aya の寫眞日記

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151221 黒岳で登山家・谷口けいさん遭難

2016-01-13 14:05:53 | 山歩き
'15/12/21 黒岳で登山家・谷口けいさん遭難


登山家の谷口けいさんが遭難か 女性初のピオレドール賞 朝日新聞デジタル
2015年12月21日22時03分

 21日午後2時50分ごろ、北海道の大雪山系黒岳(標高1984メートル)を登山中の男性から、一緒にいた谷口けいさん(43)=山梨県北杜市=の姿が見えなくなったと道警に通報があった。道警は谷口さんが遭難したとみている。

 谷口さんは、「登山界のアカデミー賞」と呼ばれ優れた登山家に贈られるフランスの「ピオレドール(黄金のピッケル)賞」を女性で初めて受賞した世界的な登山家。

 旭川東署の説明では、一行は男性4人と谷口さんの計5人。20日に登山を始め、21日は岩登りをして午後2時半ごろ、山頂付近に到着した。岩陰に向かった谷口さんが戻ってこないため、仲間が捜しに行ったところ、手袋が残っており、下の斜面には滑り落ちたような跡があったという。男性4人は同日夜に下山した。

 21日は悪天のため、ヘリを飛ばせず、道警は救助隊を現地に派遣した。22日朝から捜索する予定だ。


IMGC0213-17

大雪山系黒岳で世界的登山家と言われた谷口けいさんが遭難したとのニュースです。
この写真は黒岳夏道の様子です。
リフトを使ったとすれば多分ここを登ったのだと思います。


IMGC0213-14

頂上はなだらかな広場になっていますが、広場の端にはロープが張られています。

IMGC0213-16

ロープの向こうは

IMGC0213-11

こんな崖になっています。

>岩陰に向かった谷口さんが
頂上には岩はなかったと思います。

>山頂付近に到着した
もしかするとリフト降り場付近だったのでしょうか。



IMGC0213-22

リフト乗り場から見上げた黒岳です。
頂上の右側は切り立った崖であることがよくわかります。






大雪山系黒岳で谷口けいさん死亡確認 700メートル滑落 どうしんウェブ
12/22 08:39、12/23 00:15 更新

谷口さんを救助するヘリコプター。谷口さんはその後、死亡が確認された=22日午前9時55分(本社ヘリから)
 【層雲峡】上川管内上川町層雲峡の大雪山系黒岳(1984メートル)の山頂付近で21日、行方不明になった山梨県北杜(ほくと)市の登山家谷口けいさん(43)は22日、道警山岳遭難救助隊とともに捜索していた登山仲間に発見された。谷口さんは道警ヘリなどで旭川医大に搬送され、まもなく死亡が確認された。谷口さんは頭と首の骨を折るなど全身を強く打っており、旭川東署は滑落したとみて同行していた男性4人から事情を聴き、当時の状況などを調べている

 同署によると、谷口さんの発見された場所は標高約1300メートル。山頂から約700メートルの差があり、斜面を滑り落ちたとみられる。

 22日午前、同行していた札幌市の国際山岳ガイド佐々木大輔さん(38)ら4人は捜索のため、仲間4人と入山。佐々木さんら3人が、不明になった地点から下方を捜索していたところ、谷口さんのダウンジャケットを見つけた。さらに約200メートル下った斜面で、10センチほど雪に埋まった状態で倒れている谷口さんを発見。近くの斜面には血痕や滑落したような跡があった。

 谷口さんらは20日に入山。21日に山頂に到着し、用を足すため、仲間と体をつないでいたロープを外して岩陰に向かい、行方不明になった。





>谷口さんの発見された場所は標高約1300メートル。山頂から約700メートルの差があり、斜面を滑り落ちたとみられる。


標高1,300mの地点は、ロープウェイ降り場「くろだけ」で、700mの斜面を滑り落ちたということは黒岳の標高が1,984mであることから頂上から滑落したことを意味しているのだろう。

>用を足すため、仲間と体をつないでいたロープを外して岩陰に向かい

岩はあったのだろうか。
こんなことで死ぬなんてなんともやりきれない気持ちである。





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