下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

大西股沢

2023-08-28 10:02:19 | その他の山

大西股沢に言ってきた。
大畑川、薬研渓谷の南側~東側(右岸側)の支流をほとんど登ったので、北側にした。
計画中に色々調べていたら、前に一度行ったことがあるようだ。
全く記憶にない。
残っている資料も、1枚の写真とその時歩いた地形図だけというお粗末さだ。
写真も酷いピンボケでよくわからない滝の写真だ。
10m位ありそうで、直登できそうな滝だ。

以前の入渓地点より約1km下流からの入渓とした。
この間に滝があるとの情報があったからだ。
砂防ダムを避けて入ったのだが、すぐにダムが現れ林道に戻ったりしたが、程なく滝が現れた。
川幅いっぱいだが、高さが2~3mの滝だ。
またダムが現れ、巻くと二又となる。
右が目指す大西股沢、左が小西股沢だ。
随分高い位置に橋が交差し、その先の大きなダムが現れた。
ここは、少し戻って左から巻いて橋の上に出た。
左岸から再び沢に入る。
基本的にゴーロ帯が続き、南側の沢に比べ荒々しい感じだ。
大きな石を越えたり降りたり、ジャブジャブ漕いだり。
小さいがゴーロ滝(というのだろうか)が次々現れる。
っと突然大きな滝が現れた。
10mくらいの滝だ。
だが、ピンボケ写真の滝ではない。
ここは右を巻くが、危険な高巻きだ。
岩盤の上に数センチ付着した土を頼りに登る。
それまでポツポツだった雨が、土砂降りに変わった。
雷も鳴り出した。
近い。
かなり滑る土の部分はロープを出して、安全第一で進み、点線道をまで上がった。
雨でもあり、これ以上の遡行は中止とし、ヤブの点線道路を戻った。
ただ、点線道路と思っていたヤブ道はどうやら地図上の位置とは徐々に離れてきているようだ。
ヤマップを見ると、林道に向かっているようなのでこのまま進む事にした。
林道に着き昼食。
帰る途中、地図上の点線道路を探したが、影も形もなかった。

林道を歩きだしてから、再び坐骨神経痛が酷くなってきた。
暫く安静にしたほうがいいのか・・・・・。




最初の滝




ゴーロ滝




ゴーロ滝。こんなのが結構ある。




今回最期の滝。




17年前に行ったときの滝。上の写真の滝から200m程上流にある?


井戸沢

2023-08-21 09:13:17 | その他の山

山水会の山行で井戸沢に行ってきた。
隣の小滝沢は3回ほど行ったことがあるが、ここは初めてだ。
参加者13人。
事前情報として、距離11km強、登り830m、下り540m程度の長丁場だということぐらいしか頭に入れていない。
所要時間は、ネットで検索しても、バラバラ過ぎてよくわからない。

出発から滑る。
スパイク地下足袋はかなり滑る。
フェルトは滑らないようだ。
小さな滝や段差が現れ、飽きない。
水もきれいで、左岸からは冷たくて美味しい湧き水もあった。
沢の水が少なくなり、幅も狭くなってきた。
しかし、位置を確認するとまだまだだ。
このあたりから、地図をザックの中に仕舞う。
上部の草原まで、一本道をひたすら歩くしかない。
笹が覆いかぶさるようになり、展望もイマイチになってきた。
それからも結構歩き続け、ようやく草原に出た。
少し登って、夏道に出る。
大岳避難小屋に着き、カッパを着て、ヘッドランプを出す。
整備された登山道はありがたい。

何回目かの滑りで、転倒。
どこもぶつけていないが、時々発症する坐骨神経痛が突然出てきた。
なぜが、登りもつらいが下りはもっとつらい。
数年前の、戸来岳での下りよりはまだマシで、ビリビリするが、普通に歩ける。

2・3年前に買ったヘッドランプを実践で試す機会に恵まれた。
小さいが、照度はかなりあることがわかった。

とにかく疲れた。
もう少し体力をアップしないと・・・・・。




準備体操をして長い山行に備える。




入渓点は水なし。




これが最初の滝だったかな。




もう使用されていない取水施設。




美しい水の沢。




美しい沢。




ダムのような滝。




湧き水




美しい沢だ。




ミニゴルジュ帯突入。




中に滝が現れる。左に登り巻いた。




沢が狭くなってきた。




笹がうるさくなってきた。




振り向けば田代平




ようやく着いた。上下ワークマン。




大岳避難小屋に到着




そろそろ日が暮れる。




下毛無岱




酸ヶ湯に到着。真っ先に辰五郎清水で喉を潤した。



階子沢

2023-08-12 08:57:59 | その他の山

連日の、うだるような暑さを避けて、今回も沢歩きをしてきた。
大畑川の南側~東側(右岸側)の支流はほとんど詰めたので、今回は本流を歩くことにした。
大畑川は赤滝、鍋滝を越え重兵衛沢出合の上流あたりから階子沢と名前を変える。

今回は4人パーティー。
砂防ダムの上に入渓。
直ぐに鍋滝(2m)が現れる。
期待が大きかっただけに、少しがっかり。
ただ、これで終わるはずはないので気を取り直して歩く。
重兵衛沢林道の橋を越え、直ぐに鋼製のダムが現れ、右から巻くと上部は砂が堆積して水量がかなり減っている。
ここが重兵衛沢との出合となる。
このあたりでパーティーの一人が離脱(計画的です)。
残る3人でH285の枝沢を目指す。
二又まで何もなく、いや~な雰囲気が漂ってきた。
ミニミニゴルジュが始まるが、股下程度の水深でジャブジャブ漕いだりしながら歩く。
っと突然現れましたね~
ゴルジュの出口には滝がよく似合う。
8mの直瀑。
倒木が3本景観には邪魔だが、これを利用して登った。
すぐ上に2段5mの滝があるが、これは斜瀑で足だけで登ることができる。
滝上は、再び滑めの平和な床が続く。
左からの枝沢に注意しながら、目標のH285についた。
予定より少し早いので、枝沢を利用して林道まで出てから休むことにする。
最期、少しヤブを漕いで鍋滝林道着。
草藪で荒れ果てている。
日陰を探し、大休止。
帰り道、アカミズ畑を発見。
寄り道しながら、てくてくと車まで帰った。



入渓地点。ダムの上なので土砂が堆積している。




鍋滝。えってほど小さかった。




斜瀑だがヌメっているので慎重に。




日照りが続いたせいか水量が少ない。




重兵衛沢出合




いくつか小さな段差はあった。




ミニミニゴルジュ突入。




残念ながら写真がこれしかない。




木を使いながら登る。




8m滝のすぐ上の滝。




この枝沢を帰り道と決めた。




林道は草藪に覆われていた。




アカミズを背負い帰る。




こんな感じ。赤丸が8mの滝。梯子滝の名付けたい。


囲沢

2023-08-07 10:25:35 | その他の山

河口付近にゴルジュがあり上流側に滝がある。
地形図を見ればそうなる。
実際行って見るしかない。
今回は2人だ。
第1Brから入渓。
なんとなく歩いていると、滝が現れた。
てことは、今まで歩いてきたところがゴルジュ帯?
っで、これが地図の滝?
高さ2mくらいで、手を使わず、足2本だけで登れた。
基本、滑床だが、所々土砂が溜まっているが歩きは快適だ。
F2が突然現れた。
こちらの方が遥かに大きいが、なんとか登れそうだ。
4mくらいの高さだ。
見た目通り、ホールドが結構あるし、ヌメってもいない。
滝はあれで最期かと思い始めた頃、また出てきた。
F3も4mくらいか。
どこから見てもツルツルで登れそうにないので、右を巻いた。
滝上からは、信じられない距離で滑床が続いた。
下北では見たことがない。
分岐に着きたが、計画の右又は全く水が流れていなくて、藪沢となっていた。
計画を変更して水を頼りに登ることにした。
しかし、これも長く続かず。
次の分岐で完全に枯れてしまった。
どうせ藪を漕ぐならと、尾根にルートを取った。
この尾根を約100m登り切ると林道に出る。
取り付きの急斜面を登りきり、傾斜がゆるくなると藪化したブル路が現れた。
ブル路をたどり、林道に出た。
ここで昼食を摂り隣の沢に降りた。
この沢は狭い沢で、所々深くなっている。
ヘツリながら下ったが、ついにヘツリ不能な小淵に出た。
左を巻いたが、またもや出てきた。
もう巻きたくないので、腰まで浸かって進む。
計画で下りるはずだった左又と合流し、直ぐに林道に乗った。
1km林道歩きで、車に戻った。




入渓地点はこんな感じ。




直ぐに滝が出てきた。




F2。4m程。どこからでも登れる。




F2上部の様子。




ヘツリながら進む。




F3.ツルツルで登れず、右を巻いた。




滝上からは滑床が続く。




まだまだ続く。




そろそろ狭くなってきた。




こんな感じ。青は予定。赤丸は滝。