荒川区は隅田川の水運を利用した材木加工業が栄えました。鉛筆工場もその一つです。沢山の工場が廃業しました。現役の鉛筆工場を巡ります。
<中野鉛筆加工所>
東尾久の路地です。近づくと鉛筆の好い匂いがします。
こんな路地に在ります。
すぐ傍に銭湯が在ります。一度休業して再開した「大門湯」です。古い産業が残っている街です。
<前田鉛筆製作所>
この雰囲気が好きです。
2棟で作業をしています。
2階は、かつての従業員寮ではないでしょうか?
<キャメル鉛筆>
町屋の路地です。私、小学生の時に「ラクダマーク」の鉛筆を使ったことがあります。
ここで作っていたのですね。
ここは倉庫です。工場は足立区に移転したそうです。近くに「コーリン鉛筆」も在ったそうです。三角柱の鉛筆でした。こちらも使ったことがあります。転がり落ちにくいけど、角が指に食い込んで、使い難かったです。
ラクダもコーリンも、小学校の高学年になった頃、小学校傍の文房具屋から消滅しました。以降鉛筆は、「三菱」と「トンボ」が主体になったように思います。そんな思い出と共に工場を巡っています。