梅窓院

梅窓院
所在地:港区南青山 2-26
建設年:1925(大正14)
構造・階数:RC・2F
解体年:2000(平成12)頃
Photo 1991.5.11
2000年頃まであった昔のお堂は、大正末期に鉄筋コンクリートで建てられた和風デザインのものだった。しかも、普通の寺院の堂のような形ではなく、四角い建物の上に塔を載せたような姿で、いま見ても、一風変わった建物だった。建設当初はかなり斬新だったのではないだろうか。妙な感じで目立っていたかもしれない。
建築家・隈研吾氏の設計によって建てられた新しいお堂もなかなか斬新な設計らしい。寺院建築は、ともすれば昔ながらの建て方になってしまいがちだが、梅窓院は、前回の建立時と同様、建て替えるからには、その時々に合った、新しい寺院建築の在り方を模索したのかもしれない。
長青山 梅窓院|東京南青山
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 港区 #近代建築 #寺院 #塔