荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

見逃した「深川かかし祭り」の名残り

2022年10月17日 | 散文

今年は猛暑でした。季節の感覚に異常を来していたのか、深川かかし祭りを見逃していました。名残を楽しみます。先ずは「ヤマンバギャル」です。懐かしい!こんな少女が居ましたねえ。

 

「メロンパンナちゃん」

 

「とけたアイス」です。発想が面白いけど、、アイスには見えない・・・。

 

この一角に複数のかかしが残されていました。

 

「折り鶴(レッドヘア)」です。

 

これも「ノーモアヒロシマ」です。

 

黒い雨です。

 

ここ一帯のかかしには前後に顔が有ります。前出の(レッドヘア)と同じデザインです。そしてこちらは(バイオレットヘア)です。

なるほど意図して残したかかしですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清澄界隈 相撲部屋の変遷

2022年10月16日 | 散文

清澄の路地で解体工事中です。

 

 

マンションができるようです。

 

解体中の中を覗いてみます。広い1階です。

 

・・・ここは元「尾車部屋」でした。師匠は元大関であり相撲協会の副理事長だった琴風でした。おそらく最上階に住んで、マンション経営をするのだと思います。

 

 

彼は定年した今、参与として「下町人情キラキラ橘商店街」の押尾川部屋に居ます。弟子の豪風の世話になって(世話して?)います。

 

2軒隣のビルを見上げます。

 

ここに高田川部屋が在ります。

 

2つ目の路地です。ここは「横綱通り」呼ばれています。あのビルが、元「北の湖部屋」です。

 

もうとっくに看板は有りません。

 

もう1つの路地には「錣山部屋」が在ります。

 

心を入れ替えた「阿炎」の出世を期待しています。体があるので大関を狙えます。

 

横綱通りに戻ります。1代親方の栄誉を受けた、北の湖と大鵬の興した部屋があったのでそう呼ばれています。

 

「大鵬道場」大嶽部屋です。大鵬の孫の王鵬が部屋頭となって頑張っています。顔が大鵬そっくりです。

 

2階のベランダに、ズラリとマワシが干されています。

 

相撲部屋が点在するほぼ中央に、「深川稲荷神社」が在ります。布袋尊を祀った「深川七福神めぐり」の一社です。

 

ここに大横綱大鵬の名前が残されています。

来月になったら九州場所です。九州場所が終わると、もう年末です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深川散歩

2022年10月16日 | 散文

深川江戸資料館通りにこんなオブジェが有りました。馬の三輪車です。

 

 

後ろは白馬です。鼻の洗濯ばさみが痛々しい!

 

隣はもっと派手です。自転車に馬ですか!

 

「ぼくたちわたしたちの地球~みんなで笑おう平和を祈ろう~  」元加賀幼稚園の作品です。そうか~!9月に終わった「深川かかし祭り」の名残りですね。

 

「日吉屋」の蕎麦が好きでよく行っていました。もう、2年くらい店が閉まったままになっていました。

 

店の中で人が動いていました。聞くと、テーブルを搬入中です。蕎麦屋が再開されるらしいです。嬉しいニュースに遭遇です。あの野趣に富んだ蕎麦に再会できます。

 

大正6年創業の老舗ですもの。簡単に無くして貰っては困ります。

 

深川めし屋が賑わっています。

街はすっかり秋の粧いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千石は食品系地区

2022年10月15日 | 散文

江東区の千石を走っていました。そう言えば昔「千石イエス」なる人物が居て、信者の女性たちが共同生活をしながら、キャバレー勤務で生計を立てている宗教団体がありました。博多まで進出したように記憶しています。彼女たちは教祖を「おっちゃん」と呼んでいました。あれは文京区千石です。今でもあるのだろうか?なんて思いながら走っていました。

 

突然、こんなグループに遭遇しました。栄養食の研究をしているらしいです。学校給食でも研究しているのだろうか?

 

こちらが玄関です。掲示板が有ります。

 

「食育カレンダー」が有ります。へえ~10月4日は「イワシの日」だったんだ!?そんな日があるのか?秋はサンマじゃないのか?そして、10月13日は「さつまいもの日」らしい!?この研究所が制定したのだろうか?

 

すると、隣に会社が有りました。たぶん、栄養食グループの1社だと思います。へえ~⁉ 帰宅して調べてみたら、「栄養食株式会社」は本社が品川にある給食や社員食堂運営の会社です。そして「株式会社第一食育研究所」は食材の配送を行っていました。やっぱりグループ企業でした。

 

更に、近くに「株式会社美濃吉食品東京工場」が在ります。京料理弁当の会社です。

 

この界隈は、食品関係の会社が集まっているようです。

「千石イエス」とはまるっきり無縁のようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根津「あんぱちや」の変遷

2022年10月15日 | 散文

根津の街に「あんぱちや」が在りました。総合雑貨屋です。

 

2021年に閉店告知が店頭に出されました。

 

 

いつもよりお客が来ているように見えます。

 

2021年11月に更地になりました。

 

建物が無くなると、思ったより狭い土地です。

 

2022年4月に建築工事が始まりました。

 

 

6月の様子です。

 

順調に工事が進みます。

 

7月です。

 

概要が分かりました。

 

8月です。

 

 

9月です。

 

 

そして、完成しました。

こうして街が変りました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

永代橋からの秋景

2022年10月14日 | 散文

帰り道、永代橋から見る佃島です。隅田川に浮かびます。

今日も一日泣かずに良く遊びました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上川口屋 TV出演話で盛りあがる。

2022年10月14日 | 散文

秋の風情の鬼子母神です。久し振りの晴れ間だし、七五三の参拝も始まっていて、平日でも賑わっています。

 

例によって、ラムネとあられを買います。「TV見たよ」で会話が始まりました。「久し振りで緊張したわよ。ウチにTVが無いので分からないのよ」「いつもの自然体でしたよ。毎朝ピアノを弾いているんですね」奥のピアノを見せてくれます。「毎朝決まった時間に弾いているとね、住民や、通勤の人や通学の人が聴いていてね。偶に弾かなかったら、『お婆ちゃん大丈夫か?』と見に来てくれるのよ」「あのTVねえ、3回も撮影に来たのよ。インタビューとピアノの撮影と、もう一回。大変よ」

 

「そういえば、昔、有吉さんの『正直さんぽ』にも出ましたよね」「それがねえ、こういう事は続くのかねえ、有吉さんが先週来たのよ」「誰が一緒に来たんですか?」「ほら、ウチにTVが無いからわからないのよ。お笑いの年配の人、その人は知ってるけど名前が出ない。その人と、モデルみたいな綺麗な女のコ。見た事無いコ」「TVが無いからね」

 

新しい正直シールを見せてくれます。話が続きます。今日は参拝者が多くて駄菓子が売れます。お婆ちゃんもご機嫌です。

さて、放送前なのに、話して良いのだろうか?ブログに掲載して良いのだろうか?と思いつつ・・・。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋らしくなった鬼子母神参道

2022年10月13日 | 散文

都電荒川線は今は「さくらトラム」と言いますが、その踏切に捕まりました。向こうにけやき並木が見えます。

 

鬼子母神前停留場に都電が停まっています。

 

ゴトンゴトンと通り過ぎます。

 

参道へ行きます。

 

秋の風情です。いつもは出ていない掲示板が出ていました。「御礼式  慶祝  本殿開堂350年」だそうです。

 

木洩れ陽が秋の風情です。

 

見上げるけやきが秋の風情です。

 

木洩れ陽の参道を行きます。

 

 

振り返ります。

 

また歩きます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「雑二ストアー」はホントに閉店?

2022年10月13日 | 散文

先々週の「アド街」で紹介していた紙芝居をやっている雑司が谷の路地です。まだ開催告知が残っていました。

 

「雑二ストアー」の入り口前広場です。「雑二」は、「雑司が谷二丁目」の略だと思います。TVでは最後の店だった八百屋が閉店したと紹介されていました。

 

このストアーを確認に来ました。

 

アーケードを入ります。

 

この場所で、お年寄りの八百屋が1軒だけ営業していました。時々休む八百屋です。その際は、このように整然と片付けられており、何度か閉店したのかと思わせられました。

 

店内には明かりが灯っています。ホントに閉店したのだろうか?いつもの休みのように見えます。

 

このアーケードに数件の店舗が有りました。今は民家に変わっています。

 

イベントポスターが貼られています。人が住んでいる証です。

 

都電荒川線の写真も有ります。

 

アーケードを振り返ります。

 

ここは旅行代理店でした。

 

アーケードを出て振り返ります。

 

街の異空間です。

 

見上げるアーケードの上は秋の空です。

あ、左の家から右の家の屋上に通じる階段が有ります。洗濯物干し場でしょうか?

在りし日の八百屋です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新聞記事「弥生かいわい」−3

2022年10月12日 | 散文

副題は「少年少女魅了した挿絵」です。

 

東京大学弥生門です。

 

 

明るい秋の陽射しです。

 

前面道路は「暗闇坂」です。明るい暗闇坂です。

 

「弥生美術館  竹下夢二美術館」へ行きます。

 

門を入ります。入った左手に喫茶レストランが在ります。

 

「港や」です。黒猫は居ません。代りに店の女主人に呼び止められました。

 

「今日は休館ですよ」

 

「展示入れ替えで臨時休館です」

 

塀のレリーフを眺めます。高島華宵です。彼は宇和島出身です。ついつい故郷贔屓になります。

 

竹下夢二です。

 

こんな散策でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新聞記事「弥生かいわい」ー2

2022年10月12日 | 散文

やって来たのは「弥生式土器発掘ゆかりの地」碑です。

 

 

正面は東京大学農学部の農園です。

 

前面道路は言問通り弥生坂です。こちらは下り坂、根津方面です。

 

上り方面は「東京大学ドーバー海峡」を通って本郷通りに繋がります。

 

さて、石碑の背面に説明板が有ります。

 

 

アップで見ます。弥生式土器第一号発掘の場所はここではなく、この地図のほぼ中央上の、地図から外れた所です。工学部10号館の北の路地を行くと、発掘された異人坂に当たります。・・・さて、地図の右端に「浅野侯爵邸跡地」が在ります。

 

前回報告の、異人坂の上に書かれていた、異人坂を整備した「浅野侯爵」の自宅です。こんな距離感に在ります。

 

以下推測です。異人坂を整備した浅野侯爵とは、忠臣蔵で有名な播州赤穂浅野家の本家、広島浅野家の、「最後の大名」と呼ばれた「浅野長勲」氏だと思います。彼は昭和12年まで生きて、96歳で亡くなりました。坂の建設は、昭和6年2月です。

 

彼は浅田次郎著短編小説「安藝守様御難事」の主人公です。幕府への賄賂届けの作法を面白おかしく書いています。長命だったことで大名の暮らしの一端を後世に語り残しました。

「実際の浅野長勲氏は、第二次長州征伐の斡旋を懸命に行って長州藩の存続を図り、翌年暮れの小御所会議で、薩摩の唱える徳川処分と、土佐の公儀政体論を調停した。この会議が決裂したら、明治維新が実現していたかどうかも怪しいものである。

薩長同盟が具体化すると、広島藩もこれに加わって薩長芸三藩同盟を締結したが、のちに土佐藩に続いて大政奉還の建白をなしたことから薩長の恨みを買い、倒幕の密勅が下りた際には同盟から除外さてれてしまった。つまり、薩長と土佐に挟まれた形で、維新の主流から外されてしまったのである。

しかし、維新当時25歳という年齢を考えると、彼の活躍ぶりはまさに英主の名にふさわしい。この英名なる若殿様がいなければ、たぶんその後の日本はなかった。」(安藝守様御難事より)

 

<余談ですが>

東京大学のドーバー海峡とは、こちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新聞記事「弥生かいわい」ー1

2022年10月11日 | 散文

先日の夕刊にこんな記事が載っていました。気になる記事はスクラップにしておいて、折を見て訪ねます。この界隈はいつもの行動範囲のど真ん中です。

 

地図を見ます。先ずは、「弥生土器第一号出土候補地」を訪ねます。この坂が目的地です。

 

新聞の副題は、「『第一号』出土場所の謎」です。

 

つまり、現在建っている「弥生式土器発掘ゆかりの地」碑のある場所が出土地では無い、との記事です。面白そうです。新聞の写真の場所に来ました。

 

ここへ来るには3つのルートが有ります。先ずは「おばけ階段」です。上りと下りの階段の数が違うとか?数えたことはありませんが、現実的に途中で階段が消えます。

 

この階段を上がった丘の上にあの場所が在ります。

 

2つ目のルートはこちらの坂です。

 

お雇い外国人教師が住んでいた場所に続く坂です。「ベルツ水」で有名なドイツ人ベルツ博士もその一人です。

 

坂を上がります。

 

坂の上に「昭和6年2月工事竣成  浅野侯爵家建設」との記載が有ります(この人って、、思い当たる事があります。この名前を覚えておいて下さい。後で登場します)。

 

ここが弥生式土器第1号出土地らしいです。

 

この坂の法面らしいです。

 

 

道路の背後の正面には門扉が有ります。門の中は、東京大学農学部の敷地です。

 

覗きます。時々お邪魔する「レストランアブルボア」です。

 

この路地を行くと、「おばけ階段」の頂上に通じています。こんな立地です。

 

 

そして3つ目のルートは言問通りの弥生坂に通じる路地です。正面の建物は東京大学工学部です。この左手の茶色の塀の所に説明板が有ります。

 

こんな場所です。

さて、「弥生式土器発掘ゆかりの地」碑へ行きます。この話、続きます。浅野侯爵(の話)が登場します。

 

<参考まで>

異人坂とベルツ博士とベルツ水の関係はこちらと、こちら

普段のおばけ階段はこちら

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

撮影中の人に「ご主人」と呼ばれて

2022年10月10日 | 散文

最近よく撮影中に出逢います。

 

新築ホテル1階での撮影のようです。2週間くらい前もここで撮影していました。同じドラマかなにかでしょうね。

 

あの左の資材を超えた所で立ち止まって店内を眺めていたら、スタッフがやって来ました。「ご主人、中から映っているので移動してください」

「ご主人」と呼ばれたのは初めてです。「旦那さん」はよく言われます。「お父さん」と呼ばれた事もあります。何にしても、呼ばれにくいし、呼びにくいと思います。この年になると、呼称は何が良いのだろう?・・・そのうち「お爺さん」と呼ばれるか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北千住に「美登利湯」の在る風景

2022年10月10日 | 散文

東京は台風が続いて暑い日が続いています。ふと思い出して探しに来ました。なるほど、緑です。

 

コインランドリー併設の大きな銭湯です。

 

隣が玄関です。

 

 

こちらにもコインランドリーです。玄関の左右にコインランドリーが有ります。

 

路地の奥へ行きます。

 

路地から覗けるコインランドリーです。ガラス窓が綺麗に掃除されています。

 

湯船と煙突です。

 

正面が自宅のようです。

 

しげしげと煙突を見上げます。新しい煙突に見えます。

 

昨今の台風来襲で、一昨年の台風15号で煙突が倒壊したニュースを思い出してやって来た次第です。この狭い路地なのに、他所の家に被害を及ぼすことがありませんでした。

 

倒れたのは昔ながらの大きくて高い、コンクリートの煙突でした。利用者が減っている銭湯業界です。新たな投資は二の足を踏む処ですが、事故になったら大変でした。

 

改めて眺めます。頑張ってもらいたいです。

 

北千住駅前の「学園通り」に在ります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

商店街にスーパーマーケットが開店する。

2022年10月09日 | 散文

スーパーマーケットが完成しました。

 

「下町人情キラキラ橘商店街」の北口です。

 

もうすぐオープンです。

 

 

 

店頭ではオープンに先行して会員を募集中です。客はポイントが欲しいです。自転車でポイントカードの発行にやって来ます。賑わっています。集客体制を整えて、準備万端です。

 

ポイントカードを発行する賑わいを向こうに見る商店街です。

 

この店舗達がスーパーマーケットの進出を容認しました。自分達個々の店の商品は、全てスーパーマーケット1店で賄えます。

 

八百屋も、

 

パン屋も、

 

 

顧客を取られます。

 

それでもスーパーマーケットの出店を容認しました。まあ、今よく見る商店街の風景になったと言えます。

 

・・・この商店街に、5月場所前に押尾川部屋がやって来ました。白鳳の宮城野部屋の転出と入れ代わりです。

 

街が変遷していきます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする