自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

言語学者金田一京助と石川啄木が同居するほどの親友だって知らなかった!

2011-02-11 22:20:21 | これはしんそこいけません


ていうか

これはいけません

さすがのワルさだ
石川啄木

気の毒な
金田一京助言語学者

画像は気の毒な
京助青年の方です



そもそも
金田一家の
祖父、父、息子、

三代に渡る

日本語学での
貢献

なんだか
『国家の備品』

みたいになっている
ご一家

なんですけど



その祖父
金田一京助が

あの!石川啄木の
近しい盛岡の上級生で

菊坂の下宿で
同居までした親友だなんて

知らなかった



◇左が京助右啄木です

しかし
この啄木が悪い

これでは
『石もて追われる』

のも仕方ないなあ

故郷全員に
嫌われるって

それなりの
理由が
やっぱりあるんだ



26才でなくなった
とあれば

まあすべて
赦しても
しかたないような

気もしますが

でも
若くして
今で言う30万余の
給料もらって
全部遊興しちゃって

『はたらけど、はたらけど
 我が暮らし楽にならざり
 ぢっと手を見る』

の歌は違うでしょう

と言われてます



なくなったとき
借金二千万円で

薬が買えず

『僕は生きられる命を
 金が無いために絶たれるのだ』

と京助か牧水に
嘆いたという訳ですが

まあ仕方ない
気もします



読んで分かる
短歌、俳句は

一茶、啄木、後代の俵まち?

だけのような気もします

子規には
わるいが
子規も若干意味わかんないです

バショーは
分かるな

読んで意味の分かる
日本語で書いてある



まあそんなのに
取り付かれて

気の毒な
京助は
アイヌ叙事詩の研究の

言語学者の大家で

息子の春彦も

長い事テレビで
視聴者のために
日本語解説してくれました

ざんねん
なくなって

それでもう
解説してくれる人は
終わりかと
思ったら

三代目

秀穂氏が登場

こんなに
必要とする場所に
いつの時代も
いてくれるなんて

まこと金田一家は
『国家の備品』のよう



それで今回の
『金田一家三代の物語』

のテレビ番組内で

秀穂氏が
故郷盛岡の
金田一記念館を
訪れたら

なつかしい
おじいさん京助の
書斎が移築
されていて

子供の頃
いつも遊んでいた
この唐紙の前に座って

こうやって
ここにあってと

テーブルを
正しい位置に引っ張って

思い出を語ってくれました



そしたら
この画面右
半分の顔で



この直後
お父さん春彦の
思い出で

ブハッ

と泣きましたよ



この泣き方を
テレビでしたのは

早坂秘書だけだ

田中角栄の



若い秀穂氏が書いた
論文を褒めて

さかんに感心し

さらに
それだけじゃなく

自分の名前で
この論文を出したい

と言ったそうです

それって
最高の褒め言葉ですよね

と言って
秀穂氏は

ブハッ

と言って
絶句したのでした



春彦お父さんは

92まで健在で
それでなくなったのだから

もうこれ以上と
いう思いは
秀穂氏にもないんだ

だけど
思い出すんだ

ウカツにも
テレビ番組の中で
急に



これだけで
一家三代の
ドラマを見たような
気がしました

見てよかった



しかし

こらー

たくぼくー

そりゃ薬は
買えないワ

観念

したまえ

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