連休は八甲田と東青地区の山に入る。
1~5日は八甲田。
6~8日は東青地区の山に入ろうと思う。
酸ヶ湯は雪が降ったらしい。
かなり前に、ノーマルタイヤに変えたので気になるが、まっ、なんとかなるだろう。
天気も概ね良さそうだ。
山スキーはこれが最後になるか・・・・・・、あっておあと一回だ。
東青地区はヤブ覚悟の計画だ。
雨の日用で、車で山頂近くまで行ける山もリストアップした。
(田名部川沿いの散歩コース---むつは昨日から桜祭りだ)
昨日の日曜日、松倉山・鳴山・大森に登るべく車を南に走らせた。
いずれも平内町助白井集落周辺の山だ。
まずは松倉山。
ネットの情報では、津軽の槍ヶ岳とか津軽のマッターホルンと言われているようだ。
予定通り林道が整備されていて、4WD車ならいけそうな道路を歩く。
小沢の横断部で左に折れ伐採地を進む。
山肌に幾筋ものブル道が出来ていて、痛々しい。
地図上の林道修了点の手前の沢から、沢沿いに登ることにする。
右の尾根上に小屋が見えるが、帰りによることにする。
ほとんどブル道を無視、急斜面を直登する。
っと、小屋から続いていそうな林道に出た。
これを少し歩き、頃合いを見て山頂に続く尾根に乗る。
ここからはヤブ漕ぎになる。
最初は杉林で歩きやすいが、根曲り竹に柴が混ざった藪はうんざりする。
ところどころ雪が残っていて歩きやすい。
尾根に忠実に歩き、山頂の北東ピークに到着。
ここからはヤセ尾根となるが、岩肌が見えるのは初めの下りだけで、残りはヤブとなるため恐怖感はない。
尾根より北側2~3m下を歩いたほうが歩きやすい。
ピークは狭く展望もさほど良くない。
すぐに引き返し、林道に出る。
今度は林道歩きをして、小屋を偵察。
さほど古い建物ではないが、管理が行き届いていないので中は汚い。
休む気にはなれなかった。
だれが何のために????
車の戻り、あたふたと次の登山口に向かう。
(山頂から北東ピークを見る。奥に遣る山が見える。)
(歩いたルート)
次は鳴山。
地図上では立派な実践道路となっているので、少しは期待したが、案の定、取付きからほぼヤブだ。
取付いてすぐ、道を見失う。
杉林に入りコンパスを真北に向けて行くとうまいこと林道に出た。
しかし、ヤブがひどく、左の杉尾根に取付きたい衝動が起こる。
こういう時には得てして大失敗をするので、我慢してこのまま進む。
予定の林道終点まで約1kmに1時間半もかかってしまった。
ここから三角点までトラバース気味によじ登ろうとしたのだが、根曲り竹の倒れ具合がひどく、直登以外は無理だ。
尾根に出て、まずは三角点を目指す。
尾根上には牧柵があったのか、メッキされた鋼製の支柱が並んで立っているが、今となってはヤブの中だ。
場違いな石が見えて、そこから10mくらい、三角点は意外と簡単に見つかった。
すぐに引き返し、ピークを目指す。
なだらかな山頂はここといった場所がないので、一本だけ目立つアカマツをピークとした。
ここから真直ぐ林道を目指す。
帰りはショートカットせず、見失った林道を忠実に戻った。
(鳴山山頂から野辺地の街を見下ろす)
(歩いたルート)
死後に大森
まだまだ続くはずの林道が突然終わった。
正面の浄水場らしきものがある。
Uターンして二又まで戻り、位置を確認する。
現在位置を確認して、出発。
下草、下枝とも管理された杉林は歩きやすい。
山頂付近は軽いヤブだが、大したことはない。
ヤブ間から鳴山が見える。
三角点を探す気にもなれず、すぐに戻った。
(山頂からの鳴山)
(歩いたルート)
溜まりに溜まった野暮用の幾つかを片づけた。
完全制覇とはいかないが、気持ちが少し楽になり、次への意欲がわく。
父の法事の打合せ。
もう23回忌だ。
だんだんと偏屈になって行く母のご機嫌を伺いつつ、段取りを決める。
兄妹の中で一番母に似ているので、母を見ながら、いずれ自分が行く道だと思ってしまう。
数日前から始めていた、シールのグルー塗り替えの二度塗り完了。
あとは10時間程度乾燥させるだけで、出来上がりだ。
山で使うナイフとついでに家の包丁研ぎ。
包丁はステンレス製が多いが、かまわず普通に研ぐ。
普通の砥石で時間をかけずに、ちょちょちょいとやっつけた。
といっても、計7本。
1時間もかかってしまった。
あとは、時間がかかる用事ばかりなので、地道にやるしかない。
熊本の友人は無事だというが、テレビから流れる惨状に、気持ちは落ち着かない。
夜半から春の嵐。
こうして人の気持ちなどお構いなしに、眩い春がやってくる。
金曜日、朝起きて体調がすぐれない。
少し風邪気味?
仕事終了後18:30から会議。
土曜日は山歩き後、山水会の総会へ行くつもりだったが、まだ体調がイマイチで、休養して総会に出かけた。
懇親会後、会場で寝袋で雑魚寝。
日曜日、朝起きてすぐに家に帰り、入浴。
キチッと着替えて、法事へ。
飲まないつもりで行ったのだが、懐かしい同級生が集まり、ついつい飲んでしまった。
家に帰って、ウトウトし、4時頃から再び飲みだし・・・・。
結局体調は戻らず、今日はおとなしく早めに寝ようと思う。
平日にもかかわらず、4/5~6と八甲田で遊んできた。
埼玉からの山友とその友人が3人4/3~9まで酸ヶ湯に連泊とのことで、合流することにした。
4/5は津軽からも2名が加わり、ツアーコースを滑ることになった。
ロープウェイ駅、9時集合がよくあるアクシデント(靴を忘れた)で、9:40頃の出発となるも問題なし。
赤倉岳に登り、井戸岳との鞍部から箒場に向け滑り出す。
快晴、微風、雪質は重かったが何とかなるレベル。
(赤倉岳直下からドロップイン準備)
(小滝沢に向け重い雪を何とか蹴散らしながら)
その夜は、酸ヶ湯で乾杯。
4/6は城ヶ倉大橋駐車場から横岳を目指す。
本日は早出組と分かれ、5人パーティーだ。
8:30頃、駐車場を出発。
広いなだらかな尾根を逆川岳に向け一直線。
昨晩の雨で雪はパリパリ状態。
昨日に続き天気も快晴と気持ちいい風。
ゆっくりと歩き、昼頃横岳着。
すぐに滑走準備をして、横沼に向け滑り出すも、1ターン目で転倒。
スキー下手に手に負える雪質ではなく、横沼を断念、来た道を引き返すことにする。
ボーゲンで制動しながら、安全第一でブナ林の上限まで降りて昼食。
ここからは雪も緩んで何とか滑降できた。
2日間、ピーカンの八甲田を満喫させてもらった。
(ブナから青森トドマツに変わり横岳への稜線が見える)
(逆川岳手前。北八甲田の峰々をバックに)
(横岳へ最後の斜面を登る)