お待たせしました。というか気の抜けたビールみたいになってしまいました。11月21日の話ですから‥。12月5日には”奈良マラソン2010”を完走してまいりました。この話も待っているので、早速始めることにします。
大会前日の11月20日、またまたDr.豊田(トン)と”のぞみ”に乗り博多へ向いました。そして在来線に乗り換え二日市へ。ここにはこれもまた、筑後川マラソンでお世話になった岸本君(やっつん)が待ってくれてます。二日市から彼の愛車レクサスで天草へ向かおうというわけです。
快適なドライブです。11時に出発して3時前には天草市の中心である本渡に着いてしまいました。
(車中からの風景です)
予想外に早い到着だったので、明日私が走っている間に見て回る予定だったところを今日行くことになりました。牛深に向う国道366号線を南下し、途中で右に折れ、崎津天主堂に向いました。崎津は渚百選「キリシタンの里 崎津」に選ばれたところだそうで、いい感じの港です。
崎津天主堂自体は昭和に再建されたものでそれほど古くは無いのですが、この天主堂の地で踏絵が行なわれたと聞くと重みを感じます。
(全景です)
(おっさん二人の見事な・・ぷりです)
(勝海舟はこんな田舎にも来ているんですねー)
次は大江天主堂です。海岸線を10分ばかり走りました。こちらはなかなか立派な建物で高台に立っています。
天主堂前で野菜売りのおばさんから買った(正確には、やっつんに奢って貰った)100円のオレンジジュースは自家製ということでホントにおいしかった。
(遠くに海も見えます)
高台から降りると、天草ロザリオ館です。3Dメガネを掛けて、天草キリシタンの歴史映画を鑑賞しました。
このあとは夕日を追いかけ、天草灘を見ながらドライブです。いやー絶景です。
「途中で山道に入らずに、海岸線を一周してもよかったなあ」とドラーバーのやっつんに言われましたが、私としてはマラソンのために来たんやから早よ宿に着きたいわけで、しゃーないですやん。
そして、5時ごろに今夜の宿「新和荘 海心」に到着です。小さな宿ですが、しゃれた感じです。
ここでビックリしたことが起こりました。
私の関与先の山添商店の社長、山添純夫さんはこの天草市の本渡出身ということなので、この地についていろいろお聞きしていたのですが、なんと友人の生駒義裕さんが私と山添さんにメッセージとお土産(天草銘菓 黒まん)を届けておいて下さったのです。
そのメッセージを書きます。「山添純夫さんの友達です。はるばる天草までおこしいただき有難うございます。荷物になりますけどお持ち帰りください。一つは山添さんにお願いします。明日はがんばってください」
メチャクチャ嬉しかったです。生駒さんありがとうございます。明日は頑張ります。そして、陸上競技場横の受付会場へエントリーに行きました。
このあと、山添さんの当時住まれていたおうちを見つけに行きました。正確には、その家は取り壊され、松下ビルとして立て直されています。(山添さんの旧姓は松下さんです)事前にグーグルで地図を出していたので、それを見ながらの調査です。もう暗くなっていて、土地勘が無いので結構難航しましたが見つけました。
まず、並びの左にある新聞店です。
(時間がはっきり分かり、アリバイの証明になります)
向かいにある電気店です。
そして、いよいよ松下ビルです。1階に料理店の入った賃貸マンションのようです。フラッシュが届かず、上手く撮れません。でも「山添さん、来ましたよ!」
そして、手前のガレージに名前があったので撮影。
これで目的はすべて完了。夜は、おっさん3人の修学旅行のような馬鹿話で盛り上がりました。このおもしろさがブログでは表現できないのが残念です。とにかくマラソン前のプレッシャーなどまったく無くなってしまったことは確かです。それどころか「ホンマに明日走るんかいな?」という感じでした。
(次回に続く。ホンマに走ります)