平成30年正月元旦

　あけましておめでとうございます。

　本年もよろしくお願いします。

　いよいよ平成30年の始まりとなりました。

　願わくば平穏な一年であって欲しいものだが、昨年からの北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射により何度も国連安全保障会議での決議にも拘らず、一向に収める気配を見せるどころか、逆に挑発するがごとく新たなミサイル発射の動きをしているとのことである。

　米軍もいつでも攻撃できる体制を整えたとのことであり、いつなんどきに始まるか分からないという事態になっているようである。

　そんな不安材料も残しつつ我々一般人としてはなんらそれに対する術もなく、ただ何事もなく過ぎ去ることを祈るばかりである。

　ということだが、どうにも出来ないことを考えていてもしょうがないので前向きに今年1年間を健やかに乗り切っていけるようにしたいものである。

　今日は元旦と言うことでずっと自宅にいて朝は滅多に飲まない日本酒をお節料理の真似事でいくつか揃えたものを肴にして飲んだ後、雑煮を作って1人正月の気分を味わった。

　その後毎年のことながら普段新聞はとっていないが元旦だけJR駅の直ぐ傍にあるセブンイレブンで読売新聞を買ってきてざっと紙面を見て行ったが今年は中露の企業が北朝鮮に石油を密輸出するのに手を貸していることが一面に出ている。

　石油はロシアからのもので中国企業が間に入ってチャーターした中国船を使い沖合の海で受け渡しをし、決済は銀行間で決済するとアメリカにすぐ分かるのでドル現金を北朝鮮から中国に持ち込み、ロシアへの支払いは元で行なっていると言うことである。

　だからいくら国連の決議があってもこうした抜け駆けをやっているから一向に効果が出ない訳である。

　だけど、この事実は日米間の当局は分かっている筈であるが、中露の当局としては表向きは取り締まっているが、黙認しているとも受け取れる。

　ということで混沌として世界情勢が当分続くことになるだろうし、場合によってはドンパチになるかもしれないという不穏な空気のまま新たな年が始まった訳である。

　今年は昨年と違い日本も安全保障を前面に押し出した政策を取らざるを得なくなるのは間違いない。