下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

戸来岳

2020-05-25 08:38:08 | その他の山


久しぶりに大所帯の登山となった。
平子沢登山口の駐車場には、三密を避け、各自の車で集まった。
総勢11名。
調べたら、2003年10月に登ったきりの山だ。
なだらかな斜面を、ゆっくりと進む。
笹がかぶっている所もあるが、概ね登山道ははっきりしている。
キクザキイチゲ、エンレイソウが見頃だ。
急登に入るが、あっさりと大駒ケ岳山頂についた。
さほど疲れていない。
直ぐに、三ツ岳へ。
急坂を降りて、急登に取り付く。
所々、雪が残っていて、気分転換で楽しませてくれる。
ここも、あっさりと山頂へ着いた。
昼食休憩を終え、往路を引き返す。
今日はだいぶ調子がいいと思ったが、大駒ケ岳の登り返しの途中で、突然左足の大腿部に痛みが来た。
両足が痛み出し、長い長い下りとなった。
立ち止まっては、ストレッチをして歩き出す。
その繰り返しで、バテバテで駐車場に着いた。



集合場所に向かう途中、八甲田岩木山展望所から撮影した岩木山。




みんなで、準備運動。




気持ちのいい登山道をゆっくり進む。




ヨガイバ沢の岩清水(最後の水場)。




気持ちのいい登山道。




このような箇所もある。




滑るので慎重に登る。




大駒ケ岳山頂からの八甲田




三ツ岳へ向かって降りる。




三ツ岳へ登り返し。




三ツ岳から十和利山(右奥)




山頂で集合写真




ルート(登山道がはっきりしている)


神堤山

2020-05-25 07:35:35 | その他の山

青森市の東、東岳から南へ約4km、野内川を挟んで対岸に位置する神堤山(かみつつみやま)に行った。
東奥カントリーから点線道路が伸びているが、ゴルフ場に行く道が狭く、その奥の道となると車では入りたくない。
南側からも点線道路がある。
楢木森山からの縦走路だが、全く期待できない。
野内川の支流、下折紙沢沿いに林道があるので、これを利用することにした。
みちのく有料道路に続く道を、新折紙橋を過ぎて直ぐに左折、林道に入る。
林道は思った以上に路面状態がよく、次の二又手前まで行って、車を留めた。
歩きだして直ぐ、下折紙沢に架かる橋を渡り少し荒れだした道路を忠実に歩く。
第一目標の送電線まで出て、ここから尾根に取り付くか迷ったが、そのまま峠まで歩くことにした。
峠から林道を外れ、351mのピークを目指す。
基本的にブナの二次林か。
所々、ヒバが混じる。
急斜面に入り、倒木帯となるがさほどはなくは続かない。
西からの尾根に乗り、そのまま山頂。
展望はない。
南からの点線道路を探したが、案の定見当たらない。
西からの点線道路も見つけられなかった。
351mピークに戻り、当初登る予定だった、東尾根に乗る。
所々、目印テープがあるので、山菜採りが入っているのか。
予想に反して、午前中で終わってしまった。




まずは下折紙沢の橋を渡る。





沢は結構荒々しい様子を見せている。




まだまだ車でも通れる道を歩く。




目標の送電線から尾根に取り付くか迷った。帰りはここに降りた。




峠に到着。




ここから道路を外れる。




基本的にこんな感じの尾根歩き。




時には登山道のような踏み跡もあった。




急斜面が始まって直ぐの倒木帯。




山頂は展望なし。




351mピークから東尾根を降りる。




尾根の途中から神堤山が見えた。




林道の途中からも山頂が見えた。




ルート。赤が登り。


positive 陰性の:negative

2020-05-19 07:03:02 | 雑記

コロナウィルス関連のニュースで、時々耳にする、「ポジティブ(Positive)」と「ネガティブ(Negative)」。
ポジティブは陽性、ネガティブは陰性である。
これまでの我々の使い方として、
 ポジティブ=明るい、前向き、プラス思考
 ネガティブ=暗い、後ろ向き、マイナス思考
だったはずなので、ネガティブと言われて、喜ぶ気になれない。
って、日本語でも、陰と陽ではなんだか、なにだ。
もっと気の利いた言葉がないものか、と考えるのは性格がひねくれているせいか。






屋形森

2020-05-17 06:48:24 | その他の山

七戸町の里山、屋形森に行ってきた。
市ノ渡集落から屋形森林道に入り、砂防ダム手前で駐車する予定が、ついつい左折し700m程入った。
別の車が入っているのが分かる。
準備を終え、林道を西に歩き出す。
かなり踏まれているようで、乗用車でも走れそうな道が続く。
目指す終点は、車回しがあり、ここまで来るまで来ても差し支えなさそうだ。
予定通り、ここから南尾根に取り付く。
5m程登ると、荒れたブル道が通っていた。
方向も一緒なので、しばらくこの道を利用する。
第1ピークを超え、第2ピーク手前でブル道はなくなる。
第2ピークは広場状になっていて、ここで休憩。
ブル道のおかげで、いいペースで来られた。
ここから、痩せた急登の尾根を登り切ると、北からの尾根と合流する。
倒木や幼ヒバを避けながら、南西に伸びる尾根沿いに進むと、ポコリとしたピークが見えてくる。
屋形森山頂だ。
展望のない山頂だ。
西から北にかけて剥げて、わずかに開けている程度だ。
北尾根との合流点まで来て、往路を帰るか、北尾根を使い、直接駐車地点を目指すか考え、往路と決めた。
が、尾根を降りてすぐ、北尾根の美しいブナ林が見えた。
予定変更、北尾根経由とした。
少し入り組んでいるので、鞍部や小ピークに着く度にコンパスを振り、慎重に行動する。
地図表記とは違い、ほとんどがブナ林で、林床は背の低い笹なので、歩きやすい。
うまいこと349mまで降りて、一息。
これ以上のアップダウンを嫌い、沢に降りた。
スパイク地下足袋を履いてきて良かった。
沢を1kmほど下り、車まで戻った。




快適な林道




林道終点




尾根沿いの荒れたブル道。




目指す屋形森が見えてきた。




第2ピークの広場。




屋形森東ピークの倒木。




ついにぽっこりと山頂が見えてきた。




山頂のポコ




三等三角点




ついつい誘われたブナ林




こんな林の歩きは気持ちがいい。




この地下足袋は、ヤブ用で10年近く使っている。今まで使った中では最強の富士マーク地下足袋だ。
他メーカーは1~2年で使えなくなる。最悪、数回で捨てたものもある。




車に戻ったら、雨が降り出した。




ルート。赤が登り。青が下り。


屏風山ヒュッテ

2020-05-11 06:53:11 | 92山

雨覚悟で出かけた。
二又林道に入って1kmの道端に車を停めた。
ジリ?
合羽を着るほどではなく、そのまま歩き出した。
少し歩くと、突然、クラクション。
軽ワゴン車が、横に止まり「散歩?」。
そうだと答えると、どこまでと聞いてきた。
屏風山ヒュッテまでと答えると「あんたも好きだね」。
その後、聞きもしないのに、蕨を取りに行くことや大量に取れる場所まで教えてくれた。
2つ目の橋を渡ったあたりで、雨がポツポツ降り出した。
合羽に着替えて、再び歩き出す。
646mのピークが見えてきた。
程なく、終点に着く。
ここからは、積雪期に滑り降りた、ブル道らしき道をたどるつもりだ。
入口ははっきりしている。
しかし直ぐにヤブとなる。
ネマガリも濃くなり、ヤブの傾斜に逆らって、トラバース気味に登るのは、できなくなった。
仕方なく、直登。
450mに1時間かけ、パノラマラインに出る。
ヒュッテまで着いて、まずストーブに火を付け、合羽を干す。
次に掃除。
誰もいない小屋で、横になり読書とウトウト。
外は、いつの間にか本降りとなっている。
昼食後、再び掃除をして、小屋を出る。
帰りは、かつて滑り降りた通りに降りてみた。
所々、道らしきものはあるが、基本的にヤブだ。
このルートは、冬以外にはもう来ないだろう。
のんびりできた。




二又林道も少し荒れだしてきている。




646mピークが見えだすと、終点は近い。




終点付近。右に行く道がはっきりしている。




しかし直ぐにヤブとなる。




段々とヤブが濃くなる。




ヤブが薄くなり始めると、パノラマラインが見えてきた。




ヒュッテ。今年は積雪期に一度も来ていないような気がする。




ヒュッテの周りには、キクザキイチゲあちこち咲いていた。




雨に濡れて、美しさを増す。




帰りもヤブ。蔓が絡まって歩きにくい。この区間は剪定ばさみを出した。




道路らしきところに出て、ホッ。