歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

縦書きエディタとしてのegword

2008年04月02日 | MacとPC
■egwordを、縦書きのできるエディタがわりに使っています。MacにはLightWayTextという縦書きのできるシェアウェアのエディタもあるんですが、Cocoa版がまだ出ていなくて、OSX環境ではもう一つ表示が不安定のように感じられる。縦書き表示でスクロールしたとき、すぐに追従してくれない。なんとなく気持ち悪い。それで、縦書きでテキストを打ち込みたいときは、いまはもっぱらegwordに頼っています。B5の用紙を縦長に使って縦書きの2段組にし、ヒラギノ明朝W3、11ポイントで一行28字が収まるように設定して、ひな形を作って保存してあります。書類を新しく作るときはこれを開いて、200パーセントの拡大表示にします。すると、MacBookの画面にちょうど1段分(1/2ページ分)がすっぽりと表示されて、いい感じなんです。

■大文字のEGWORDの時代は動作が重くて、ま、ワープロなんてこんなものだろうとあきらめていました。EGWORDで縦書きの文書をベタ打ちから作る、なんてことは考えられませんでした。それが、egword universalになって見違えるほど身軽になり、さらにegword universal 2にバージョンアップしても縦書きのサクサク感は変わらず。しかも文字の組み方も自動で体裁よくやってくれる。使っていてじつに心地いいソフトなのですよ。

■エルゴソフトでegwordやegbridgeの仕事をしていたおふたりが退職して物書堂というソフト会社を起こし、秋にも「テキスト編集中心のワードプロセッサ」を出してくれるそうです。期待しています。「テキスト編集中心の」とあるので、いきなりegwordと100パーセント互換性のあるソフトを期待するのは酷かもしれませんが。とにかくこれから、希望を持ってegword universal 2を使いつづけられそうです。

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