下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

明日は・・・

2015-01-27 18:27:27 | 雑記
先週の八甲田があまりに良かったので、再び八甲田へ・・・・って思っていたが、今晩は飲み会。
素直に、東通村にある片崎山とする。
記録を見ると、2012.5.27に太平洋岸からヤブを突いて登っている。
その前にも行っているが、あまりにもあっけなく着いてしまったので、印象が薄い。
今回は、千軒台から目指す。
稜線の雪の付き具合が分からないが、まっなんとかなるだろう。



(片崎山から大沼・太平洋の望む)

雛岳・逆川岳

2015-01-26 07:44:24 | その他の山
1/24、25と所属する山岳会(八戸山水会)の新年会に行ってきた。
24日は雛岳。
箒場に9時頃着。
9:30集合のはずが、すでに先頭が出発し出している。
慌てて支度をし、後を追う。
雪は軽い。
林に入ると、まもなく先行パーティーが見えた。
すぐに追いつくだろうと思っていたのだが、なかなか追いつけない。
体が重い。
風があるが、無立木地帯までは行って登頂するか判断することにする。
山頂近くで、晴れ間も見え出し登頂。
すぐにシールを剥いで、あの大斜面へ。
会長が弱層テスト後、各自思い思いのシュプールを描く。
スキーが雪に載り、体がふわりと浮く。
100倍位スキーがうまくなったような錯覚をする。
歓天喜地。
樹林帯に入っても雪質は変わらず、十分に楽しめた一日となった。



(風の中、山頂目指す)


泊まりは、黒石市板留温泉「森のあかり」
飲んだ。
相部屋だが宿代も安く、団体で泊まるならもってこいの宿だ。
それにしても、登りは今までで一番疲れた雛岳だった。


25日は逆川岳。
全員揃ってビーコンテスト後入山。
昨日と違って晴・無風。
気温は上がっていないのか、雪は前日のままだ。
櫛ヶ峰・横岳が目の前だ。
岩木山が見える。
北八甲田も大岳山頂に少し雲がかかっているだけで、スカッと見渡すことができる。
残念ながら下北は雲の中だ。
降りも昨日に引き続き快適そのもの。
存分にツリーランを楽しむ(こんなこと今までになかった)。
実力以上のことをすると、必ずしっぺ返しが来るようで、もうすぐ駐車場というところで、曲がりきれず、木に激突寸前で転倒。
スピードが出ていたのか、スキーが外れた。
調子に乗りすぎを反省。



(駐車場で準備。この後ビーコンテスト)



(晴・無風 文句なし)



(ここに滑り込めると思うとワクワクする)

1~3月は下北の山優先を少し変えないといけないかな。
有難い2日間だった。

霧の山稜

2015-01-22 08:13:08 | 雑記

最近読んだ中では、特に印象に残る本となった。
美術教師らしい美しい絵に勝るとも劣らない美しい文。
旧字が多く、学のない私には少し読みにくいが、それを差し引いても余りある文章についつい引き込まれた。







作者(加藤泰三)は南方戦線で無くなられたので、戦前に残した唯一の本となった。
手元にあるのは、昭和34年の復刻版だが、表紙は初版と変わっていないようだ。



【雪原】
空は蒼すぎて暗く、山は白すぎて眩しい。
影は濃すぎるのに透徹り、空気は新しすぎて生物のようだ。

雪面に明滅する無数の耀きはダイヤの七彩、歩く僕を取巻き、両側に流れて僕を送る。
僕の真赤な筋肉の塊は、烈しく血潮を汲み高らかに僕の命を刻んでいる。
炭酸水に立昇る気泡のように、僕の胸に沸沸と湧くものがある。

『あまり美しい景色を見た時は、どんな気がする?』

『…死にたくなる』
あの答をしたのは誰であったか、あんな会話を交したのは、何時であったか。

此処を真直行けば、谷へ墜ちる。


020大開山

2015-01-19 07:43:35 | 92山
遠くから見ていて、気持よく歩けそうだと思っていたルートだ。
機会があったら行こうと、前もって計画書だけは作っておいた。
佐井村役場から数個のピークを超えて大開へのなだらかコース。
仕事ついでなので、仕事優先で10時までかかってしまった。
日曜日の役場は閑散としているが、目立たないように裏の駐車場に車を停める。
10:30佐井村役場スタート。
13:00まで歩いたら、引き返すことにする。
5分も歩かずに急坂となる。
かなり急で、落ちたらただでは済みそうにない。
雪はうっすら化粧程度だが、地面が凍っていてキックステップは効かない。
へっぴり腰にならないよう気をつけながら、ようやく登り切った。
社が寒そうに建っている。
下りは無理なので、沢側に巻こう。

チョット寄り道をし、地図にない小ピークをいくつか越えて第1ピークへ。
いいペースで歩いている。



(西風が強いが、雪がついてこないので、視界は良い)


第3ピークを越えてすぐに、伐採地となり大開までのルート全体が見えてきた。
第4ピークは寄らずにショートカットした。
第5ピークは中腹にブル道があり、ここもショートカットした。
丁度12:00だ。



(第3ピークから第5~大開が見えた)


大開までの登り返しは、北西の風をモロに受け所々凍っている。
アイゼンを引っ張りだして、そのまま置いてきたことを後悔しながら雪がしっかり付いているところを探しながら登る。
登り切ると2ヶ月前に来たルートにでる。
三角点は雪に埋もれていない。
写真を撮り、そのまま引き返す。



(すぐ先がピークだ)


社の手前から沢側に巻き、急坂を避けたのだが、こちらも急斜面のトラバースとなった。
社まで登り、東側の極力緩やかなルートを歩いたほうが無難なようだ。


第1~3ピークまでは海からの風が強くフェイスマスクが必要だ。
条件によってはアイゼンが必要だ。
年に一度は来たい。



(ルート。)

山岳保険

2015-01-16 07:38:11 | 雑記
山に入る以上、山岳保険には毎年入っている。
いつもは年が明けてから、案内や申込書が郵送されてくるのだが、来年度分は昨年の暮れには届いていた。
まだ時間があると思い、放って置いたがそろそろと思い、申込書に記入。
見ると、昨年は口座振替で申し込んだらしい。
そちらのほうが簡単なのだが、記入する欄が増えるし、押印やら口座番号やら・・・・・。
っで、案内を見たら、口座振替の場合は1月6日必着とあった。
アララララ・・・・・
しょうがないので、郵便局で振り込んでそのまま郵送しようと思い、再度申込書を見直したら、小さな字で「前年口座振替を利用しており同条件で継続加入する→ご提出不要です」と書いてある。
何もしなければ、自動継続するらしい。
申し込みしなければ自動継続?????
どうもピンと来ないので、確認の電話をしたのだが、その通りらしい。
このまま放っておくと、2/27に自動引落されるようだ。
今年から別の保険に入るので、申し込みしないと思っている人も多いと思うが、意思確認もしないで自動継続はなんだか変だ。
手間が省けていい面もあるが、手間を省きすぎてなんだか危ういようにも思える。

自動といえば耳障りがいいが、「知らぬ間に」とか「勝手に」とかならなければよいが。
自動で山に行き、自動で帰ってこられるのなら、誰も山になんか入らないだろう。



(いやいや、人は押されて自動で歩かされるのが好きなようだ)