佐井村福浦の東約4.2kmにある。
1等三角点が設置されているため、三角点ハンターも訪れる。
しかし、道は荒れていて10年位前に遭難騒ぎもあった。
遭難者は、村道福浦川目線を工事中の作業員と入山について話をしたらしく、その作業員が
次に日になっても駐車している車を不審に思い、警察に通報したようだ。
幸い、自力下山したところを救助された。
一般的には大滝沢の左岸にある福浦大滝林道を終点まで行き、そこから山頂へ登山道がを登ることになるが、考えてみると下りしか使用したことがない。
実は通常のルートで登ったことがないのだ。
1回めは大滝沢を詰め、大滝手前で南へ登り返して尾根筋に大作山へ登った。
山頂付近のヤブのすごさだけが記憶に残っている。
帰りは通常ルートを通ったが、その時も結構荒れていたと思う。
決して進められるコースではない。
2回目以降は、かもしかラインの峠からなだらかな尾根沿いのルートを採用している。
積雪期が最も適したルートだが、このルートを見つけた時には、少しワクワクした。
実際行ってみても、たおやかなルートは気持ちまでゆったりとさせ、下北一の積雪期ルートだと思う。
尾根が広くなだらかな分だけ、ボーっと歩いていると枝尾根に誘い込まれるので注意が必要だ。
ただ、かもしかラインが冬期間通行止めとなっているので、いつも開放が先か雪解けが先か、やきもきする。
湯ノ川越あたりが標高も低く、ヤブがでている可能性が高い場所だ。
今年のように、取り付き点から雪がなかったのは初めてだが、スキーを履いたまま藪に突入した経験が2回ほどある。
片道6.5kmだが、堅雪時期なので意外と早く往復できる。山頂からは縫道石山や津軽海峡が一望できる。
4月上旬に、テントを担いで行けば良いのだが、少し待てば開通すると思えばなかなか気が進まない。
数年前に県議会で通年開放が議論されたと思うが、どうなったんだろう。
っま、こんな特異な連中のために、除雪費を掛けるのは、税金の無駄遣いと言われるのがオチだろう。
(ログをカシミールで読み込めないので後日)