荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

現役の鉛筆工場を巡る−3

2022年04月17日 | 散文

<太陽鉛筆>

町屋を東西に走る沿道前です。「太陽鉛筆」です。ここでは制作はしていません。1階に事務所が在ります。

 

見上げます。需要の減退で衰退した鉛筆工場は、その立地によって進路が別れました。廃業して駐車場になったもの、廃業して自宅を建てて別の職業に就いたもの、マンション経営に転業したもの、等々です。

ここ太陽鉛筆は、その立地を生かしてマンション経営を兼業しています。こういう時に立地の有利不利が出ますね。

 

<桐野鉛筆>

春の日差しの路地です。鉛筆の絵の看板です。

 

工場は奥まった突き当りです。データが無いので詳細は不明です。

 

<篠崎鉛筆製作所>

路地の突き当りに真っ青な工場です。

 

大きな工場です。

 

鉛筆の匂いはしますが、いつも静かです。

 

空も工場も真っ青です。

 

工場の向こうは隅田川です。対岸は足立区です。茶色で一部が丸い、平成帝京大学が見えます。その右に、伝説の「お化け煙突」が在りました。

鉛筆製造は、界隈の地場産業でした。

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現役の鉛筆工場を巡る−2

2022年04月17日 | 散文

<金子鉛筆>

明るい自販機が目印です。厳しい業界ですが、この明るさに救われます。頑張っているんだなあ、と安心します。

 

工場に看板が見当たりません。自販機が看板代わりでしょうか?  ここ金子鉛筆は、三菱鉛筆のライセンス制作をしているらしいです。

 

私の、下町散策時の水分補給場所でもあります。

 

<市川鉛筆製作所>

ここも町屋に在ります。立派な工場です。

 

鉛筆の好い匂いがします。

 

見上げます。ダクトが屋根の上迄伸びています。鉛筆を作る過程で発生する木屑をろ過して、空気を屋外に排出しているのだと思います。

 

今日も静かに操業しています。

 

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