受けない
冗談を
インタビューアーに
言って
完全スルーされて
一言も
触れられず
いたずらっぽく
目をクルクルッとして
めげずに
次の質問に答える
◇
そんな
快活な
柔らかな
物腰の
青年だった
◇
それ
前に
このブログでも
書いたことで
病気で引退?
のときだったかなあ
ちょっと
不確かですが
自分としては
あの
笑顔好きな青年が
この
厳しい顔の
痩せた老人になるとは

考えも
しなかったです
◇
かなりの
ショックでした
◇
当時
ムーティと
メータと
大体同じぐらいの
時期に
登場しませんでしたか?
1973~74年の
カザルス、クレンペラー
イッセルシュテット?
記憶薄れて
いますが
『指揮者の死ぬ季節』
と当時言われた
その直ぐ後の時代
◇
あのとき
若いケルテスまで
しんじゃって
◇
◇
その後
彼ら3人が
出て来た
様に
思います
◇
◇
アバド
颯爽と
して見えたが
よく見ると
さほどハンサムでなく
どこか
超有名
某国皇太子
の面影ある
親しみやすい
いい青年
◇
ああ
いいやつ
出てきたなあ
と
あの時
思いました
◇

ああ
これはかなり良く
写りましたねえ
これなら
イケメンです
◇

ああ
こりゃあ
青年指揮者だ
◇
そうしてみると
やはり
イメージよかった
んだろうなあ
◇

◇
ああ
こりゃ
こりゃ
顔よかったんじゃん
心配すること
なかったか
◇

よく
笑顔の出そうな
口元
してました
◇

この頃
からかなあ
少し
おじさんに
変わってきたのは
◇
でも
笑顔は
変わらない
◇

ほら
おじさんに
なっても
これなら
大丈夫だ
◇

指揮してても
この目なら
必要以上に
怖くない
◇
硬軟
厳優??
バランス取れる
でしょう
◇
◇
◇
まあですから
繰り返しに
なりますが
時は流れ
◇
あの
茶目っ気クルクル
の青年も
あんな
厳めしい
厳しい
風貌の
老人になって
◇
ああでも
この笑顔です
もう一回出す

顔は
痩せ落ちても
目の明るさは
この顔です
◇
あの頃が
戻った見たい
◇
保持されて
いるんだなあ
ギツギツになった
老体になっても
◇
◇
まあ
アッバード
死を悼まない
◇
数日
数年
経ってみれば
キミと
私との没年に
どれだけ違いがあるか
ハハ
笑っちゃう
程度かも
知れないよ
◇
だいぶ若い
ふた世代若い
なんて
思っていてもね
◇
次
生まれ変わったら
音楽
芸術で
手伝いは
出来ないが
お笑いの
冗談
スルー
する
しない
での
手助けは
出来るかも知らん
◇
今度は
テレビの向こうと
こっちじゃなく
同じとこに
生まれて
お笑いばなし
またやろう
◇
どうぞ
お元気で
◇