秋のNY
1週間のお休みで、NYに行きました。
今回はブロードウェイの4作品と、オフ・ブロードウェイの1作品を観劇しました。
到着した日に観た『COST OF LIVING』は、シンプルな装置の中、4人の出演者が演じるお芝居で、実際に障害を抱えるキャストが出演していました。
翌日には、この秋のブロードウェイで一番ヒットしている『LEOPOLDSTADT』というお芝居を観劇しました。
ウィーンを舞台に、第一次世界大戦や第二次世界大戦下のユダヤ系一家を描いた物語で、登場人物が多く、理解が難しい部分もありましたが、事前にあらすじを予習していたので、どうにかついていくことができました。
リバイバル・ミュージカルの『1776』は、アメリカの独立が決議されるまでの議会の様子を描き、歴史の勉強にもなりました。
すべての役を女性やトランスジェンダーのキャストが演じていました。
『Death of a Salesman』はリバイバルのお芝居でした。
事前に映画を観て予習していたので、物語は把握していましたが、演出やキャスティングでイメージが大きく異なりました。
今回は少し難しい内容の作品が多かった中、オフ・ブロードウェイのパペットを使ったミュージカル『SESAME STREET』は、子供向けで家族ずれが多く、子供たちがキャラクターに呼び掛けたり、歌を口ずさんだり、唯一賑やかで明るい作品でした。
久しぶりにユニオンスクエアのファーマーズ・マーケットに行くとすっかり秋になっていました。
店頭に並ぶカラフルなカボチャが、とてもかわいく、季節を感じさせてくれました。
いつもカモを買うローカルのダック・ファームのお店に寄ると、ミュウはおやつのダックジャーキーを貰えることをしっかりと覚えていて、お店に着く前から身体を乗り出し、そわそわと大興奮。
以前に買ったこともある大好きなダックジャーキーがこの日はなかったのですが、ダックハーツをもらい、大喜びで食べていました。
中学・高校の同級生の友達夫婦にも、1年以上ぶりに会うことができました。
ビーチをドライブという計画をしてくれていましたが、この日だけ急激に気温が下がり、ミュウも凍えて歩かないと思い、この企画は次回暖かくなってからの楽しみに取っておくことにしました。
食事に行こうということになりましたが、久しぶりで会話に夢中になり食事が進まないのが目に見えていたので、先にお茶をし、一緒に食事に向かいました。
予想通り、カフェでの数時間のお喋りはあっという間。
夜は、近代美術館に併設された私は初めての素敵なレストランを予約してくれ、美味しく楽しくいただくことができました。
二人には、本当に感謝です。
ご近所さんでブロードウェイ女優のお友達の南ちゃんとトランペット・プレイヤーのダンさんのお家にお邪魔し、持参したたこ焼器を使って、たこ焼きパーティーもしました。
たこ焼きは久しぶりでしたが、思った以上にうまく焼くことができ、色々なお話をしながら、楽しい時間を過ごすことができました。
ミュウもソファでお昼寝をしたり、膝の上で甘えたり、終始リラックスで過ごしていました。
観劇、お友達との時間、秋を感じながらの充実した1週間になりました。