして看板メニュー。

若鶏の半身の炭火焼き。

パリッとした皮に、噛み締めると肉汁がこれでもかと溢れてきます。そこへ冷たいビールを流し込む快感。たまらない瞬間です。

締めは…

冷たいすだち蕎麦。すだちの酸味と爽やかな風味。出汁のきいた蕎麦つゆは、絶妙な塩梅。冷たい蕎麦の喉越し。最後にさっぱりとさせてくれます。締めには最高です。

どのお料理も、旬の食材を活かしつつ丁寧に作られたものばかり。ご主人の誠実さが皿から滲み出ています。

そして奥様のテキパキした明るい接客。

このお店が連日込み合うのは料理の味はもちろんですが、お店の皆さんのお人柄にも引き寄せられてしまうんでしょうね。
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