下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

はぁー

2019-04-30 19:24:34 | 雑記
体調いまいちながら連休突入。
今日は下山して、洗濯と片付け。
酒を飲みながら、体調が戻りつつあるのが実感。
今日の朝、腹一杯食べたのが効いたかな。
連休中、再び山に入る気力が湧いて来た。

朝比奈岳

2019-04-22 07:28:54 | 92山

積雪期の朝比奈岳にスキーで行くのはこの日が最初で最後のチャンスと思い、出かけた。
下北半島の山は久しぶりだ。
数年前から、むつから恐山までの冬季閉鎖が1週間早くなり、4/20となった。
次の週には、恐山から薬研までも開通するのだが、年々雪が少なくなり、その頃にはスキーでの登山は微妙になる。
登山口は昨年より雪が少ない印象だ。
山に入ると雪が少ない印象もなくなり、むしろ多いような気がしてきた。
急斜面を登り稜線に出て休憩。
数個所のピークは帰りのスキーの事を考えて、右を巻きながら様子を見ることにした。
796mピークから雪庇が付きだした。
今までないことだ。
ここから先、稜線は南北に延びるので、例年雪庇は出る。
しかし、今年は大きい。
巻くのをやめ、稜線通りに歩くことにした。
山頂にも落差1mぐらいの雪庇ができていた。
今年は雪が多いとか少ないとかではなく、雪の付き方が少しおかしいようだ。
山頂でシールを剥がし、滑降開始。
狭い稜線を慎重に下り、796mピークの手前のピークからはトラバース気味に、雪庇にびくつきながら滑った。
急斜面を降り切って、シールを再び装着。
630mピークを過ぎ、624mピークからシールを剥がして、緩い勾配の林道を降り無事下山。

今週は忙しい中、連休の準備をしなければいけない。
まずは、スキーに付いたグルーを除去しよう。




登山口の林道。やはり雪は少ない。




急斜面の尾根。帰りはここの滑りが楽しみだ。うっすらと見えるトレースはスノーモービル。




796mピークの雪庇。




いよいよ山頂が近くなってきた。右端が山頂。




燧岳方向、雪が少ない。手前に小さな雪庇が形成されている。




登ってきた方向。むつ湾の向こうにうっすらと八甲田山が見える。




山頂での記念写真。左のスキーから約1m雪庇。




ルート図


止ヶ崎

2019-04-15 07:38:35 | その他の山

八戸山水会の総会のため八戸へ向かう。
せっかくなので、三戸と田子の境界沿いの山、止ヶ崎とドコノ森に登ってから出席することにした。
家をゆっくりと、7時に出発。
アプローチに使う「県道田子十和田湖線」は県で出している「雪道安全マップ」でこの道路が4月1日の12時に閉鎖解除になるのを確認済みだ。
迷ヶ平に着くと、冬季閉鎖の看板が堂々と掲げられている。
はるか向こうに止ヶ崎がみえる。




閉鎖期間は平成31年〇月1日までとなっているので、文句は言えないか。




こんなことなら、素直に八甲田にすればよかった。
考えても無駄なことを、ついつい考えてしまう。
山が見えているのだから、とりあえず、向かうことにした。
どれほど歩くのかは、持参した地図の範囲外で分からない。
とりあえず、1時間歩いて考えることにする。
道路沿いの平らな地形を、ただただ歩くが、初めてのルートなので飽きない。
五戸川の枝沢、中ノ沢との最接近点に着き、現在位置を確認できた。
40分、ドコノ森は中止とする。




歩き始め。はるかにドコノ森、止ヶ崎、747ピークが見える。




平坦だが、樹相に変化があり飽きずに歩けた。




ここから、南に向かって、747ピークを目指す。
雪はザラメ。
いい感じだ。
林を抜けると、エッ。
快適そうなバーンが広がる。
日和って、直接鞍部を目指さなくてよかった。
ピークから鞍部までは細い尾根だ。
シールを外さず、直滑降で降りた。
雪庇が張り出している箇所があり、改めて直接鞍部を狙わずによかったと思う。
中程度の傾斜を2~30m登るとなだらかな傾斜となり、止ヶ崎山頂。
747mピークから止ヶ崎まで、展望が素晴らしい。
南側には無数の山並が連なり、北側は十和田三山が屹立している。
東のドコノ森が手招きしているが、今日はここまで。
シールを外し、来たルートへ滑り出す。
気持ちはあの斜面に切り替わっている。
シールを付け直し、747mピーク到着。
上から見ても素晴らしい斜面だ。
一気に滑り降り、登り返すか迷ったが、時間に余裕を持ちたかったのでそのまま林に向かって降りた。
あっけなく道路に出て、乾いた舗装の上に座って昼食。
平坦歩きをして、車に戻った。


帰ってから調べたら、「県道田子十和田湖線」は「雪崩の危険がある」ため4月25日解除に変更されていた。



山頂へ向かう林の中




林が切れると、楽しそうな斜面が現れた。




747mピークから止ヶ崎へ続く道




止ヶ崎山頂からドコノ森




止ヶ崎山頂から十和田三山(左から十和利山、その奥が十和田山、右が戸来岳(三ツ岳、大駒ヶ岳))




期待通りの斜面だった。





ルートはこんな感じ


三クラツアー

2019-04-08 10:01:17 | その他の山

待合せ場所の蔦温泉はチェーンで閉鎖されていては入れない。
昨年まではなかったことだ。
今年の2月もなかったような気がするが・・・・。
中には公衆便所があるのに、閉鎖は許されるのか。

今の季節ならではの、猿倉岳~乗鞍岳~赤倉岳の三クラツアーに行ってきた。
蔦沼林道入口に回収用の車をデポ。
睡蓮沼に向かう。
9時オープンの谷地ゲートは思ったほど混雑はしていない。
昨年は、鹿児島ナンバーまでいたような気がするが、今日は県内ナンバーだけだ。
睡蓮沼は、ぎりぎり駐車セーフ。
出発準備をしていると、吹雪模様となってきた。
とりあえずは猿倉を目指し、天気次第では引き返すことで出発。
吹雪の中、下を向いてひたすら歩く。
雪面の起伏が分からず、突然下ったり登ったりで苦労し、歩きやすいルートを探しながら登り詰めた。
猿倉岳山頂には、先行するパーティーが滑降準備をしていた。
ここでリーダーの方針発表。
ツアーを続けるが、乗鞍をパスして直接乗鞍-赤倉の鞍部を目指す事になった。
吹雪きのガリガリ急斜面を安全第一で降りる。
キックターンを多用しする滑りとなった。
風を避け、乗鞍の北東側に回り込んで昼食。
鞍部からはいつものルートだ。
赤倉の山頂で滑降準備をしていると・・・「一天俄かに晴れ渡り」。
抜群の条件になってきた。
赤倉の山頂でリーダーがアバランチテストを行い、滝ノ沢の源頭部に滑り込む。
総勢15人、次々と後に続く。
たぶん、今季最後のパウダーを味わうことが出来た。
林の中に入っても、しばらく面白い滑降ができた。
緩斜面に入り、のんびりと蔦沼林道に入口に向かった。




猿倉山頂で滑降準備完了




見た目は雪が付いているが、少し降りると、ガリガリ斜面となる。




降り切って、乗鞍を目指す。





鞍部を目指す。




赤倉の山頂から滑り込む斜面。この斜面が・・・・




こんな斜面に早変わり。早速、リーダーが突っ込む。




最後はのんびりと林道を降る。




ルートは大体こんなもんかな


按ノ木森山2

2019-04-08 08:57:02 | その他の山

4月1日開通した「青森田代十和田線」を利用して、幸畑から小峠、大峠経由で銅像茶屋に着いた。
八甲田雪中行軍とほぼ同じルートで走ってきたことになる。
ここから銅像経由で、車で来た道を戻り、按ノ木森山へ向かう。

昼近かったので、出発前に昼食を摂っていると、前岳ツアーの送迎車が3台停まった。
1台は大型バスだ。
無線で連絡を取り合っていたのだろう、直ぐにツアーガイドが降りてきた。
こちらの準備が終わるころには、大勢のツアー客が到着し、騒々しくなった。
銅像茶屋前に泊まっている、1台が出発したのを待って、歩き出す。
なだらかな斜面を約300mほど歩くと、銅像である。
ここから北に向かって滑り降りるのだが、直ぐに登りに変わるので、シールを付けたままでスタート。
意外とよく滑る。
思った以上に雪も軽い。
道路沿いに歩くので、緊張感はない。
なるべく、道路から見えないように歩く。
一度沢に降り、登り返すと送電線の下の刈り払いされた、ゲレンデのような場所に出る。
按ノ木森山がはっきりと見えだした。
ゲレンデは帰りの楽しみにして、右側のカラマツ林の中を登った。
すぐに山頂に着いたが、西側にもピークがあるので、そこまで行ってからシールを外した。
滑降開始だが、楽しみのゲレンデは、見た目以上に緩斜面で、なんとなく降り切ってしまった。
再びシールを付け、銅像まで来たルートを引き返す。
再びシールを外し、林の中を滑り降りた。
思った以上に良い雪で、明日が楽しみだ。

楽しかったのはこの短い区間だけだった。
銅像から北東に延びる尾根沿いに下り、送電線に下を忠実に辿ったほうが面白いかもしれない。
今の時期の軽いハイキングには丁度いいコースだ。




銅像茶屋



銅像




ゲレンデに着いた。鉄塔の右奥が按ノ木森山




なだらかなピークが山頂




西側のピーク




晴れていれば北八甲田のビューポイントになる




帰るルートはゲレンデ状態




ルートはこんなもん