歌わない時間

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路線バスの行先表示

2013年10月14日 | 気になることば
きのう、きょうの長崎は秋の打ち上げ花火でした。空気が澄んでいるので、しんとした夜空に映えて美しかった。

路線バスの正面の頭のところにある横長の、行き先表示の話。最近は電光表示のものが大部分なのかしらん。少なくとも長崎市内を走る路線バスに関してはそうなのですが、でもあれは見にくいよ。ユニバーサルデザインではない。来年長崎では「がんばらんば国体&がんばらんば大会」をやることになっているのですが、ちょっと考えたほうがいい。

長崎市内を走っている路線バスは、ほとんど「県営バス」か「長崎バス」である。で、県営バスではまだ、くるくる上下させて表示を変える式の、字の太い、したがって見やすい行き先表示のバスも一部走っている。でも大部分は電光表示である。いっぽうの長崎バスについては、少なくともわたしが見かける限りにおいては、市内線はもう百パーセント、電光表示仕様に切り替わっているのではないかと思う。

あの電光表示はLEDなのかしらんね。省エネになるのならそれはそれで意味のあることとは思うけれど、もう少し見やすくしないとね。

行き先が「茂木」とか「溝川」とか、あるいは「中央橋」とか、字数の少ないところならまだいいのだ。でも、あの狭い表示スペースに、「長崎新地/ターミナル」とか、「ココウォーク/茂里町」とか、小さい字で二行ツメツメに字を押し込んで、なにが嬉しいのだろう。あれは、見づらい。慣れてない人や遠来のお客さんは、読めないかもしれない。「長崎新地」だけでいいではないか。ココウォーク(という商業施設)の宣伝をしたい気持ちは察するけれど、「茂里町」だけのほうがよほどすっきりして見やすいよ。

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