このところ涼しい日が続いているが、今まで曇りや雨といった状態から曇りか晴れかという感じになって来ていよいよ本格的な秋に突入かと思わせる。
朝方は曇っていたがそのうち晴れて来たので洗濯をすることにした。
PCと向かい合って同時進行で洗濯をするのはいつもの通りであるが、メールとカレンダーチェックをしたらカレンダーの今日の予定に午後時
分からリレーウォーク①とあるが詳細が記入されてないのでどこに集まるのか、どんなことをするのか、はたまた間違ってPCに打ち込んでしまったのか、いやはや何とも情けないことである。
だけどリレーウォーク①となっているから下見歩きだろうか、だけど下見歩きは一度しているけれどもナ…といろいろ思い巡らすが、ドンヅマリである。
とにかく下見歩きの出発点であるお寺に行こうということにしてそれまでに洗濯物を干し終えることにした。
時過ぎに地下鉄駅に向かい
駅南に下った駅で降りて適当なところで昼食を摂ろうと駅の近くにある商店街をゆっくりと東に向かう。
マクドナルドやお好み焼き屋、弁当屋などゆっくりと色々と見て回ったがが、コレと思うような店がなかなか見つからない。
そろそろ商店街も終わろうかと言うところに来て店の表に「昼定食円」で
種類の定食メニューが書かれていたので入ることにした。
間口は狭く奥行の長い、いわゆるウナギの寝床で右側が厨房で、その厨房の向かい合わせにカウンターが奥の方へと続いている。
一番奥はテーブルがあるようだが仕切りがあるのでその状態は判らないが奥の方で女性の甲高い声がしたので確認できた次第である。
厨房には歳代ぐらいの男性と、カウンターに出入りしている女性の
人でこの店を切り盛りしているようでどうも夫婦でやっている感じである。
女性が陶器のコップに冷えたお茶を持ってきて注文を取りに来たが、「刺身定食はもう終わりましたので他のつから選んでください」ということだったので赤魚のミリン干しにした。
カウンターはビジネスマンと思しき男性たちで一杯だったが入口近くのコーナーに座る。
右側には未だ食事が運ばれていない席に高齢の女性が座ってやおらタバコを吸いだした。
「食事前にタバコなんか吸うなよ」と思ったが、灰皿が置いてあるからこの店では吸うことが出来るようだが、吸っている最中にその女性の料理が運ばれてきた。
「タバコを吸うなら食後に吸うのが普通だろ」と言いたいところだが、そんなことなどお構いなしで、おまけに常連さんのようでマスターに「お酒が飲めればもっといいけど…」なんて言っている。
「勝手に飲みゃーいいじゃないか」と思ったがどうやら酒を飲むことを禁じられていると直感した。
先程のタバコといい酒といい、この店の常連ということは食事は自分で作らずに外食ばかりしている女性、つまりオミズ関係の女性だということがすぐ分かる。
運ばれたメインディッシュは刺身であるからこの女性で刺身定食が終わったんだなということになる。
しばらくしたら私の食事も運ばれてきたので早速食事にとりかかったが、通常赤魚は身がほぐれやすいにも拘らずミリン干を焼くからなのか身が骨と皮からなかなかはずれない。
それでも私が赤魚の身をほぐすのに手こずった食事を終えたのはその女性より早い時間で刺身ならそのままショウユに付けてすぐ食べられるから早いはずだけどと思ったが女性特有のゆっくりである。
店を出てゆっくりと商店街をもと来た方向へ歩きそのまま寺に向かう。
集合場所と思う寺の境内のベンチに座って自宅から持ってきた缶コーヒーを取り出して飲む。
ベンチの近くではハトが沢山いて地面に伏している。
しばらく缶コーヒーを飲みながら待っていたが誰も来る気配がないのでここじゃなかったということで自宅の方へ帰りかけて初めての道を通ったら途中の店に看板が置いてあり、そこには「曲:
円」と書いてあるので一瞬迷ったがこの際気分転換で店に入った。
店に入るといわゆるスナックという感じでカウンター席に人の客がいた。
カウンターの中にはマスターがいてどういうシステムになっているのか分からないまま入口に近いカウンターのコーナーに座る。
その横には高齢の女性がいて、その横にさらに年配の歳代と思われる男性が座っている。
この人はこの店の常連さんのようである。
カウンターの一番奥の方には男性とその手前に女性が座ってる。
ホットコーヒーを頼んでしばらくしたらマスターがカラオケの予約するために機器をもってやってきた。
適当に曲を入れてもらったらいいということであるが、チケットの枚の束を持ってきて
円ですというので「店の前に
曲
円だったから店に入ってきた」というとそれならそれで結構です。
「なんかいい加減な店だなあ」と思ったが、「マァ、いいか,
曲歌ってから帰ろう」と思っていたが、歌っているうちにだんだん調子に乗ってきて
曲を歌った後、面倒くさいからマスターに「チケットをください」といって
曲歌っていくことにした。
ところが、なんていう名のものか知らないが把手付きのグラス容器の中に薄味の汁に半熟状態のタマゴが出てきたので隣の女性に聞くとサービスだという。
それだけじゃなくそのあともポテトが出たり、帰る少し前にはメロンが出たりするのでこんなサービスをしているので採算が取れてるのかと思うほどである。
途中から女性が人入ってきたが、
人はこの店のママで、もう
人は客であった。
この客が音痴でしかもやたらと次々に曲を入れて曲連続で歌ったのでさすがのマスターも
曲目は入れさせないなんて言ってたがこの女性は毎日のように来ている上客だから本気で言ってるのではないことが分かる。
時近くになって私の隣の男女が帰って行ったがその時点で私もあと
曲分のチケットが残っているだけで最後の
曲を歌い終えて帰り支度をする。
マスターは年中無休で盆も正月も午後時から
時までやっているのでまたよろしくとのこと。
また、何かの時に利用できる店がオプションでつ増えたことになる。
そういえば今日は後から入ってきた女性が加わって私も入れたら人の客だけだったが
人ほど来ている時もあって
曲しか歌えない時もあったと隣の女性が言っていた。