今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

昭和58年版”ぼくのわたしの横顔” その2

2010-09-13 09:20:40 | スポーツ

 千里シティマラソンの後、レースづいて、1ヵ月後の昭和571128日、丹波けんこうマラソン20キロに出てしまいます。

これもたまたま京都府の広報誌を見て申し込んだのですが、出た経緯がケッサクです。

問い合わせの電話を掛けると「住所は?名前は?年齢は?」と聞かれ、答えると「30歳以上男子は20キロです」とエントリー完了、有無を言わさずその当時としては、眼のくらむような距離を走ることになってしまいました。参加費は千円以下だったような気がするなあ。

この後、大会は距離を30キロにグレードアップ、大規模な大会に衣替えするのですが、このときはプログラムを見ても分かるように65人です。(手書きのプログラムがなんとも言えず味があります。よく残していたものです)

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そのせいか、コースは簡単なものです。丹波自然運動公園がスタートゴールになっていて、公園を出るとそこは国道9号線ですから脇の歩道を瑞穂町目指して走り、そして折り返してきます。車の通行規制もありません、歩道のないところもありましたから、危ないところを走ったものです。最後、横断歩道を走路員の誘導で横断しましたが、ちょっと車を止めれば大丈夫程度だったのです。(現在行われている京都丹波ロードレースでは裏道の府道444号線を規制して使ってます)

やる気を出して練習を積んできたのですが、もちろん20キロは練習で走ったこともなく未知の距離です。スタートと同時にパーっとほとんどのランナーは前に行きます。数人がお連れになりました。

とにかく完走だけを考えて走ったのですが、丹波自然公園の入口の少し手前19キロぐらいでしょうか、2時間が切れると思ったとき足にピクっと痙攣が来ました。立ち止まるほどではなかったので、その後はとにかくゆっくり走りました。ゴールタイムは自分の時計では2時間を超えていました。

「まあ、ええか」と思い完走証をもらうと11648とあります。

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 「えっ、2時間切ってるやん!」ストップウォッチ付の時計ではないのでまたしても読み間違えたようです。とにかく滅茶苦茶うれしかったのを覚えています。

このタイムを見ると、若いというのはすごいことでちょっと練習しただけで速くなっています。こんな勢いで力がつくことは人生そうそうないので、“ぼくのわたしの横顔”を書いた頃には「僕って、サブスリーにまで速なるんちゃうかな!」と勘違いしています。(わが走友の谷村守茂さんは、この数年後、腹ぽちゃの体型にもかかわらず、防府マラソンでサブスリーを達成し、「ランナーズ」に完走後奥さんと抱擁している写真が載りました)大いなる誤解だったのですが、今日まで楽しく走れているのだから結果オーライ、それはそれでよかったんだと思っています。

「レース風景」

昨年、1118日大分県国東市で開催された第20回仏の国くにさきとみくじマラソンの30キロ付近です。「暑い!坂がある!」で苦闘して、かろうじてキロ6分をクリア、4時間1228秒に終わったのですが、日出町にある子会社に赴任中の従兄弟の恭造夫妻がサポートしてくれ(撮影も)、楽しい旅となりました。

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