今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

マルタに行った その3

2018-07-10 09:33:55 | スポーツ
 バレッタは中世の街並みが素敵でした。
 午前はガイドさん付きの観光、午後は自由観光です。

 街の入り口、シティゲートのあたりは以前ごちゃごちゃしていたらしいのですが、昨年はEU理事会議長国、今年はマルタが欧州文化首都ということもあり、すっきりしたということです。




 説明を聞きながらアッパーバラッカガーデン、聖ヨハネ大聖堂、騎士団長の宮殿の順に観光していきます。

 ヨーロッパに来て、こういう街を歩くと思うのですが、本当によく保存されています。でも、マルタは200年ほどイギリスの植民地ということもあり、第二次世界大戦ではドイツによる爆撃の被害を受けているのです。それを修復してのこの街並みです。マルタストーンという石灰岩を使った石造りで統一されていて、ロマンチック街道とはまた異なった趣です。
 

(ここは戦争の記録のために修復されていません。野外劇場に使っているようです)






 アッパーバラッカガーデンに来ました。海の色と空の色、そして建物の色が調和して、」です。



 対岸のスリーシティーズを見ます。



 聖ヨハネ大聖堂に向かいます。ここにはヨハネの斬首というカラヴァッジオの名画があることで有名です。ノーフラッシュなら撮影OKが嬉しいです。





(中央に見えるのがそのカラヴァッジョ最高の傑作です)



 歴代の騎士団長の肖像画がかかる騎士団長の宮殿です。バレッタの歴史がよくわかります。見どころ満載です。





 中庭に中学生の一団がいました。社会見学なのでしょうか。



 昼は、オープカフェでの食事です。タコのパスタを食べました。トマト味が強いです。でも美味しい。ヨーロッパではちょっとなじめない料理が出ることがあるのですが、そんなこともなく普通に美味しかったです。ただ風が強いのにはまいりました。翌日以降も風には悩まされることになるのです。



 午後はヴァレッタの一番端にある聖エルモ砦に行きたかったので、ツアーの人たちとは別行動しました。ヴァレッタの中心部から海を目指して下っていきます。聖エルモ砦下(Lower fort St.Elmo)に着きました。ここはマルタ国立戦争博物館になっているようで、砦に入るには必然的に博物館に入ることになります。
 予想通り、ロケーションが抜群です、ここを通ってスリーシティーズに入港した船が地中海に出ていきます。




 砦の内部も見ることができました。歴史を感じさせてくれます。




 博物館はマルタで起こった戦争をすべて(古代から第二次世界大戦まで)歴史順に資料とともに展示されています。問題は、案内文がすべて英語なのでこれを読むのが一苦労です。フィーリングで読んだという感じでした。日本人観光客は私たち以外にはいませんでした。

 ここを出てぶらぶら散歩しながら中心部に戻ります。



 やっぱり猫がいます。



 ちょっと疲れました。すると、定番のマクドナルドが。ここなら安心、休憩しようと、入ると長岡さんご夫妻も先に休憩していました。みんなここに来るのんや。
 
 最近NHKでマルタを取り上げて、レースや銀細工などを紹介しています。聖ヨハネ騎士団にはヨーロッパのいろんな国から参加していて、この騎士が職人を連れてきたので、こうした工芸品が発達したとのことです。今回はそういうお店に行くことはありませんでした。もっとも、かなり高価な品のようで買うことはできませんから結果一緒かもしれませんが‥。

 夜はホテル近くのシーフードの店に行きました。地中海にいるのだから、これは当然です。旨い!ツアーの皆さんはどういう訳かムール貝をあまり食べないようなので‥。思いっきり堪能させてもらいました。


 
 明日はゴゾ島に向かいます。