去年のクリスマス前後に
ヴィラデスト
ブール・ル・ロワ
パティシエのS氏が
渾身の一撃で
焼いた
『古式バウムクーヘン!』
桜?の心棒で
威厳充分に焼きあがった
この1本!
≪どうぞ当ブログ2007年12月23日参照下さい≫
あのとき
パティシエは
仰いました
『1月14日まで賞味期限があるから
どうぞ熟成させて味の違いを味わってください』と
それで私は
言いつけを
守って
守って
残った1部を
ずっとしまっておいて
冷蔵庫でなく
ラップにくるんで
冷暗所
そして
1月5日と
1月12日に
食してみました
◇
そしたら!
熟成しましたね
パティシエの言う通り
あのですね
『みっちり』して来るんです
しめって重く 甘く 甘く なってくる
密度が濃くなってくる感じ
この
『ミツド』とか『みっちり』
の語感どおりの感じになってくる
おいしい!
ああ言いつけを
守ってよかった
Sパティシエの言う事は
すこしも
大げさでなかった
意味があって
言っているんだ
なぜ
もっと真剣に 言いつけを
聞かなかったかなあ 今まで
せっかく
大事なとこを教えてくれてるのに
貴重な
貴重な
言葉なのになあ
◇
それで画像は
あのとき そのバウムクーヒェンを
キチンと切り分けてくださった
桃カフェの
桃ねえさんです
今日行ったとき
その話になって
それできょうこうしてアップしました
笑ってお話しましたが
言いつけを
守らなかった
ねえさんは
あのとき
スモーキー・フレーバーの
新しい状態の
クーヘンを
おいしくて おいしくて
全部 食べてしまったそうです
ハハァ それは困りましたねえ
Sパティシエに頼めば
1本ならマタ焼いてくれるかも
知れませんと
慰めました
ただ あれ
1本でも1日がかりの仕事と
思われますが
まあでも
これで
ル・ロワのウーパケーキとか
色々
熟成の指導書きのついているものは
もっと真剣に
言う事を聞かなければ
いけません
何事も経験せねば
分らないです
経験すれば心底
言葉の意味がわかります
いままで どれほどたくさんの
Sパティシエの言葉が
悲しく受け取られることなく
消えていった事でしょうか
受け止められた分て
0.000005%
かなあ?
◇