自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

BSアーカイブの再放送で大きな背中を丸めて奥さんの祭壇に手を合わす仲代達也氏はまるで私のようである

2012-04-19 21:25:23 | 突如世界が消えたよう


暗い話ばかりで

すみません



なんとも
めぐり合わせで

申し訳ないです



先日
BSで数年前の再放送で

あの時も
見ましたけど

仲代達也氏が

実生活でも
演劇劇団主宰の立場としても

深く繋がった

ひとつ年上の

奥さんをなくされて



まだそれから

ある期間しか

過ぎていない頃



一人暮らしの
自宅を取材した番組
でした



その

まだオコツのある
祭壇に

あの大きな
背中をまるめて

手を合わせるすがた



ああ自分の姿のようだ

と思いました



ああこういう風に
見えるんだ

TVカメラとか

部屋の天井の辺りにうかんで

自分の姿を
見おろせは

実際
この通り
なんだなあ



それが

初めて分りました

前に見た時は
まだ私
一人じゃなかったから



仲代氏

あれからもう何年も

だいぶ過ぎました



今は
どんな生活でしょうか



言葉を選んでいえば

新しい生活

になっているでしょうか

なっていないかも
知れないです



どちらでも

私がなにか
言う事じゃない



でも

堅調に

だいじょぶ
オッケー

で毎日
暮していて

頂きたいです



再構築

人生の再構築



よく耳にします

こういうとき



ブライアン・ウィルソンは

弟でパートナーの

カール・ウィルソンを
なくしたとき

『カールなしで
 ビーチボーイズの
 ボーカルアンサンブルの
 再構築なんか
 出来っこない』

とピアノの前で
言いました

『さびしいよ』

とも



それから

その同じ時代の

ビートルズの

ポールの事実上の義兄
年下の義兄
ポールの彼女の兄の

ピーター&ゴードンの

ピーター



こないだ
その相棒のゴードンが
なくなって

その時にも
このブログに書きましたが

『ゴードンなしで
 人生の再構築をするなんて
 とても難しい』





この二人は
だから

グループのメンバーとしては

とてもめずらしく

年取っても
ずっと

仲良かったんだそうです



友情が途切れることなく
続いていて

『彼ゴードンがガーデニングの成果や
 趣味の鉄道模型の自慢話を
 もう聞いてやることが
 出来なくなってしまった』

聞いてやれなくて
すまない

と言っていました



昔から

上から目線のゴードン

自分は
絵のような美青年で



女性に大もて

エライコトで



メガネの地味な
ピーターに
言いたい放題
からかい放題



でも驚いたことに

少しも嫌でなかった
みたいなんだ

ピーターが



自慢話を聞いて
やりたかった
らしいです

生涯に
渡ってねえ



それでその後
ピーターも

ジェームズ・テイラーなどの
大プロデューサーとして

一時期
大御所と言われる
存在になったから

いいんですけど



ジェームス・テイラーや
キャロル・キングとも

今も仲いいし



だから良いんですけど



でも麗しい友情

いい話ですよね





でも出来ないんだ

再構築は



ピーターは
仏教でないから

背中をまるめて

おせんこ

あげて
手を合わせないですけど



さんにんで

食事会など
したいようです



女子会

あれだけやってるんだから

『背中まるめて天井から見られる会』

やったって

いいと
思うんですが



事がコトだ

あの有名な二人だって

来るんじゃ
ないかなあ

話さえすれば

声を掛けさえすれば

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