西隣区K小学校木曜ダンス教室H29年11月⑤

　今朝は冷えていたのが段々と暖かくなり夜になっても暖かい感じである。

　しばらくずっと寒い状態が続いていたのが、春の陽気のような暖かさになったものだから、道を歩く若い人たちの中にはTシャツで歩いていた男性もいた程である。ということで暖かい陽気に誘われて外出した人も多かったようだが私はと言うと実は昨日と同じように家に籠った状態であった。

　いつもの様にメールとカレンダーをチェックした後は、しばしゲームに興じ、その後はMSNニュースやYouTubeを見ることとなる。

　ところで、アメリカのサンフランシスコ市の民有地に建てられた慰安婦像を土地と共にサンフランシスコ市に寄贈する話が出て、市議会では議決したことがいち早くネットで流れていたが、大阪市の吉村市長がもしもサンフランシスコ市がその土地を受け取るのであれば60年に亘った姉妹都市盟約を解消する旨の通知を出すとともに、サンフランシスコ市のリー市長との面談を申し入れたがナシのつぶてで結局拒否権の期限まで待たずに受け入れたことに対し吉村大阪市長は12月中、すなわち今年中に姉妹都市盟約解消の手続きを終えるとした。

　最初は強気だったサンフランシスコ市のリー市長もいろんな所からの批判の声に窮したのか大阪市長側に解消しないでほしい旨の連絡があったとか。

　カリフォルニア州には韓国人市民が居住していて、その殆んどはサンフランシスコ市やロサンゼルス市のような大きな市に集中して住んでいると言うことで、特にその中でもサンフランシスコ市がアメリカ全土の中でも最も多く居住していると言うことである。韓国人のみならず中国人も多く済みかつては日本人のコミュニティが華やかな時代があったが、今や中韓出身の住民が幅を利かせていると言うことである。

　以前はアメリカトヨタの本社もあったが、今回の問題と軌を一にした訳ではないだろうが、早晩テキサス州に移転することになりアメリカでも景気のいい代表的な州となっているということである。

　まあ、いわばサンフランシスコ市はかつてのような街の印象とは程遠く、中国市民と韓国市民を合わせると全市の３割ぐらいを占めていると言うことの様である。

　完全にサンフランシスコ市は中国人、韓国人に牛耳られていて全米でも有名だと言うことで日本人コミュニティも一時のような勢いもなく、学校でも日本人の子供に対して慰安婦問題で差別されて学校へ行く気すらなくなりドンドン外へ外へ出て行き日本人の割合が少なくなっているようである。

　姉妹都市盟約そのものはあってもなくても別段特に変わる訳ではないがリー市長にとっては自分の在任中に問題を起こしたくないのであろうが、日本人が怒るのは当然のことである。

　市の方でちゃんとつぶさに確認しての受け入れならば問題はないかも知れないが、何の実証もなく彼らが騒いでいるだけである。

　夕刻になってK小学校へ行く段取りとなったが、今月は木曜日が5週あるので奇数週に先生に来て貰えることになるので今日は先生が来る日である。

　最近急に男性陣が増えたので女性たちにとっては踊れる回数が増えていい形となっている。

　久しぶりに最近入って来た男性陣も一挙に増えて男性陣が計９名となったので女性陣にとっても踊る機会が増えて喜ばしい状態になった。

　今日は今までやって来たルンバとスローフォックストロットの基本の動きの仕上げで12月の１週目となる来週に先生が来る日なのでその時にはベッタリと音楽を鳴らしてペアを順次交代しながら組んで踊って貰うと言うことである。

　と言うことでそれ以後は種目を替えることになると思うが、今のところ何になるかはその時になって初めて分かると言うことである。

　

　

サンパツ、そしてSの店へ

　今日は水曜日だから普通なら高大の授業があるので朝早めに起きて台所に立ち朝食を作って食べ直ぐに地下鉄駅に向かうところであるが、今日は珍しく授業がないのでいつもとは違いゆっくり目の起床をしてから台所に立つ。

　ご飯を炊くことから始まるのでいつものように個人用の小さい炊飯器が登場する。

　炊飯器のスイッチが切れて蒸しに入る間の時間にイワシの丸干しを焼き、大根を擦っておろして納豆と混ぜる。

　冷蔵庫にある昨夜の残り物の小松菜と厚揚げの煮びたし、それにノリ、そして佃煮に味噌汁の純和風でパン食は余りしない。

　朝食を終えてしばしコーヒーを飲みながらPCの前に座り、メールとカレンダーのチェック、それにMSNニュースやYouTubeに目を通すこととなる。

　いきなり北朝鮮が今朝未明に弾道ミサイルを3000～4000ｋｍまで高く打ち上げて日本海の排他的経済水域内に落下させた、という記事が目についた。

　俺たちはいつでも地球の裏側まで核弾道ミサイルを飛ばすことが出来るんだぞと言う示威行動である。

　9月に北海道の室蘭沖にミサイルを打ちこんで以来であるが、技術的にはドンドン進んできているという印象である。

　最近は一切テレビを見ていない私だが、これも集合アンテナの不具合で見れない状態になっているが、大家に言ってもラチが明かないので隣の女性などは有線テレビにしたが私は特に見たい番組もないのでNHKに解約を申し入れて現在は全くテレビは見ていない。

　それでもネットで知りたいニュースはすぐに分かる。

　日本の新聞やテレビなどのメディアは左翼思想に汚染されて日本国民に歪んだ報道しかせず、どうでもいいような番組が多いので見てもしょうがないということで一切見なくなったものである。

　このことにより国連の安保理招集を求める要請をアメリカ、日本などがすぐさま出したのは当然である。

　ニュースを読んだ後、サンパツに出かけることにし、その足でSの店に向かうことにした。

　サンパツにはいつも夕方近くに行き、その後銭湯に行くので洗髪はせずに300円を浮かしているが、今日はこの後Sの店に行くので久しぶりに洗髪して貰った。

　30分もかからずにサンパツも終えて早速そこから歩きが始まることになる。

　Sの店は商店街の北入り口近くにあるが、南入口付近にいつも行く寿司店があるので今日もその店に入り、いつもの「握り10カン」を注文する。

　出て来て食べて店を出るまでに15分から20分程で商店街の南入口に行き商店街を北へ歩いて行く。

　Sの店の前に到着したのは午後1時丁度ぐらいであったが中に入ると、今日は数人の客しかまだ入っていなかった。

　早速奥のカウンターまで行くと顔馴染みの常連さんの男性が2人並んで座っているので2人挨拶をしてカウンター席に座る。

　2週来てないので丸3週間空いたことになり、「久しぶりだね」と言われる。

　その前に来た時も2か月以上空いていたのでカウンターの男性一人とはその時も会ってなくてその人とは3か月以上会ってないことになる。

　客が少なくてまだ誰も歌ってなかったが歌の本を取り出して何を歌おうかなと歌の本を見始めたらいつも舞台の近くに座る80代の男女ペアの常連さんが歌を入れて歌い出した。

　この2人は私がいつ来ても必ずいる常連で歌のリズムには上手く乗れていないが最初の頃から見ると上達してきたようだ。

　この2人は他人同士だが、いつも2人一緒にあちこちと言ってると言うことを以前聞いたことがある。

　私もその後に続いて歌うことになったが、2曲目が80代にカップルから出てないので私が先に歌う形となったが、私はいつものメインで歌う3人の曲を歌うことになる。

　即ち浜田省吾、高橋真梨子、鈴木雅之の曲の中から最近余り歌ってないものを選んで歌った訳である。

　浜田省吾は「日はまた昇る」「家路」、高橋真梨子は「恋する瞳」「そっと…Lovin’you」「ラスト・メール」鈴木雅之は「恋人」「FIRST LOVE」,それに女性の声ガイド付きでデュエット曲の「ロンリーチャップリン」の8曲歌ったことになる。

　いつもなら3時ごろから結構客が入って来るが今日は少なかったのと、4時過ぎに今までいた客が数人出て行ったのですぐに歌が回って来たのでいつもだったら４曲止まりだが、その倍の曲数を歌ったことになる。

　8曲歌った時点で5時を少し過ぎたので帰ろうとしたら「もう帰るの？」とカウンターの常連さんに言われたが、「今日ぐらいゆっくりして行きなよ」と言われたが「また明後日の金曜日に来るから…」と言って店を出る。

　店を出て直接自宅に向かわずに大回りになるがいつも行く北方面のスーパーに行くことにした。

　店からだと真っ直ぐ西の方へ20分程歩くことになるが、来る時も地面が濡れていたが、店を出た時も濡れていたが雨降ってい無かったが、買物をしての帰り道にショボ雨だったが少し降って来たが途中で殆んど止んだので濡れる程のことはなかった。

西隣区S小学校火曜ダンス教室H29年11月④

　今日の日中は最近では珍しく暖かな日差しの穏やかな日となった。

　暖かくなったりさくくなったりしながら冬が深まって行くことになることだろうが、それにしても今年は殆んど秋らしさと言うものがなく夏が過ぎてから低気圧による長雨と台風も加わり、ところによっては局所的に大雨で大きな被害も出したところもある。

　そして雨が途切れたかと思えば急に寒い状態が続いてだんだん秋が深まり木々の葉も徐々に色づいて行くと言った現象も見られずいきなり紅葉となり、かと思ったら山沿いでは雪まで降る状態が現出した。それ以降ずっと寒さがついこの間まで続いていたがまたゾロ雨が降り出すというハッキリしない日本海側のような天気になっていたが、昨日は久しぶりの暖かい穏やかな天候となった。

　一昨日に洗濯は済ませているので今日は関係ないが、昨日よりも早くカラッと乾いてくれたんじゃないかと思うが、終わったことを愚痴ってもしょうがない。

　そう言うことで今日も晴れるかなと思っていたが曇天でもう一つと言う感じである。

　今日は夕方以降のダンスレッスン以外は予定はないが出来れば買物に行こうかなと思っていたが結局は出不精ということになるのか、自宅に籠っていたことになる。

　例によってMSNニュースやYouTubeを見ることとなった。

　北朝鮮での動きが出て来たと言うことで近々弾道ミサイルの打ち込みがあるかも知れないということのようであるが、その前に秋田県沖に北朝鮮からの木造船が漂着しているのが確認されたと言うことだが明くる日になったら船が消えていたという間の抜けた話である。

　秋田県警はいったい何をしていたのかという非難を浴びてもしょうがない。

　全然危機意識がなく、最初から普通の事故の様に取り組んでいたような取り組みである。

　最近、板門店でも北朝鮮の下士官兵が亡命して途中で撃たれ倒れているところを韓国側へ引き入れて大学病院に収容され手術を受けたが、消化器内にはトウモロコシが残っていたのと、20数センチもの線虫のようなものが何十匹と出て来たと言うことである。

　いかに北朝鮮の食糧事情が悪くなっているかが、ハッキリ分かる訳だが、情報筋によると北朝鮮では食料を得るために小さな木造船で冬の日本海に出る漁を奨励しているとのことである。

　以前は中国の意向に沿って動いていた北朝鮮が金正恩になってから言うことを聞かず勝手な振る舞いをし、最近では低抗するなど手が付けられなくなり、中国も国連決議に添った動きをするようになり北朝鮮への国境も封鎖したことによる影響がかなり大きい様である。

　それだけに破れかぶれで日本に対しても秘密工作員を送り込んだ可能性がある。

　というのもこれも北朝鮮情勢に詳しい筋からの情報であるが、以前に工作員の破壊訓練をしていたと言うことである。

　そんなこととは露程も考えず、ノーテンキな秋田県警の危機感の無さには大いに呆れ返るところである。

　現在かなりの数の小舟が日本海の荒波に揉まれながら移動していると言うことだが、表向きは魚獲りをしていても実際には工作員である可能性もあると言うことを常に持っておく必要がある訳である。

　夕方になってダンスレッスンの時刻が近づいて来たので準備をしてバス停に向かう。

　今日は入門コースのS小学校だが、ここも今までやって来た前半のラテンがルンバで、後半のスタンダードはブルースだが、今日でこの２種目は最後のレッスンと言うことになる。

　この教室では最近入会した人が多く未だ未だダンスの動きが出来ていないが、根気よく続けることが重要となる。

　続けることによって身体も出来、リズム取りも少しづつ身について来るというところである。

当区ガイドの会事務所当番＆西隣区K小学校月曜ダンス教室H29年11月④

　このところずっと日本列島は冷気に包まれた感じだが、今日は少し和らいだかと思われるが、明日の朝にはかなり気温が下がるとの予報である。

　今日は午前10時から午後3時まで当区ガイドの会の事務所当番をすることになっている。

　当番は今のところ毎日ではなく週に3回メンバーが2人づつ当番として事務所に詰めることになっている。

　ということは1カ月に12，3回事務所の当番が行なわれることになる訳である。

　朝8時頃に起床して朝食を作るために台所に立って簡単に済ませるべく肉じゃがの残りにうどんを入れて煮込み簡単に済ませることにしたが、同時に洗濯も出かけるまでに済ませることにした。

　となると出かける前に結構忙しい状態となるが、洗濯は出来るだけ早く干さないと気温が低いだけに乾きが遅いので出かける前に終わることが必須となる。

　洗濯を終えて使用しているPCのケーブルを外してPCケースに入れ自宅を出たのは9時30分頃であった。

　歩いて10時15分前ぐらいに到着したが、未だ相方の方は来ていなかったが、荷物を下ろしてしばらくして今日の相方のS氏がやって来た。

　彼は私と同じ地域、と言っても少し離れているが以前同じ地域と言うこともあって同じグループでその地域の資料を集めるなどの活動を通じて知るようになった。

　私とそんなに歳は変わらないだろうとは思っていたが椅子に座ってから話したところによると2つほど上の様である。

　事務所当番は総務担当の人があらかたローテーションを決めて同じ人が組まないように適当に色んな人との組み合わせで当番を決めているようである。

　私も元々は10月の終わり近くの当番に決まっていたのだが、たまたま今日の当番に当たった人が予定があったのか担当日を替わって欲しいという依頼があったので振替をした訳である。

　がしかし、昨日になって今日の相方も今日の当番だった女性から入れ替わることになったとの電話を受けたのである。

　まあ、色々皆さん予定がおありなので交代をすること自体はやぶさかではないが、これも総務の方で決める事になっている為に止むを得ないことなのでしょう。

　相手の都合を訊いていたら総務担当の人はいちいち本人に確認しなきゃいけなくなって電話代の負担も大きくなってくることになる。

　私は持参したPCを開いてフォルダに入れる資料の整理をすることにしていたので早速作業を開始する。

　相方のS氏も事務所にあるロッカーの資料を管理する役目をしているのでライブラリー担当ということで整理を始めた。

　11時になる前に電話が鳴ってS氏が出たが、当会の定期コースのうち12月に行なわれるコースに参加したいが集合場所の確認をして来たようだが余り電話に慣れていないのか要領を得ない話しっぷりで途中で電話を置いてチラシを確認しようとした時にどうやら内容が把握できていないようでヘルプする。

　要は定期コースが誰でも自由に参加できるコースで日程やコース、集合場所、費用などがチラシに書いてあるのを確認したかっただけのことであった。

　その後はどこからも電話がかかることはなく、私達の作業はそのまま進んだが、昼食時になって私は自宅から持参したカップラーメンとクッキー＆缶コーヒーで軽く済ます。

　S氏はコンビニか、スーパーで買ってきたオニギリを食べたが、同じ作業が3時まで続いたが、途中2時頃になって12月に入ってから案内する予定のコースを私を含めて3人が一緒に組んで案内するが、そのメンバーの1人であるA氏がやって来た。

　訊けば私からのメールで担当する案内箇所を知らせて来たが、病気療養で長く休んでいたので殆んど案内する内容を覚えていないので資料を見に来たということであった。

　しかも近いうちに病院の方に検査結果を聴きに行くことになっているということで、もし入院することになれば後をよろしくお願いしますとのことである。

　それでも責任感はあるようで身体は本調子ではないようだが身体を馴らす意味でも前向きに取り組もうとしている姿勢には感心した。

　しかし、もう一人の女性も始めて担当するガイドポイントなのでフォローをお願いしますと言っていたから、このA氏も場合によっては参加できないかも知れないので私の責任は重大である。

　そんなことはあったがA氏も必要な資料を携えて自宅に戻って行ったが、来るのが遅すぎたので余り話しも出来なかったが、私の自宅の場所を聞いてまた教えてほしいということである。

　3時になったので事務所の掃除を済ませてカギを掛け、同じ方向に帰る訳だがS氏はバスで帰るとのことだが、私はいつもの様に歩きである。

　自宅に戻ってくつろぎながらコーヒーを飲み、その後は夕方からダンスのレッスンに行くのでそれまでYouTubeを見ることとなる。

　夕刻になり西方面に向かうバスに乗り、K小学校へとやって来たが、最近はメンバーも早く来るようになった様で、以前なら私が早い方だったが最近は半分ぐらいの人が来ている。

　先生も今日は女の先生も来ていて前半はラテンのルンバで始まった。

　後半はタンゴで、今日だけ今までとは違うベーシックのステップよりちょっと高度なものをやりますと言うことで女の先生と組んで見本を踊る。

　フォーラウエイとキックが入った内容でこの初級コースでは初めてのルーティンである。

　これを女性陣15，6名と男性8名が全員と当たる様にグルッと回って踊ることになったが、足は覚えたがカッコよくと言うところまではいかないのでもう少し続ければいいのだが、今日だけということである。

　というのも来月、12月からは種目が変わってクイックステップをやるということである。　

　

最近のニュースから

　今日も相変わらず気温が低い状態が続いている。

　昨日までは晴間が覗くいい天気が続いていたが今日になってまた雨が降って来た。

　今日は日曜日と言うことだが、以前の様にツアーガイドもないので昨日に引き続いて自宅で過ごすことになったが、パソコンの前に座って過ごすことが多い。

　いつものようにMSNニュースやYouTubeを見ることとなるが、最近東大の研究室で量子コンピューターが完成したとの明るいニュースが発表されたのはご存知の方も多いと思うが、ノーベル賞ものとの前評判もあるほどである。

　なにぶん現在の高速コンピューターが３０分かかる計算をほんの数秒で解けるというから驚き桃の木山椒の木の次世代コンピューターということである。

　我々ど素人には原理その他は全くチンプンカンプンだが、日本人って大したもんだとつくづく思う。

　ものになるかならないかやって見なけりゃ分からないことがあるだろうが、出来ると信じてコツコツと継続する辛抱強さには欧米人いほんをにはなかなか真似が出来ないところのようである。

　ただ問題は今まで日本経済を支えてきた生産面に陰りが出て来たように思える点である。

　神戸製鋼や日産、スバルで生産ラインの製品検査に資格のない者が携わっていたという問題が発生していることである。

　以前、日本の花形であった電気業界のソニー、ナショナル（今はパナソニック）、東芝、シャープ、サンヨーなど軒並み身売りしたり、弱体化している始末である。

　なんでこうなったのか、つまりはひとえに経営者の見通しのまずさで世界の動きに反して自社製品にたいする驕りがあったようで未だ今の製品で十分稼げて当分は大丈夫、行けるとばかりに新規製品の開発を怠り、業界の動きについて行けなくて今のような体たらくに陥ってしまったのである。

　この日本企業の傾向がもし日産やスバルも同じようだとすれば日本の自動車業界も遠からず
電気業界と同じ運命をたどることになる。

　今、危惧されているのはトヨタが得意とするハイブリット車に奢ってEVの開発を怠っていたら電気業界と同じ運命に陥るだろうという指摘がなされ警鐘を鳴らされている点である。

　というのは今迄の自動車業界では資本力がある企業でないとまともな自動車を作れないとされてきたが今後はEV（電気自動車）が主力になるとしてアメリカでもベンチャー企業がドンドン出て来てそれなりに業績を上げて来ているところも出て来ていると言うことである。

　日産はハイブリットじゃなくEVに力を入れていたが、日本では環境が整わない状態が続いていたために目立った成果が出なかったようで今回の生産検査ラインにおける検査無資格者問題が大きく立ちはだかっては大きく後退するのは間違いない。

　結局は日産とトヨタが進む道が違うがために業界の足並みが整わないことなどが日本の業界の問題点として挙げられるのではないだろうか。

　日本において足並みが揃わない間隙を縫ってアメリカではドンドンEVの重みが増して来て業界をリードすることにもなりかねない。

　EVの業界は動力源であるモーターさえいいものが作れれば車体や足回りなどは比較的簡単に作れると言うことだから、ある程度の技術さえ持っていれば参入できることになるだけに油断は禁物である。

　と言うことでアメリカに限らず中小の国々でも参入しやすいだけに雨後の竹の子のようにニョキニョキと新たに出て来ることだろう。