じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」〜2017・初春〜

2017-01-14 | 居酒屋・和食
年明け、再びネットを騒がしていた「水曜どうでしょう」新作騒動。

今回、再びこの「新作騒動」に翻弄された方が。

ご存知「聡咲」のマスターですね。
(^_^;)

…また、全国から問い合わせのメールが殺到した模様。

でも、マスターは全く「水曜どうでしょう」はご存知ない…と、言うか興味がない(笑)。

つまりは。

「新作はどうなってるんですか?!」と問われても、答えようがない、と言う事でして…

その切ない思いの丈は、お店のブログにも載ってましたのでご覧いただければ。
(^_^;)



さて。

今年も恒例の元日からの三が日営業。

行って参りました。

むしろ、一年で一番緩い感じで面白いのは、この元日からの三日間の営業だと、僕は思います。

鮪。大きい方と中くらいの。

毎年、とある寿司チェーン店の社長さんが世間を騒がす、あの高額マグロ…と同じ海域のご出身。

確かに、中々口にはできないようなハイスペックな鮪でした。もちろん日本酒と共に。

続いて牛。こちらも由緒正しいお家柄。


そして、この日の締めは…

豚生姜焼きご飯。タレがまず絶妙な味わい。刻みネギの風味も食欲を掻き立てます。

これは、豚よりもタレの染み込んだご飯がむしろメインですね。

鮪は山かけでも。

いい鮪であえて、の贅沢。

ここで少し胃に優しいものを…と言うわけで。

トマトと卵の中華炒め。色々と具材もたっぷり。

本ズワイガニオリーブ油バタールウトースト。

旨味でヒタヒタになった蟹の身と、カリッと焼かれたバゲットのバター。これが一気にジュワッと来ます。真ん中のポテトサラダも渋い。

そして、七草の辺りでは、さらに優しいメニューを体が欲しまして。

「豚肉をあっさり食べたいのですが」とのオーダーには、白湯スープで野菜と共に炊き上げた豚ロース肉が。

「七草粥的なものを」とのお願いには…

ネギの風味も鮮烈で、まさに胃腸が喜ぶ雑炊が。

このいつものフレキシブルさ。ありがたい限り。

最近は帆立も中々良いものが獲れないとの話だったんですが…

歯応えと甘みにグッと来ます。ホタテの「耳」もついてますが、これがまたコリコリとして素敵。塩で揉んで滑りを取ってるので、シャキッとしてます。

この帆立。もはや伝説となった「聡咲のマスター生前葬パーティー」で、向かいの席に座らせていただいた、札幌中央卸売市場の重鎮と言える方から仕入れたとのこと。

さすがの味わいでありました。

鏡開きの時期のお楽しみ。

ナルさん特製のあられ。揚げたてなので、外はカリッとしていて噛むとモチっと来る。そして絶妙な塩加減も相まって、噛みしめるたびにお米の旨さと甘みが。

さらには。

磯辺巻きも。醤油の風味と海苔の香りにウットリ。

そして。

マスターのブログに「キーマカレーを作ります」との告知があったのですが…

これがソレです。まんまと策略にハマりました(笑)。中には半熟卵も埋まってます。

野菜の甘みが半端ない。手間がかかってることが舌を通じて伝わる味です。

このお料理。

たまに繰り出される、「マスター逆ギレメニュー」です(笑)。

本当にあまりにも手間がかかるんで、目の前に出されるときに「こんなん、二度と作りませんよ。ええ。」みたいな感じで、軽く逆ギレしながらマスターが出す、と言うメニューが時々出現するんです(笑)。

このキーマカレーがまさしくソレ。
(^_^;)

この「逆ギレメニュー」に出会えたなら、かなりラッキーなのではないかと。

…注文して怒られると言う、他店にはないインパクトと共に味わっていただきたいですね(笑)。


コメント
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