92山を紹介するはずが、見切り発車でなかなか進まない。
風邪で山に行かなかった日曜日、寝ながら読んだのが「北壁の死闘」。
久々の迫力ある冒険小説だった。
以前から気になっていた本だが、読む機会がなく放っておいたのだが、期待通りの「血湧き肉踊る」活劇となっている。
原題は「Traverse of Gods」。
題名通り、アイガー北壁(一生縁がないが)を舞台にしたスリル満点な作品となっているが、穏やかなラストシーンにより、クールダウン出来るようになっている。
ボブ・ラングレーの山岳作品は他に「エベレストの彼方」があるが、ぜひ読んでみたくなった。