荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

深川江戸資料館/長屋

2022年10月21日 | 散文

前回の続きです。

長屋に来ました。部屋の正面に大きな鋸が有ります。大木を縦に轢いて板を作る道具です。深川には木場が在ります。

 

木挽職人大吉の部屋です。小さな部屋です。

 

向かいは松次郎の部屋です。

 

部屋には網が有ります。漁師のようです。部屋の奥の囲いの中は寝具です。

 

松次郎の斜め向かい、大吉の隣はおしずさんの部屋です。

 

大吉と松次郎の部屋の倍の広さです。三味線の師匠のようです。広い部屋は稽古場を兼ねています。

 

その斜め向い、松次郎の隣は正助の部屋です。剥き身が商売です。浅草丼屋に売るのでしょうか?

 

部屋の中は貝殻が有ります。その他は筵ゴザと食器だけです。質素な暮しです。

 

どぶ板の路地です。

 

長屋の中央です。住民共同のインフラです。左下はごみ箱です。その向こうは共同トイレです。

 

共同井戸です。

 

井戸端会議の賑わいが目に浮かびます。

 

お稲荷様です。福徳稲荷社です。皆の神様です。仕事に行く前に手を合わせます。事ある毎に祈ります。

 

稲荷社から見る長屋です。

結構面白かったです。6年前に来た時と何ら変わっていません。このマンネリもまた良しです。


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