父親への
叶えられない愛
◇
求めては
拒絶される繰り返し
その一生
◇
思うに
こうして今回の様に
TV番組で取り上げられると
私たちは
グレースに肩入れして
見るわけですが
◇
実際
その当時の状況は
父も父
また娘も何かしら
かたくなな
態度を取っていなかった?
◇
お互い
同じ遺伝子
グレースの中に
父と同じ強さ
受け入れ難さ
なかったですか?
◇
父の無理解な強引な一方的な
差し伸べた手
頑なに
拒否していなかった?
◇
最近は
そう思えて来ています
◇
かの
佐野洋子のところの
母子と一緒でなあ
◇
強い母の異常な?遺伝子
娘の洋子にもなかった?
シズコ(母)の
それ
あったでしょう?
同じ
母子だもの
◇
◇
佐野家は
長生きしたシズコ母の
おかげで一時的な
融和あってよかったけど
◇
グレース
◇
一体に
『Y字型の道』
分かれ道
一度その道に入ってしまうと
もう決して戻れない
◇
生涯
近寄る事は出来ないんだ
◇
◇
それで
アカデミー受賞の日の
この言葉
そういう事なんだよなあ
愛して
いるのになあ
返ってくるのは
拒絶
ばかり
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最初の口答え
幼少期
してしまったその日から
◇
パパの様な人には
一回口ごたえしたら
もう終わりだったんだ
憎しみの対象
人が赦せない人なんだ
自分の娘でも
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◇
◇
◇
この日から
父の要求と
違う道
Yの分かれ道に入った彼女
◇
もういくら成功しても
成功すればするほど
それは父への攻撃なんだ
◇
攻撃に他ならない
◇
それに気づかぬグレース
◇
◇
◇
気づくも
気づかぬも
それどうしようも
ないよなあ
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私も入ったその道
認められようと
すればする程
それは
攻撃と感じるんだ
その相手は
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私も苦しんで分かりました
幾らか
◇
◇
でも前の別の番組でも
見ましたが
アカデミー賞でも
だめだった父
でも
このモナコ大公との
結婚は
嬉しかったらしい
と
皇室と繋がりが出来たから
それは名誉心を
満足させた(かと思えた)と
ここが悲しいです
◇
◇
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一回
とうとう
父の愛をつかんだと
思えたと
今回の
岡田准一のプロファイルの
番組でも言ってましたが
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じつは別の番組では
父の死で
帰郷したとき
やはり父が自分を赦して
いなかった
と言う事を
知るのだと
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◇
これでは
どうしようもない
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3歳のとき?
6歳のとき?
父にくちごたえした
あのとき
もう一度憎んでしまったら
決して
人を赦せない
そういう人だったんだ
◇
父親
そしてグレース自身
◇
ごめんなさい
と泣くことはなかったのだろう
父の前で
父の拒絶に折れて
泣き出すことはしなかった
自身の中に
人を赦せない
遺伝子があるから
◇
まさに
それが父そのもの
だったんだ
きっと
◇
◇
≪以下次項≫
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