あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

ひとがたくさんいるところ

2008-08-08 22:31:21 | ゆううつ
子供の映画の前売り券を買っていたので、一応生活も平常どおりになったし、連れて行くことになった。にどまりが映画館の中に彼らに付き添って入っている間、わたしは、その間イオンの中をぶらぶらした。

いや、やっぱ、葬式のすぐあとに、あんまりたくさんの、生きている知らない人間を見るものではないのかもしれないな。そう、けっこうひとがいっぱいで、なんということもないけど、疲れてしまった…。忌中っていうのは、残った家族を休ませるための意味もあるんだろうな…。

なんか、みんな元気だなあ…なんて思っちゃったわけで。
そして、みんないつか、骨になるんだよね、なんて思ったわけで。



家に帰りついたら、なんか疲れ果てていました。葬儀のあとよりも疲れていました。葬儀がほんとうに滞りなく済んだので、何もかも大丈夫だ…みたいに思っていたんだよね。父の闘病、入院生活もとても長かったから、覚悟みたいなものはもうずっと前から持っていたつもりだったし。

暑い部屋で眠り、こんなにリアルなんだから、夢じゃないよね…なんて、夢の中で思う夢を二回も見てしまった。こういう夢を見た後は、現実と幻想が混じり合い、それを区別することに意味を見出せなくなりやすい。…まあ、こういうことはときどきあるんだけど。

あ、だけど、お洋服が一枚買えた。綺麗な色のチェックのシャツで、おまけにわたしのサイズに合う。これは貴重なことだわ。

前夜祭の深夜

2008-08-08 10:23:54 | Weblog
会場の親族控え室に、母とわたしと子供たちと、それから父の弟である叔父といっしょに泊まりました。

前夜祭に来てくれた親戚にふるまった寿司がかなり残ってしまっていたので、できるだけ片付けようと、部屋のすみに寄せた座り机で深夜わたしひとり食べていたのですが…。(ああっ、太る…が、食い物捨てるのキライなのよ…)
すぐそばに叔父が寝ていて、この叔父は、実は以前、特急列車の中であたしに説教たれた叔父で、列車の中の座席という密室の中で受ける説教はタイヘンにイヤン…で、降りることもできず(だって帰れなくなっちゃうし…)わたしは、心の中で「一生ゆるさん。」って誓ったのですが、その叔父が、ふとんからあんよを出して寝ているのですね。ちょうど、ふとまたの辺りが、わたしの視界に入るのですね。
おっさんのふとまた見ながら食う寿司はすっぱいな…。(グレ)

そのころ、父は棺おけの中で、目を閉じてドライアイスにはさまれていました。すっかりよく冷えちゃって…。

あとでその話をにどまりにしたら、「それはふとまたではなく、ふとももでは?」と言われました。ま、どっちでもいいんですけどね!やわらかそうなあんよでしたけどね。