血圧
心臓から送り出される血液から動脈にかかる内側からの圧力。心臓が拡張して血液をためているときの血圧を拡張期血圧,最低血圧(最低血圧)といい,心臓に血液がいっぱいになって血液を送り出す前に収縮したときの血圧を収縮期血圧,最高血圧(最大血圧)という。血圧の「上」「下」というのは,このことである。通常,最高血圧が120mmHg,最低血圧が80mmHg辺りが正常値と考えられている。
高血圧症
動脈に異常に高い圧がかかる状態。
【原因】
体質,加齢,塩分の取りすぎ,肥満,ストレス,性格などの誘因が考えられている。
【症状】
特有な症状はないが,血圧が急に上がると,頭痛,肩こり,耳鳴りなどの症状が感じられることがある。高血圧の人は,血圧が動揺しやすい。ひどくなると動脈硬化をおこす場合もある。
【治療・対策】
生活改善(減塩,肥満解消,飲酒制限,禁煙,運動)を基本に,症状にあわせて薬物療法を行う。また,食事や睡眠,急な寒さなどにも注意が必要。
肺高血圧症
【原因】
肺高血圧症とは肺動脈圧が高くなる症状のことである。
【症状】
右心が拡張・肥大し、さらに肺高血圧が持続する場合には、心拍出量の低下と静脈系の血液鬱滞とが生じ、肝臓の腫大や全身の浮腫が生じる。 さらに、低酸素血症を併発する可能性もある。
【治療・対策】
外科治療により回復が見込まれる。また、特に低酸素血症を伴っている場合には、酸素投与が有効な治療法となる。
心臓から送り出される血液から動脈にかかる内側からの圧力。心臓が拡張して血液をためているときの血圧を拡張期血圧,最低血圧(最低血圧)といい,心臓に血液がいっぱいになって血液を送り出す前に収縮したときの血圧を収縮期血圧,最高血圧(最大血圧)という。血圧の「上」「下」というのは,このことである。通常,最高血圧が120mmHg,最低血圧が80mmHg辺りが正常値と考えられている。
高血圧症
動脈に異常に高い圧がかかる状態。
【原因】
体質,加齢,塩分の取りすぎ,肥満,ストレス,性格などの誘因が考えられている。
【症状】
特有な症状はないが,血圧が急に上がると,頭痛,肩こり,耳鳴りなどの症状が感じられることがある。高血圧の人は,血圧が動揺しやすい。ひどくなると動脈硬化をおこす場合もある。
【治療・対策】
生活改善(減塩,肥満解消,飲酒制限,禁煙,運動)を基本に,症状にあわせて薬物療法を行う。また,食事や睡眠,急な寒さなどにも注意が必要。
肺高血圧症
【原因】
肺高血圧症とは肺動脈圧が高くなる症状のことである。
【症状】
右心が拡張・肥大し、さらに肺高血圧が持続する場合には、心拍出量の低下と静脈系の血液鬱滞とが生じ、肝臓の腫大や全身の浮腫が生じる。 さらに、低酸素血症を併発する可能性もある。
【治療・対策】
外科治療により回復が見込まれる。また、特に低酸素血症を伴っている場合には、酸素投与が有効な治療法となる。