このところいい天気が続いているが今日もその流れが続いている。
今日もいつもと同様に朝食を済ませた後、PCと向かい合ってメールとカレンダーのチェックから始まった。
その後はニュースとゲームでしばしくつろいでいたが今日は久しぶりに図書館に行く予定にしているのでPCを古い専用の鞄に入れて準備をする。
途中の休憩時間に飲むコーヒーとペットボトルのお茶も入れる。
区役所方面行きのバス停発時刻の分前に自宅を出てバス停にやって来たが、やがてやって来たバスに乗り込み、そして区役所前にあるバス停で降りて図書館の前に来て時の開館まで少し待つことになったがすぐに時になったので図書館に入って先ずは席の確保である。
PCを出してセットをした後、受付に行って資料を出してもらい席に戻って早速打ち込んでいく。
今日もつの連載記事しか打ち込めなかったが、途中で休憩して図書館の上にある階上に行き缶コーヒーを飲む。
そして後半の資料も同様に打ち込んでいった。時分を少し過ぎたころにつ目の記事も打ち込み終えたので資料を受け付けに戻してPCも同様に鞄に入れる。
そしてバス停に行きしばらく待った後バスに乗ることになりバス停で降りて自宅に戻ってくる。
自宅から東方面行のバス停まで行くまでに時間は分しか残ってないので髭剃りをする。
そしてバス停に行くと人の若い男性達がバス待ちをしているが、この昼休みの時間帯には珍しい光景である。
やがてバスがやって来て私を含めた人の男たちが乗り込んだが、また同じメンバーが私と同じバス停で降りることになったが、彼らはバスを降りてから私と反対方向の西に歩きだした。
私は少し東方向に歩いてから昔の村道であったと思われる古い家が立ち並ぶ南北の通りを北へ向けて歩くことになる。
月ごろは暑い中を歩いたが今日は風もあり気温も下がっているので秋らしい気持ちいい状態の中を歩いていく。
,分歩いてアーケード商店街の南側の入口に至り、いつものように少し北の方に行ったところの寿司店に入りいつもの「握りカン」を食べるのがいつものパターンである。
消費税込で円を支払い店に出て、その商店街をずっと北の方に分程歩いて行くと②の店(これからはS店という)に到着する。
この店はレコード店の真裏にある店でレコード店の経営するカラオケ喫茶ということでママはこの店を主体に見ていて、カラオケ喫茶は曜日によって担当者を雇っているのである。
担当者は曜日によって決まっているが、月・木はKさん、火・土はAさん、水・金はEさん、日はBさん、そして夜専門の担当者と言う風になっている。(AとBは名前を知らないから仮につけた名前)
ママは用事がある時にしか店にはやって来なくてその曜日の担当者に任せているが、午後時になるとオヤツを持って店に入って来て小皿に少しづづ果物を載せたり、ロールケーキだったり、夏場だったらアイスクリームやスイカを出したりする。
その時間帯だけしばらくいるがそれ以外は担当者に任せている。
聞けば以前はこの近くに何軒かカラオケ喫茶があったらしいが客がこの店に集まって来るようになって他の店は潰れたということである。
この店では他のカラオケ喫茶と同じようにソフトドリンクとお菓子付きで500円と言うところまでは同じだが、それにプラスしてカラオケが曲歌える券を添えるのである。
このようなちょっとしたサービスの違いで他の店の客がこの店に集まって来ているが、結構遠くからバスや電車に乗ってやって来る人も多く、バスの時間を気にしながら歌っている人も多い。
こういう私も年半ほど前にたまたま、この商店街に来て歩いている時に店の前に貼り紙がしてあってから来るようになったのである。
その貼り紙にはのつく日、すなわち,,の日にチケットが半額になるという触れ込みである。
通常カラオケ喫茶では、曲円なのはどの店も同じで、チケットを買うと円で枚綴りか、円で枚綴りとなっているパターンが多い。
この店は円で曲だが、のつく日にはチケットの綴りを冊貰えるということであるから、通常の日に買うより安くなるのでのつく日は客が特に多くなることになる。
私ものつく日にチケットが安くなるという貼り紙につられて、チラシを見た日には入らずのつく日に入ったわけだが店のドアを開けたら店一杯に客が入っていたのにはびっくりしたものである。
しかし他の人のいろんな曲を聴かせてもらうのもまたいいもので人によって歌の好みも違いいろんなジャンルの曲が歌われるが、高齢者が多いから演歌が殆どだが、そんな中でも抜きんでてる人が何人もいることが分かって来た。
その中でもひときわ目立ったのが私より何歳か年輩だと思うM氏だが今日初めてカウンターで隣同士に座ることになった。
M氏はいつもはカウンターには座らずステージ近くの禁煙席側の長椅子に座ることが多いので話すこともなかったが、お互いに意識し合う存在で見えない火花が散っていたのである。
M氏は演歌だけでなく、いわゆるポップス演歌、そしてポップスも歌い、しかも発声が大きく、正確に歌う人物で大したものだとは思っていた。
しかし私が歌う歌は純粋のポップス、つまり「純ポップ」だからそこらにM氏とは多少違いがあるとはいえ、互いに意識したのは自然の成り行きで、私がこの店に行きだした頃の反応は素直に拍手してくれる人もあれば、異人種でも来たかのように毛嫌いする人もあった。
カラオケ喫茶は私もいろんな店に行って同じことを何度も経験しているから、この店でも別に驚きはしなかったが、この店で始めて経験したのはステージ(といったって一段高くなっているだけだが…)のすぐ前にいた高齢の婆さん(敢えてこう言わせてもらう)が「こんな歌キライや」と私が歌っている最中にヌカしたのである。
それも度もである。
余程歌うのをやめて怒鳴ってやろうかと思ったが、こんな婆さんを相手にしてもつまらんと思って最後まで歌ったが、年を喰った女には置かれた場所や環境もわきまえず自分勝手な感情をモロにぶつける、どうしようもないのがいるものである。
私も最初来た頃は曜日によって担当女性が違うのでいろいろと曜日を変えてどの曜日に来ようかと思っていたが、結局自分の予定が入ることの多い曜日を避けながら木曜日に来ることになったのである。
この木曜担当の女性は他の曜日担当の女性たちの中でも番歌が上手いと客の評判だったということと、お世辞かも知れないがポップス系が好きで自分も歌うと言うことだったからである。
客たちの中には毎日のように通っている人もいるが私は週間に度来れば多い方である。
ところでかのM氏とは暗黙裡に張り合っていたが今日隣同士になってしばらくしてからM氏が私のことを「大人しいですね」と声をかけてきた。
カウンターの前にいた担当のKさんも「真面目でおとなしい人ですよ」ということから一挙に打ち解けて話し出したが「カラオケをやって年ほど経ったが今までに曲以上憶えたが最近覚えた曲はすぐ忘れるようになった」ということだったので私も「そうです、最近の曲はなかなか覚えられません」と言う。
M氏も「週間前に覚えた曲が週間たったら忘れてしまった」といって、さらに、「前川清や堀内孝雄の曲とは違う系統の歌を歌っておられるが音楽関係をやっておられたのですか」と言われたので、「全く関係ありません、ただポップスのリズムが好きだから覚えてきたんです」と答え、一挙に打ち解けた話しになった。
M氏はバスの時刻の関係で早い目に帰るが、今日はM氏の次に歌う順番になっていてM氏が歌い終わった後、出口付近の客の横で私の曲を聴いていたが、間奏の時に立ち上がって私に握手を求め「頑張って」と声をかけてくれたのには正直びっくりした。
私はそのままもう一巡するまで店にいたが今日は客の数も多くて曲で終わりであった。
店を出て元来た道を逆に戻り道路の反対側の西方面行のバス停で乗って自宅に戻り夕食の準備に入る。