ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

完全にアドリブ

2019-05-12 | 日記

 ダーク明け1回目のヒトデ役をした今日、2回目のショーで、舞台装置に問題があり、退場時にIFBと呼ばれる無線でステージマネージメントから、本来ステージから下に滑り落ちるクラウン2人を、一緒に連れて後ろに退場するようにと指示されました。

 クラウンの2人はIFBを装着していないので、私が伝えなければならず、一度後ろに退場しかけたところでUターンし、もう一度二人のいるステージに、戻りました。

 戻りながらの一瞬の間に、今どう演技するべきか、どのように2人に演技をしながら伝えようか、暗い足元に気を付けながら、頭では色々なことを同時に考えました。

 2人に近づき、2人の肩にヒトデの手を巻き込み、ヒトデは衣装の中に空気を送り込んでいて大きな音が鳴っているので、2人の耳元で「一緒に来て!」と大声で叫びました。

 2人もすぐに気がついてくれ、そこから退場まで、3人でアドリブ・・・。

 とりあえず、無事に全員退場でき、訳の分からないアドリブ退場に、新しい演出だと笑いました。

 

コメント
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