ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

台湾へ

2016-10-26 | 日記

 台湾で開催される、政府もサポートする芸術フェスティバルに招待頂き、参加させて頂くことになっていました。

 最初にお話を頂いたのは2月のこと・・・、以前『KA』に出演していたサイモンから連絡をもらいました。

 会社にも快諾頂き、詳しいことが分かったような、分からないような、どうなるのかギリギリまで分からない部分もたくさんありましたが、無事に出発することができました。

 ラスベガスの空港では、ちょうど日本に帰るところだったスイマーのひろみさん、ご主人のBeejay、息子のマイロくんに偶然会い、不思議な旅が始まりました。

                                       

         

 サンフランシスコから香港への飛行機・・・、日本に帰る時と同じ出発地でもいつもとは雰囲気も違い、気分も違う・・・、搭乗ゲートにも見る限り日本人はいないようで、すでに完全にアウェイな気分でした。

 

 日本の上空を通り超え、13時間のフライトで、無事香港に到着・・・、大きな空港にキョロキョロしてしまいました。

 時間的には余裕がありましたが、今心身が疲れすぎてはいけないと思い、とりあえず、少し食べて、休憩しておくことにしました。

 せっかく食べるなら中華を食べたかったので、ダックを頂くことにしました。

 さすがアジア・・・、アメリカンサイズではなく、ちょうど良いサイズであっさりしていて、とても美味しかったです。

                              

 香港から台湾の高雄までは、ドラゴン・エアを使い、1時間半のフライトでしたが、この短いフライトの間に食事が出ました。

 メニューは中華丼のようなもので、機内食の割りには美味しいものでした。

 機内で配られた入国審査の書類に、ビザの種類と番号を記入する欄があり、私は何も取っていなかったので、フライト・アテンダントに聞くと、「取ってないの?普通オンラインで事前に取るけど・・・」と言われ、ドキ~ン・・・!

 出発前にインターネットで調べた際に、ビザの取得は必要ないと書いてあるのを見ましたが、ここで言われると、“私は台湾に入ることができるのか”と急に心配になってきました。

 それでも着陸前、高雄の街が見え始めると、これからここでどんなことが起こるのか、わくわくしてきました。

                                                                 

 無事高雄国際空港に到着したものの、入国審査の列に並びながら、キョロキョロ・・・、周りの人はパスポートと入国審査の用紙以外に確かにプリントアウトしたような紙を持っていました。

 “このまま入国できずに、どこかに連れて行かれてしまったらどうしよう”と、息が詰まりそうに緊張しながら入国審査官にパスポートと入国審査の書類を渡すと、指紋を取り、簡単に通過・・・、他の方は皆さん中国パスポートでの入国だったようです。

 預けていた荷物も無事にピックアップし、外に出ると、出発前から今回の事務手続きなどをメールでやりとりしていたミーナさんが迎えに来てくださっていて、お会いできた瞬間少しほっとしました。

 すでに夜中の12時を過ぎているにも関わらず、外は蒸し暑く、30度以上ありました。

 タクシーでホテルに着くと、ちょうどリハーサルを終えて戻ってきたサイモンと、ラスベガスにも何度か来ていた彼女のヨーヨーも戻ってきたところで、彼が『KA』にいた時以来の約5年ぶりの嬉しい再会ができました。

 時差の関係ですでに27日が終わり、28日の午前12時半・・・、30時間かけて、無事にたどり着くことができました。

 明日からが楽しみでもあり、不安でもあり・・・、でも、やっぱり楽しみなのかな・・・、そんな思いでベッドに入りました。

コメント
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