土曜日はめったに休まないのだが、日曜日に予定が入ってしまい、出かけた。
みちのく有料道路から脇道に入り、林道分岐付近に丁度良い駐車スペースがある。
前回の与瀬山の帰りに確認済みの場所だ。
少し林道を歩き、山頂へ沢が入り込んでいる位置を取付き点とした。
沢はすぐに二股になるので、真ん中の尾根に取付くと、山頂へ一直線だ。
尾根は、入ってすぐは倒木などで歩きにくいが、全体的にヒバ主体の林で藪は薄い。
山頂手前100mから、ちょっときついヤブとなるが、山頂が見えているので、ここはひと踏ん張りだ。
山頂の三角点周辺だけがすっきりしているが、展望は全くない。
帰りは西側の稜線から北に折れ、395mピークを経由して戻る。
こちらの方がヤブが酷い。
所々、かなり古いブル道らしきものがあるが、無視したり利用したり。
第2ピークから北に折れるとヤブは薄くなり、四本桂山が見えた。
395mピークで記録を付けようとして、手帳がないのに気付く。
ここで、目の前にある大きい尾根に乗れば車の近くまで帰れるが、斜面の途中から派生する小さな尾根に乗りたくなり、慎重にコンパスを振る。
うまい事乗ることができ、次に現れる沢を越えて次の尾根に登り返すつもりが、斜面が急で沢底に降りれない。
ようやく渡渉ポイントを見つけ広く緩やかな尾根に登り返した。
林道に出て少し歩くと車に着。
昼食を摂り、次の山の取付き点を確認して帰った。
(林道からの四本桂山)
(山頂の三角点)
(西側稜線のヤブ)
(踏み跡が残っていたい)
(395mピークからの四本桂山)
(赤が登り。紺が下り)
当初、新幹線で行こうと思って切符まで買っていたのだが、自転車を輪行バックに入れるにしても、新幹線では置けるスペースが1箇所しかなく、東北観光フリーパスを利用して、車で行くことにした。
こちらの方が自由がきくし、他人への迷惑を考える必要がない。
前日、7時間半かけて、磐梯熱海へ。
自転車を組立て、会場へ行き受付を済ます。
後はのんびり、風呂に入って晩酌もほどほどに就寝。
当日は、朝食をついつい多めの執ってしまい、会場へ出発。
第1陣のスタート直前に到着。
スタートまで1時間あるが、整備は前日行っているので、会場の各ブースを見学したり、写真を取ったりで時間をつぶした。
もちろん、ストレッチも十分すぎるほど行った。
(会場となった郡山スケート場--各自スタートまで整備をしたり、各ブースを回ったり)
いよいよスタートの順番が来た。
祈念写真撮影後、スタート。
自分のペースを崩さぬよう、猪苗代湖畔までのダラダラ登りを快適に飛ばす。
湖畔に出て直ぐ、磐梯山が湖の向こうに見えた。
晴れていたらきれいだろう。
自転車を降り、写真をパチリ。
(猪苗代湖と磐梯山。晴れていたらもっとよかったのに。)
サイクルコンピューターが壊れているので、位置と時間で大体のペースを確認。
85kmを写真を撮りながら走るので、5時間に設定している。
マアマアのペースだ。
ほぼフラットだが、西岸あたりから向かい風となり結構つらい。
予想外の急斜面が1か所あったが、何とかクリアーし、平坦部となる。
4・5人の集団が追い抜いたので、最後尾に付き引っ張ってもらうことにする。
いつも一人で走っているので分からなかったが、楽だ。
ラッセルの最後尾と同じくらい楽だ。
最後のエイドステーションでゆっくり休む。
考えてみれば、今まで水分補給だけで、固形物を取っていない。
朝食を多めに執ってしまったせいか、スタート直後は苦しいくらいだった。
後は、ダラダラの下りが続く。
磐梯熱海の温泉街を通過。
残り1kmとちょっと。
4時間半で完走となった。
(最後のエイドステーション。ここでクリームボックスが出たがザックに仕舞い食べなかった。)
宿に戻り、風呂に入り郡山市へ。
ここで一泊。
次の日、長男の嫁の実家に挨拶し、帰路に着く。
途中、ちょっとのつもりが、約1時間も寝てしまい、帰りは8時間もかかってしまった。
俄かに忙しくなりだした仕事をほっぽって、明日から出かける。
準備をしていないので、今日は早めに帰って・・・・・。
慌てると、ろくなことがないので、チェックリストくらいは作っておこう。
体の方も準備不足。
1ヶ月以上前に100km走っただけで、それ以降自転車にも乗っていない。
明日、移動中に気持ちだけでもアップしよう。
(雨でないことだけを願う)
以前、半兵衛高森下山後に向かったが、県道が通行止めで断念した山だ。
今回はアプローチを天満ダム上流側からとし、二戸ノ瀬林道起点に車を停め歩き出した。
(二戸ノ瀬林道起点)
二戸ノ瀬林道は車も十分走れる状態で、2台の車に追い抜かれた。
弥瀬山に向かう林道(名前分からず)分岐には橋が架かっているので、分かりやすい。
ここからは、あまり車が走っていないようで、草や小枝がうるさくなる。
そんな中、軽ワゴン車が走ってきた。
道路脇に避けて、道を譲る。
チェックポイントに決めていた、尾根の先端に出ると、先ほどの車が止まっている。
3人でキノコ採りに来たようだ。
少し話をして先に進む。
ここからは沢沿いの道となり、ヤブがひどくなる。
なだらかな傾斜のヤブ道を尾根まで歩くと、視界が開け、鉄塔が現れた。
45番鉄塔だ。
(ヤブが開け、45番鉄塔が見えてきた)
ここからは尾根沿いの道となる。
鉄塔の管理用道路に使われているのだろう、荒れた林道よりははるかに歩きやすい。
雰囲気のあるヒバ林の尾根を上り詰めて、46番鉄塔となる。
(少しの間だが、こんな道もある)
(46番鉄塔からは、半兵衛高森と天間ダム湖が見える)
ここから、南に下り、与瀬山から伸びる尾根に出ると、車も走行可能な道となった。
ちょっとした鞍部に出ると弥瀬山がはっきりと見える。
東側に47番鉄塔、西に弥瀬山と48番鉄塔が見える。
(48番鉄塔と手前のこんもりが弥瀬山)
(振り返ると47番鉄塔)
北側には野辺地烏帽子岳も見えた。
一度、48番鉄塔まで行き、20m程度ヤブを東に戻ると、弥瀬山である。
3等三角点がある。
展望は全くなし。
(山頂の3等三角点)
48番鉄塔まで戻れば、展望が得られる。
南東側に屋形森、南西には高田大岳や八甲田の山々、今年の春行った七十森山も見えた。
(遠くに高田大岳が見える)
帰りは、45番鉄塔からヤブの林道ではなく、管理用道路を真直ぐ尾根沿いに下った。
こちらもなかなかの道だ。
尾根先端に出て、ゆっくり昼食を取ることにした。
このまま管理用道路を下っても良さそうだが、ここからは車も入る道なので、往路を辿った。
(赤が登り、青が下り。この山に登るなら緑・青点線がベストだ)
帰りに次の山の取付き点を確認し、帰った。
先週の土日は、急な仕事で棒に振ってしまった。
今度の休みは、先週予定していた、東青地区の山にしようか、仕切り直して、みちのく有料道路沿いの山にしようか。
土曜日は仕事をして、日・月曜日に出かけようと思っている。
どっちに行くにしろ、秋の里山。
のんびりと歩きたい。