前回の続きです。
長屋に来ました。部屋の正面に大きな鋸が有ります。大木を縦に轢いて板を作る道具です。深川には木場が在ります。
木挽職人大吉の部屋です。小さな部屋です。
向かいは松次郎の部屋です。
部屋には網が有ります。漁師のようです。部屋の奥の囲いの中は寝具です。
松次郎の斜め向かい、大吉の隣はおしずさんの部屋です。
大吉と松次郎の部屋の倍の広さです。三味線の師匠のようです。広い部屋は稽古場を兼ねています。
その斜め向い、松次郎の隣は正助の部屋です。剥き身が商売です。浅草丼屋に売るのでしょうか?
部屋の中は貝殻が有ります。その他は筵ゴザと食器だけです。質素な暮しです。
どぶ板の路地です。
長屋の中央です。住民共同のインフラです。左下はごみ箱です。その向こうは共同トイレです。
共同井戸です。
井戸端会議の賑わいが目に浮かびます。
お稲荷様です。福徳稲荷社です。皆の神様です。仕事に行く前に手を合わせます。事ある毎に祈ります。
稲荷社から見る長屋です。
結構面白かったです。6年前に来た時と何ら変わっていません。このマンネリもまた良しです。