美容外科医の眼 《世相にメス》 日本と韓国、中国などの美容整形について

東洋経済日報に掲載されている 『 アジアン美容クリニック 院長 鄭憲 』 のコラムです。

韓流 第二幕?冬ソナからアイリス、それから

2010-05-24 17:15:36 | Weblog

 

韓流 第二幕?冬ソナからアイリス、それから

韓国で大ヒットしたドラマ「アイリス」が、夜九時というゴールデンタイムで放送開始されました。今まで一部韓流ファンたちの世界として位置づけられてきたものが、「表舞台に登場した。」と言えば大袈裟でしょうか。日本のテレビ局がこの時間帯に持ってきたことは、他のお家事情は別として、日本の視聴者に十分に受け入れられる土壌ができたと言うことで‘勝算あり’と踏んだ為でしょう。

韓国は1990年代後半から、「21世紀の国家イメージの世界化・一流化が、国家競争力強化と対外交渉力の増大および海外活動力の拡大に不可欠。」との判断から国家的文化戦略として「韓国文化CICulture Identify)」を策定・推進してきました。2003年「冬ソナ」で始まった日本の韓流ブームも、このような芸能芸術振興の中で生まれたものと言えるでしょう。実際 アジア。中東地域に輸出された映画・ドラマ・音楽・ゲームなどの文化コンテンツによる韓国イメージの影響は、この10年余りで決して小さなものではなかったと思います。このような国家の‘ソフト・パワー’という概念を提唱したのはクリントン政権化で国家安全保障会議議長・国防次官補を歴任したハーバード大学のジョセフ・ナイ教授です。彼は国際社会で真の国力を発揮するにおいて、軍事力や経済力など強制力を伴う‘ハード・パワー’のみの依存ではなく、文化的イメージや価値を高める‘ソフト・パワーの重要性を説きました。 大国の狭間で、存在力を示し生き残るため、韓国がその重要性をどこよりも認識したのは当然だったでしょう。

今のところ日本国内で韓流を後押ししているのは、圧倒的に女性のようです。「歴史は女が創る。」でしょうか?その反動か、韓流妻、恋人を持つ男性は、やや苦々しく思う人もいるようで、男性を中心に反韓流、嫌韓という言葉も生まれました。ただ、小学生の頃、仲の良かった友達に「ソウルってどこにあるの?韓国人は中国語を話すの?」と純粋に聞かれた記憶がある私としては、感慨深いところです。

 

 

アジアン美容クリニック

 

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