下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

曽古部川

2014-07-28 09:11:52 | その他の山

曽古部林道のここぞと思う場所に、3台ほどの駐車スペースがある。
ここから大畑川と曽古部川の合流点を目指し、尾根を下る。
曽古部川の流量は少く、岩の間に少し土砂が溜まっているので、上流での土石崩れでもと心配になる。


Sokobe1
(曽古部川 流量が少ない)



歩き始めて直ぐに、正しく釣りの格好をしたオヤジに合う。
釣りなら断って歩かねければ釣果に影響するだろうと思い、「釣りですか」と聞くと、手を怪我して釣りはできないが、山に入りたくて来たらしい。
なら、歩いて行ったもいいかと聞くと、良いという。
5分ぐらい話をして、別れる。
堰堤は左を巻いた。
程なく唯一の滝が突然現れる。
高さは10m程度か。
中央のバンドを利用して左から右にトラバースし、右端を登った。


Sokobe2
(滝 写真よりは迫力がある)



後はこれといった特徴もなく、平坦な登りとなる。
送電線の管理用道路が横断しているが、ここから林道に出て林道歩きとした。
林道と沢の交差部で再び沢に入るが、平坦で上流で皆伐が行われてせいか泥沢となっている。
それでも魚の影が走る。
直射日光の当たる、小さな小さな澱みにイワナが見えた。
生ぬるそうな水の中をゆっくりと泳いでいる。
沢は二又に分かれるが、右に行くと曽古部山の山頂直下まで続いている。
今回は左を取り、H230のピークを目指す。


Sokobe3
(伐採地からの曽古部山)



このピークを越して南に降りると小目名沢の支流深沢に入ることが出来る。
東に降りれば釜ノ沢だ。
夕方用事が入っているので、北東の沢に向かう。
この沢も皆伐されていて、ブル道をすたこらと歩く。
林道終点が見えてきたところで、ブル道は沢を横断して山に向かう。
時計を見ると、時間はまだまだ早い。
ブル道に従って入ると、尾根を1本越して沢に入る。
地形図で確認すると、小目名沢の枝沢だ。
このまま進むと、小目名沢に入ってしまう。
ヤブ尾根を越えるか、来た道を戻るか。
長袖と昼飯を車に忘れていたので、極力ヤブは避けたい。
来た道を戻ることにする。
仕事が混んできて、余裕が無い日々を送っているが、気持ちだけでもスッキリ出来た。


Sokobe
(GPSはログを取っていなかったがこんなもんだろう)


032大滝山

2014-07-24 07:48:46 | 92山

大畑川、奥薬研と薬研の間に大滝と称される滝がある。
この山は、大滝を作るような大きな山ではないから、山名はこの滝から取ったのだろう。
滝上の県道284号線沿いに露天風呂があったが、管理者がいないため、撤去されたと思う。

(下のHPに詳しい)
http://www16.plala.or.jp/shimokita-isan/new_page_104.htm

さらに上流、大畑川と湯ノ股川の合流点。
湯ノ股川側にも露天風呂、元祖カッパの湯がある。
こちらは管理を市役所が引き受け、存続している。
このフロの駐車場には、シーズンになると、車中泊の車が並ぶ。
ここに車を止め、駐車場東端より突入。


Img_1065
(ここから入った)



全ルートヒバ林でヤブは濃くないが、鞍部までは急登が続く。


Img_1068
(鞍部からの尾根)



スパイク付き地下足袋で正解だった。
山頂に三角点あり。
当日は薬研で仲間が集まり、キャンプ~宴会だ。
翌日はうぐい滝川の遡行となる。



Img_1069
(山頂の三角点)



Ootaki
(ログがないがほぼこんな感じ)


自転車メンテ

2014-07-21 07:41:59 | 自転車

土曜日の雨は予想以上に強く降り、気持ちが落ち着かないところに女房から「明日は雨だから、夕方から青森に行かない?」と誘いがあった。
直ぐに了解。
午後3時過ぎに娘も加えた3人で出かけた。
予約していた、イタリアレストラン「Kei」で夕食。
店は小ぢんまりしていて、4~6人テーブルが2つ。
あとは、カウンターのみだ。
が、うまかった。
特にピザは極薄の生地にチーズ少なめで、ゴテゴテさがなく、私の好みにピッタリだ。
(全体的に味は濃い目。田舎もんにはピッタリだ。)
ここでワインを2本開け、別の店で飲み直すことにした。
んで、お世話になっている方にバッタリ。
ついつい飲み過ぎてしまった。
翌朝は、左腕のシビレを直すべく、これも予約していた整体師のところへ。
軽~~く触って終わり。
が、痛みはなくなった。
んん??????
何が何だかわからぬまま、家に帰って、自転車のメンテ。
買ったばかりのチェーン洗浄機み洗浄剤を入れて、チェーンを回す。
最初は抵抗があったが、スムーズに流れるようになる。
透明だった洗浄剤が黒くなったことに、ウェスでチェーンを拭くとピッカピカの新品同様になっている。


Tyari1
(これがまた、気持ちが良い)

Tyari2
(本当に、こんなかんじになる)



きっちりと洗浄剤を拭き取り、オイルを満遍なく付けて完成だ。


Tyari3
(オイルは去年から使っているこれだ)



近所をサ~っと走ってみたが、気のせいかだいぶ軽くなったような・・・・音は全く違うような・・・・
マッ、人間も自転車もメンテは必要ですな。


ニホンカワトンボ

2014-07-17 08:11:38 | 雑記

蜆沢遡行中に見たことのないトンボを発見。
ネットで調べたのだが、「カワトンボ」だとスグに分かった。
カワトンボにはニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの2種類があるらしいが、シロ~トには区別がつかない。
北海道と東北に棲息するのは、ニホンカワトンボ1種だけらしいので、シロ~トながらきっぱりと「ニホンカワトンボ」と断言していいだろう。
写真は、3mほど離れた場所から、いつ壊れてもいい安物のコンパクトカメラで、ズームいっぱいにして撮ったので、当然ぶれているが判別はできる。



Nihonn
(羽が特徴的だが、模様のないものもあるらしい)


蜆沢

2014-07-14 08:55:50 | その他の山

草薮で、駐車場と決めていた所まで、車が入らない。
他の道の当たってみたが、集落総出で貯水池の草刈をしているところで、路上駐車の車を退けて貰うのも憚られ、草薮道路に戻る。
藪は100mほどで終わり、立派な林道と合流した。
近川林道だ。
道なりに歩き、二又手前の適当なところから入渓しようと下の沢を確認しながら歩く。
沢の流れが突然少なくなった。
二又を過ぎたのだ。
100mほど戻り、沢に降りる。
ロープを出そうか迷ったが、ルートを選べば簡単そうなのでやめた。
沢底は両岸が山に囲まれ、10:00を過ぎたというのに、寒々としている。
30分ほど歩くと古い苔むした橋が現れる。
両岸に通路が整備されている。
送電線の管理用道路だろう。


Sijimi1
(倒木のようだが、立派な橋だ)



通り過ぎて直ぐに、似たような橋があり、これも同じ目的のようだ。
沢は荒れていて、あちこちで土砂崩れの跡がある。
新しい倒木があったり、古い倒木の上を土砂が覆っていたりと、この沢はまだまだ安定していない。
澱みでは土砂が堆積して、ずぶずぶといやらしく足が沈む。
それでも時々魚が走るのが見られ、ホッとする。
真新しい倒木が根までつけて、沢を覆っている。
根を巻くように越えると、目的の滝が現れた。
倒木が邪魔をして、いまいちの景観だ。


Sijimi2
(この倒木のスグむこうが滝だ)


Sijimi3
(1段目の滝)



滝は高さ5mほどが2段、その上が2+1mだが簡単に直登できる。
後は北冷水峠を確認するだけなのだが、上部が伐採地となり、視界が広がる。
林道もはっきりと見える。
急にしらけてしまい、沢を歩かず、林道から点線道路を経て北冷水峠を目指すことにする。
点線道路は伐採地の中を通り過ぎると、軽い藪となるが迷うことはない。
林道に出て、車が走れることを確認、来た道を戻ることにする。


Sijimi4
(北冷水林道。近川停車場線の冷水峠へと続く)



途中、滝上の伐採地で昼食。
まだ幼さの残るカモシカがヒョッコリ現れこちらをぽかんと見ている。
このまま、林道を歩いて帰ろう。


Sijimi5
(駐車地点から滝上の伐採地までログがない)