アーティストが順にローテーションをもらい、ショーを客席から観劇でき、今日私もその機会を頂くことになっていました。
ショーに出ないということで、毎週月曜日にあるオペラ・ステイックの1時間のトレーニングも、いつも以上に詰め込んで練習することができました。
トレーニングの後は、年に1回行われる、アーティスティック・ディレクター、コーチとの面談がありました。
上層部の役職の移動・カットが急遽決まり、あと2週間でいなくなってしまうアーティスティック・ディレクターとは最後のゆっくりお話できる機会となりました。
今回は、とにかく彼女に感謝の気持ちを伝えたい、そういう思いでいました。
彼女が声をかけて下さらなければ、私がオペラ・スティックに挑戦することはなく、今レディ・オフィサーという役でもステージに立つことが出来ているのは、彼女の一言があったからです。
そして、私がバトン・トワラーでありながら、他にもできるものがあることに自信を持つよう言って頂きました。
有難い言葉をたくさん頂いたとても良い面談になり、コーチにも「ティッシュがいったね・・・」と最後に言われました。
予想以上に長く面談でお話することができ、終わった頃には、すでにみんな衣装でスタンバイの時間・・・、私も急いで準備して、客席に向かいました。
ポスト&ビームスがすでに始まっていましたが、みんながパフォーマンスしている姿を観るのは、とても嬉しい気持ちでした。
面談での色々な感情がまだ冷めない中だったこともあり、ショーが始まりクリフデッキが上がってきた時には、何とも言えない気持ちが込み上げ、このステージに私も立っているのだと思うと涙が出そうになりました。
何もかもを見逃さないように必死で観ました。
2回目のショーは前から5列目の席に座り、更に一人一人の細かい部分まで観ることができました。
最後は、みんなに大きく手を振り、みんなも振り返してくれました。
面談、そして観劇、色々な意味でリフレッシュされ、とても充実した一日となり、興奮が心身に残る中帰宅しました。