じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

稚内の「ボリューム亭」でポークソテーにカツカレー。

2016-10-30 | 洋食
稚内。日本の最北端。

元々、子供の頃に住んでた街だったりします。

古くからの港町な訳ですが、港町は実は海鮮より洋食が旨い(個人の感想です)。

函館の「五島軒」しかり、小樽にもハヤシライスなどの洋食の美味しいお店が多数。釧路は「スパカツ」、根室は「エスカロップ」。

船員さんや漁師さんは魚を食べ慣れてるから、そうしたお客さんを相手にする港町の飲食店さんは、逆にそう言った海鮮以外のメニューを揃えた…とか、

各地から港に人が集まるので、船乗りや船のコックさんから様々な料理が伝わった…とか、諸説紛々。

で。

稚内で洋食ならこちら。その店名は伊達ではありません。逆に軽く見ると返り討ちにあいます(笑)。

まずは、名物「ポークソテー」。

子供のグローブみたいです。

分厚い豚肉をカリッと芳ばしく焼き上げて、旨味たっぷりのデミグラスを。

その姿は、オーストラリアのエアーズロックが如く堂々としております。

ザクッとナイフを入れれば肉汁が滴り、デミグラスソースと渾然一体となった状態で頬張る。ご飯もススめばビールもススむ。

念のため、そのご飯の様子も。分かりづらいですが、お皿の大きさは喫茶店のモーニングで目玉焼きとトーストが載ってるようなサイズ。

大盛りではありません。これが標準。丼2杯分近くはありますね。

当然、あらかじめ「ご飯少なめで」という方もいらっしゃいますが…こちらのお店に来たなら、このご飯をガシガシ喰らいたい。

そして、もう一つ。

カツカレー。

旨味の脂でキラキラしております。

カツもこの厚み。確認のため切断面を上にしてみました。


こちらのご飯もギュッと詰まってるので、見た目以上の重量感。

他にもハンバーグや生姜焼きなど、王道の洋食メニューが揃います。

以前、ボリューム亭に行きたいがためだけに、札幌から五時間以上かけて車で稚内まで向かったこともあるのですが、今回も変わらぬ味を堪能できました。

満腹になったところで…

腹ごなしに、近くの観光名所「北防波堤ドーム」へ。




この吸い込まれるような造形美。

これも変わらないですね。

変わらぬ風景と変わらぬ味。

またこの味を堪能すべく、稚内を訪れたいです。
コメント
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